大賞に引けを取らないくらいおもしろい! 第16回ananマンガ大賞準大賞に選ばれた4作品をご紹介します。ピュアな大学生の恋や、青森が舞台の物語、さらにシングルマザーの恋2作が選ばれました。

Index

    📖 第16回ananマンガ大賞受賞作はこちら!

    『たぶんここから始まる恋』ねむようこ

    父親が蒸発した塾講師とシングルマザー。危うい恋を見るようで、胸がドキドキ

    1巻 ¥880/シュークリーム(C)ねむようこ/シュークリーム

    ドラマ化もされた『こっち向いてよ向井くん』の作者の新作は、塾の講師・遼介と生徒の保護者・奈々美が徐々に惹かれ合っていく、大人の不器用な恋物語。遼介は実の父親が蒸発していることが心に引っかかっており、保護者との恋はあり得ない。しかし娘を思う強さがありながらどこか危うい奈々美が気になってしまう。読んでいるこちらに“禁断感”を抱かせる物語から、目が離せない。

    『嵐に舞うプシュケ』おむ・ザ・ライス

    美しく才能あふれる美術系大学生と、ピュアでまっすぐな女子の青春恋愛譚

    1巻 ¥748/KADOKAWA(C)おむ・ザ・ライス/KADOKAWA

    奨学金で大学に通うみつばとコンビニで半額のハンバーグ丼を同時に掴んだのは、同じ大学に通う芸術専攻のリッチ&グッドルッキングな学生・満谷怜。そんな縁でみつばは週1回彼のアトリエを片付けるバイトをすることに。怜の存在や才能、彼の仲間たち、さらにはアートが気になり始め、同時に彼も徐々に距離を詰めてきて…。秘密めいた怜のキャラクターに、ページを捲るたびにハマりそう!

    『林檎の国のジョナ』松虫あられ

    “外見”っていったいなんなのか。悩むジョナと正市の、居場所を探す物語

    1~2巻 各¥770/双葉社(C)松虫あられ/双葉社

    大ヒットした『自転車屋さんの高橋くん』の作者が描く物語。容姿と派手な名前に自信が持てないアリスは、過干渉な母から逃れ祖母が住む青森へ。そこで出会った祖母の家に出入りするイケメンりんご農家の正市に、“りんごに似ているからジョナ”と呼ばれるように。青森の空の下、アリスは少しずつ心を溶かしていく。一方容姿に恵まれた正市のコンプレックスもまた根深くて…。

    『吹きこぼれの春』鳴海 涼

    恋愛よりも、息子と生きることが大事。その頑なな心を溶かす男は、いったい誰?

    1~8巻 各 ¥165/シーモアコミックス(C)鳴海涼/シーモアコミックス

    高3の春休みに妊娠し、ひとりで出産。現在28歳で未婚のシングルマザーとして診療所で働く綿矢けい。仕事と不登校の息子の子育てに奮闘する彼女にとって、恋愛に使う時間はない。そんな診療所の院長に、“女嫌い”の医師・40歳の上条が着任。気が合わないふたりだが、徐々に心が近づいていく。一方けいは高校時代の彼氏と偶然再会、息子の出生に興味を持たれ…。

    anan2477号(2025年12月26日発売)より
    Check!

    No.2477掲載

    NEXT!

    2025年12月26日発売

    来年のトレンド予想、私たちをとりまく社会の話、そしてネクストカミングな俳優さんやVTuberなどをピックアップ。10月に行われたanan AWARD 2025の受賞者の撮りおろし、そしてAWARDレポートも一挙掲載。モノクロでは第16回ananマンガ大賞の発表も。

    Share

    • twitter
    • threads
    • facebook
    • line

    Today's Koyomi

    今日の暦
    2025.12.
    31
    WED
    • 六曜

      仏滅

    大晦日ということで各種イベントやカウントダウン、そして初詣のために、大勢の中に入っていく人が多そうですが、その一方で外出はせずに身近な人たちと、または好きなライブ配信者のもとに集まって、みんなで年越しを楽しむ人もたくさんいると思います。今日の暦はまさにそうした内容で、にぎやかさが強く表れています。

    Movie

    ムービー

    Regulars

    連載