ジョニィ・ジョースター
レースに参加する半身不随の元天才騎手。
元騎手で、慢心から半身不随に。自身の足を動かしたジャイロの鉄球の「回転」に希望を見出し、レース参加を決意。
ジャイロ・ツェペリ
鉄球を操る謎多きアウトロー
ある目的のためにレースに参加する謎のアウトロー。鉄球に「回転」の技術を込めて操ることができる。
僕が『ジョジョ』に足を踏み入れたのは中学の友達がきっかけ。彼が「オラオラ」とか「おれは人間をやめるぞ!」なんて、名言を言ったりして…。アニメ『ファントムブラッド』(原作第1部)が始まる頃で、見始めたらのめり込んでいきました。
僕も中学の頃、友達の家に『ジョジョ』の漫画全巻が置かれていて、彼も独特のセリフを言い始めた(笑)。「お前も読んでみろよ」って薦められて、第5部『黄金の風』から読み始め、各部を一気に読み終えた頃に『SBR』の連載が始まりました。
声優になってからも、『ジョジョ』はファンとして純粋に楽しんでいたので、オーディションの話が来た時は、「僕が受けてもいいの?」って思いました。
好きな漫画がアニメ化されることになって、やりたいと思ってもタイミングが合わなかったり、実力が伴わなかったりするのはよくある話。『ジョジョ』は時間をかけてアニメ化され、学生時代に読んでいた『SBR』のアニメ化と自分のキャリアが重なり、ジャイロをやらせてもらえるのは奇跡で、これ以上ない喜び。でも、オーディションを受ける前は怖くて…。「落ちて作品を見るのがつらくなるなら、受けないままのほうが好きでいられるのでは?」と思ってしまうのは、声優のオーディションあるある(笑)。
事務所の先輩である阿座上さんと一緒に演じられることになり、阿座上さんはジャイロみたいに飄々としている部分があるからぴったりだと思いました!
坂田くんは芝居に対する姿勢が貪欲で、現場で「こいつを喰ってやろう」という野心を感じる。そこはジョニィに通ずるかも。
声優3年目の時、ある先輩から「マイクの前では平等だから」と言われたのが心に残ってて。だから遠慮しないし、むしろ遠慮しないほうが面白がってもらえるはず、と思いながらやってます。
いつも背中を見て学ばせてもらっています!(笑) 僕はジョニィの生き様が好きなんですよ。初めから信念や正義があるわけじゃなくて、自分の未熟さも認められない男。とにかくもがいて抜け出そうとするけど、その方法が間違っている。そんな人間くさいキャラクターなんですよね。僕は中学の頃に、劣等感を抱いたり、もがいていたことがあるんです。その時、もしも希望を見つけたら、それを手放さずに進むしかないと思っていたので、そんなところがジョニィと重なるんです。彼に共感しながら彼を表現できるのはとても楽しいし、あの頃の自分が無駄じゃなかったと思える。ジョニィという人物の、人としてきれいじゃない部分も含めて輝かせたい、という思いで挑みました。
『SBR』は、夢を叶えたという実感が特に感じられる作品なだけに、半端な気持ちじゃできないし、自分の声優人生をかけて臨まなきゃならないと思っています。キャストもスタッフも『ジョジョ』が大好きで、原作リスペクトでアニメを作り続けてきました。原作の独特な言い回しも一言一句大切にしているし、僕もそうすることで、きっと『ジョジョ』の魂も受け継いでいけるんじゃあないかと感じてます。ジャイロという役は、初めは得体の知れないアウトローな男なので、そこを意識して出すようにしました。一方で、原作ではおなじみなのですが、「ニョホ」というセリフがあって、これは大事にしました。「ニョホ」の引き出しを作るために、いろいろな言い方を試したりして…。
あまり録り直しをしない現場だったので、舞台のような緊張感がありましたね。
スティーブン・スティール役の三宅健太さんの熱量がすごかった! 『スターダストクルセイダース』(原作第3部)でモハメド・アヴドゥルを演じていて、大の『ジョジョ』好き。ジョジョの精神を受け継ぐ者の一人だった。
三宅さんは、体を震わせながら楽しそうに演じていて、負けていられない、って思いました!
『ジョジョ』は受け継がれていくものがある一方で、第6部で一つのピリオドが打たれた後に展開される『SBR』は、新たな物語が始まった! って雰囲気に満ちていて、そこがすごくいい。
『ジョジョ』には理屈じゃないパワーがあるから、魂を燃やさなければって気にさせられる。
『SBR』はアメリカを横断するレースなので、『ジョジョ』初心者も入りやすいと思うし、レースの結果も気になるはず。さらにはいろんな謎も出てきます。勢いがあって止まらなくなると思うので、僕らと『SBR』をスタートしましょう!
坂田将吾
さかた・しょうご 熊本県出身。主な出演作に『チェンソーマン』(早川アキ)、『不器用な先輩。』(亀川侑)、『千歳くんはラムネ瓶のなか』(千歳朔)、『正反対な君と僕』(谷悠介)など。
阿座上洋平
あざかみ・ようへい 群馬県出身。主な出演作に『機動戦士ガンダム 水星の魔女』(グエル・ジェターク)、『鴨乃橋ロンの禁断推理』(鴨乃橋ロン)、『忘却バッテリー』(藤堂葵)など。
『スティール・ボール・ラン ジョジョの奇妙な冒険』
1890年のアメリカを舞台に、人類史上初の乗馬による北米大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に参加するジョニィ・ジョースターとジャイロ・ツェペリの活躍を描く。3月19日からNetflixで世界独占先行配信。ⒸLUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険SBR製作委員会