11月はケヤキが黄金に色づき、12月にはイルミネーションが輝く日本一美しい並木道・表参道。その坂道の真ん中のビル2階にある『チャイナ・サーカス』は、全面ガラス張りの窓からそのナイスビューを独り占めできる穴場チャイニーズ。ロンドンの飲茶レストランのような店内で楽しめる料理は、単品メニューもOKで意外にリーズナブルだ。
ここで今、2月からメニューに加わり、注目されているのが、中国・大連生まれの劉玉栄さんが作る水餃子、「LIUMA BAO(劉媽包)」。大連は水餃子が有名。来日して19年目の劉さんは料理上手なお母さん(媽)の水餃子(包)を思い出し、日本の食材で作ったらもっとおいしくなると思い、手作りに挑戦。
うに水餃は北海道産のうにと庄内豚ロース、大葉を包んだ贅沢な一品。レンゲにのせて出てくるので、一口で一気に食べるか、ふた口で大事にいただくか…悩む時間がもったいない! アツアツをつるりと頬張ると口の中いっぱいにうにの甘味が広がる。その薄い皮のデリケートなこと! これぞ手作りならでは。脂ののった金目鯛水餃も他では味わえない濃厚さ。イカ海鮮水餃もパツパツした食感が心地よい。合わせたいのは日本ワインのリストから、広島のシャルドネ「トモエ」をどうぞ。
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