セカオザが語る、唯一無二の恋愛論。
甘~い言葉とハスキーボイスで、日本中の女子を夢中にさせるセカオザこと小沢一敬さん。面白男子代表が放つ恋愛論&モテ論とは?
「俺はモテません」と断言する、お笑い芸人の小沢一敬さん。ものすご~くモテそうなのにその真意やいかに? と話を聞いてみれば、
「“モテる”って“have”だと思うの。I have a penのhave。好きだと言ってくれる人の気持ちを、その想いを持てるかどうかっていう自分側の問題なのよ。俺は人のこと持てない。握力がないんだよね。恋人を作らないと決めてるわけではないんだけど、今はみんなと遊ぶのに忙しくて恋人はいません。俺にとっては、恋愛も、仕事も、草野球も、歯磨きも全部一緒。分けて考えないし、スイッチもモード切り替えもなし。ずーっと小沢モード」
モテない!? ならば、自分から口説きにいくタイプですか?
「“口説く”とか“落とす”ではなくって、俺はむしろ上げたい! 女性と一緒にいるときはいつも、楽しい気持ちにさせてあげたいって思ってます。でも二人で過ごすより、大勢で遊びたい。二人でどこかへ行ったとしてもずっとヘッドフォンで音楽聴いてるような男です。音楽はいつだって聴いてたいし、例えば誰かと恋に落ちて『海行こうぜ!』って走りだしたら、映画だったらそこでバーン! って音楽がかかるでしょ? そんなふうに、デートしてても『横断歩道を渡ったときに何の曲がかかるかな?』『ここでは何がかかるかな?』ってワクワクしてる。BGMが流れるような、映画みたいな人生を送りたいんです」
映画みたいに甘~いセリフを囁いたり、メールに綴って送ったりもするんですか?
「しないしない。してるのかな。してるのかもしれないけどわかんないな。アメリカ人が『今から英語しゃべろう』と思わないのと一緒で、『甘い言葉を言うぞ』とは思わないけど……気づいたら囁いてるのかもしれない。でも恋愛用に言葉のストックをするわけじゃないし、相手が男か女かっていうのも関係ないの。仲良くなるときに、相手の性別とか考えてないし、たまたま気が合う人が女性だっただけ。他の人とはちょっと違うかもしれないけど、これまでに付き合った人たちは、『小沢はこういう得体の知れない生き物だ』って理解してくれてたんじゃないかな」
切ない表情とハスキーボイス。さみしがり屋のイメージも強いけれど、本当のところどうですか?
「一人が好きだけど、孤独が嫌い。今、チュートリアルの徳井くんと、放送作家の桝本壮志とシェアハウスに住んでるんです。1階に俺の部屋があって、後輩たちが遊びに来て隣のリビングで飲んでたりすると、俺は先に部屋に戻っちゃう。みんなが飲んでる楽しそうな声を聞きながら一人で過ごして、気が向いたら話しかけに行く。そんな距離感が理想です。
恋人との関係も、それぞれやりたいことや暮らしがあって、丸が2つあるのがいい。重なってる部分が大きければいいな~とは思うけど、独立した丸でありたい。小沢健二の『それはちょっと』という曲があるんだけど、この曲の歌詞は俺の結婚観そのもの。俺、ワガママだし、変えられちゃうの嫌なんです。でも一方で、心のどこかでは、中学生くらいの、うまくいかなくて『わー!』って叫んじゃうような、あんな恋愛がしたいなって思ってもいます。俺の中には、“報われないこと”への憧れがずっとあるんです。
『寺山修司少女詩集』に『海を見せる』っていう2ページの短い詩があるんだけど、海を見たことない女の子に、バケツで海を汲んできて見せた男の子が『うそつき!』と言われてしまう話で。これを子供のときに読んで以来、“頑張っても報われないことが美しい”っていう、この世界観が大好き。俺の価値観の根底にはこれがあると思います」
繊細な感性で母性本能までくすぐる小沢さんの理想のタイプは、
「電車の中でおにぎりを食べて、それがかわいいなって思える人。素朴でいてほしいってこととも違うんだけど、無邪気さかな。うちの母親はいつも歌を歌ってるような人だったから、つまり結局マザコンなんだと思います」
【人気記事】
※モー娘。伝説のリーダー・道重さゆみが沈黙を破る「卒業の夜の出来事」
※道重さゆみ「ファンをあなどってた」 復活に向けてブログに“暗号”
※ 【浮気・不倫・離婚!】結婚線から見る「恋のトラブル注意」の手相3選