『anan』による男子100人に聞いた事前のアンケートでは、「知ったかぶりをしがちな女性はアリですか?」という問いに実に4人に3人の男子がナシの、不人気ぶり。しかし、坂上忍さんは一概にそうとも言えないというご意見をお持ちのようです。
これ、難しいですね~。「知ったかぶり」というと聞こえは悪いけど、その場の会話を円滑にまわすための手段の場合もありますよね。
たとえば、誰かが話の中心にいて、「~だよね?」とか「そう思わない?」って急に振られたとき、「ですよね~」や「そう思います」などと言って、同調した方がいい場合もあるんじゃないかと。本当は「何それ?」と聞きたい自分を抑えて、その場の会話の流れを優先しているわけで…。これは知ったかぶり? 知らないと思われたくないからって、自分の価値を上げようとしているプライド優先タイプとは、中身が違いますよね。
逆に、知っているけど知らないふりをした方が、その場が盛り上がる場合だってある。どっちも、その場の空気を読めるかどうか、コミュニケーション能力の問題だと思います。社会人なら、誰しも必要なテクニックですよ。
まぁ、つい知ったかぶってしまうことなんて多々ある。そんなときは、家に帰ってから調べてちゃんとモノにすれば、ひとつ知識が増えることに繋がるんじゃないかな。