キーワードは“ 繋ぐ”! “ 全プリキュア世代”を一つにするポイント
プリキュア 2004年より放送されているアニメシリーズで、普通の女の子がプリキュアに変身し、激しいアクションで敵と戦う物語。プリキュアはプリティとキュアを合わせた造語で、開始当初のキャッチフレーズは“女の子だって暴れたい!”。第1作の『ふたりはプリキュア』に始まり、20 作目が現在放送中の『ひろがるスカイ!プリキュア』。
まるで全編ハイライト。73分で描かれる、歴代プリキュア78人の姿。
今回の映画は、シリーズを超えてプリキュアが登場するオールスターズ映画。20年の歴史&思いを詰め込んだ濃厚な内容で、出てくるプリキュアの人数はシリーズ歴代最高人数の78人!! 最新作の『ひろがるスカイ!プリキュア』のキャラクターを中心に、出会い、友情、変身、そしてバトルが次から次へと描かれる、瞬きもできない怒涛の73分!!
「あなたもプリキュアなの!?」物語は、仲間とはぐれ、新たな出会いからスタート。
ソラ(キュアスカイ)が目を覚ますとそこは不思議な世界。仲良しのましろ(キュアプリズム)たちとははぐれてしまったものの、たくさんの新しい友だちと出会うソラ。だけどみんなの記憶はあやふやで、しかも気がつけばここは“プリキュア”しかいない…!? 元の世界に戻るための手がかりは、遠くに見えるお城。さあお城を目指して冒険のスタート!!
“オールスターズ”でしか見られない、世代を超えたプリキュアのコラボレーション。
数あるプリキュア映画の中でも、シリーズの垣根を越えてプリキュアが登場し、おしゃべりしたり共に戦う姿が見られるオールスターズはやっぱり格別。オールスターズ映画としては5年ぶりの今作では、20年の歴史を感じさせる描写が随所に見られます。さらに映画オリジナルの新しいプリキュア〈キュアシュプリーム〉も加わるのが嬉しい。
あらゆる意味を含む“F”と改めて考えるプリキュアとは何か。
タイトルの最後についたFの意味は何? Festival、Friend、Forever…など考えるほどに想像が膨らむけれど、映画を観ると、きっと“あなたのF ”の意味が見つかるはず! 果たして20周年を迎えたプリキュアが放つメッセージとはなんなのか。大人の目で観ることで、作品の持つ深い意味合いに気がついたり、新たな魅力を発見する楽しみも!
『映画プリキュアオールスターズF』
声の出演/関根明良、加隈亜衣、村瀬歩、七瀬彩夏、古賀葵ほか 映画主題歌/「うれしくて」いきものがかり 原作/東堂いづみ 監督/田中裕太 脚本/田中仁 全国で公開中。https://2023allstars-f.precure-movie.com
©2023 映画プリキュアオールスターズF製作委員会
※『anan』2023年9月27日号より。
(by anan編集部)