自分らしい開運行動で、楽しく変化していこう。
閉塞感を抱きがちな今だからこそ、自分ができることから始めて幸運を手に入れたい! そこで、開運や占いで話題の3人に運をつかむための行動や習慣について教えていただきました。難しく思われがちだけれど、実は開運行動はシンプルで簡単にできるものばかり! なぜかいつもツイている人は、運を呼び込む行動や習慣、つまり“開運行動”を、無意識のうちに日々実践しているのかも? それぞれの見解から開運行動を教えてくれた3人も、こんな時代だからこそ動くべき、と意見を揃えます。
「世の中の状況が大きく変わってしまった今、以前の感覚のままでいたら苦しくなってしまうので、自分自身が変わる必要がありますが、どう変わるかは自分で見つけていいんです。今までの価値観は崩壊しかかっているので、新しい価値観を見つけていきましょう。まわりと合わせる必要はなくて、自分なりの価値観で大丈夫」(SHOCK EYEさん)
「様々なことが以前と変わってしまった今のこの状況に対応するのでは遅いんです。より先を見据えて動く人に運がつきます。例えば、5年後に輝くことを目指すとか、直近ではなく、少し先の未来のゴールを設定してみましょう」(Love Me Doさん)
「九星気学的には、2021年は実力主義の年。スキルアップ・レベルアップすると運気も上がる年です。資格や免許取得に挑戦するのもいいですし、簡単なところでは幅広くニュースを見て見識を深めるでもいいです。新しい趣味を始めるのも一種のレベルアップですから、運が上がります」(シウマさん)
ここでは、SHOCK EYEさん直伝の開運行動をご紹介します!
超! 強運体質になるための“ポジティブ筋”トレーニング
SHOCK EYEさんは、体験や出来事を全て前向きにとらえるという“ポジティブ変換”を実践している。そのアクションのために必要だという“ポジティブ筋”の鍛え方を教えてもらいました!
“ポジティブ筋トレ”の積み重ねが強運を呼ぶ。
ゲッターズ飯田さんに鑑定され、「歩くパワースポット」と呼ばれるようになったSHOCK EYEさん。昔から変わらず習慣にしているのが、“ポジティブ変換”だ。
「僕は、日々目の前に起こったこと、小さなことでも大きなことでも前向きにとらえ、ネガティブな言葉や後ろ向きな言葉は使わず、前向きな言葉を使う習慣があります。世の中は、自分のとらえ方次第で幸運にも不運にもなることばかりなんです」
起こったことを前向きにとらえていたら、“強運”と呼ばれるようになった。
「でもこれ、急になろうと思ってなれたわけではなくて、日々軽いダンベルを持ち続けることで、ある日、突然重いものを持つことになっても平気で持てるように、“ポジティブ筋”をいつも鍛えていたおかげなんです。ポジティブ筋を鍛えるには、日々、ポジティブ変換を習慣づけること。普段から鍛えているポジティブ筋が、いざというとき自分を支えてくれますよ」
世界が様変わりした今。SHOCK EYEさんはこの時代とそこに生きる人を、どう見ているのだろう?
「世の中が変わってしまったから、自分も変わらなきゃいけない…。だけど変わりたくない、という人もたくさんいると思います。そんな人たちはきっと、一番窮屈な思いをしているでしょう。でも、自分が心から真剣に考えて、自分のためだけじゃなく家族や友人、恋人といったまわりの人のために、考え行動して、それで自分が変化することができたらその窮屈な思いから脱することができるはずです」
自身もまた、変わろうとしている。
「今の時代を冷静に見ながら、自分らしい変わり方を勉強して新しいことを身につけてほしい。僕も今できることを夢中でやっています。家族と過ごす時間をすごく大事にしたり、SNSでファンとつながったり。いま起きていることと向き合って行動しているから、僕は諦めずに前向きに楽しく過ごせています。ぜひ、一緒にポジティブ筋を鍛えていきましょう!」
ポジティブ筋を無理なく鍛える8つの行動
毎日の生活でこの8つを実践すれば、ポジティブ筋が自然と鍛えられる!
不安探しをやめる
「人は、無意識のうちに脅威と感じるような情報にばかり手を伸ばしてしまう生き物なんです。日々のニュースとか、最低限の情報は知らないといけないですが、悩んだところで自分では解決できない情報は遮断しましょう。目の前のやるべきことを見つけて、余計な情報に触れたり考えたりするヒマを作らないことが大切です。逆に、答えが見つかることを考えている時間はすごく有意義ですよ」
自分の「好き」「嫌い」をはっきりさせる
「人や趣味や価値観…、そういった好き嫌いを自分の中で明確にしておくと、同じ趣味の人、同じ価値観の人に出会いやすくなります。その結果、自分がこんな人と出会いたいと思っている人と出会う確率も確実に上がります。好き嫌いをはっきりさせたことで離れていく人もいるでしょうが、僕はそんな人は追わないようにしています。でも、好みの合わない人や出来事にもリスペクトは忘れません」
毎日、植物のお世話をしよう
「本来、何かのお世話をするというのは誇らしいこと。子育てや毎朝神棚の水を取り換えることも、僕はお世話のひとつだと思っています。比較的簡単なのは、植物のお世話ですね。植物と向き合って、『葉が増えてきたな』とか『今日は日光に当ててあげよう』とか、そんなことを考えていると無心になれるんです。続けているうちに自分の頑張りにも気づけて、自分自身を褒めてあげたくなりますよ」
ノートに気持ちを書き出してみよう
「心に不安のストームが吹き荒れて、不安に呑み込まれそうなときは、気持ちをノートに書き出しましょう。ひと通り書き出したら、次はそれをどう解決するか、1個ずつ書きます。例えば勉強なら、1日何時間この教科をやろうとか。それだけで気持ちが落ち着きます。ダイエットを決意したのに器具を買っただけで安心しちゃう人みたいですけど(笑)、これ、すごく効果的なので試してみてください」
新しい節約習慣を身につけよう
「お金に対して、人は小さな変化にも敏感になります。10が9になっただけですごく苦しいし、逆に1から2にするときはすごく楽しい。そういう気持ちの変化をうまく使うと、お金の不安がやわらぐと思っています。フリマアプリで物を売ったり、やったことのない節約方法を取り入れたり、お金を少し増やす行動をしてみてください。1が2になるだけでワクワクして、お金に前向きになれますよ」
頭の中にある悩みや考え事を定期的にシャットダウンしよう
「現代人は、いつも複数の考え事や悩みが頭にあります。それはパソコンでいうと、アプリが複数立ち上がって常に負荷がかかっている状態。パソコンなら再起動しますよね。それと同じで、頭を再起動しましょう。僕のおすすめは、何も考えず自然の中を散歩。部屋でボーッとしてもいいですが、ちょっと疲れるぐらいが頭を空っぽにしやすいです。再起動後はポジティブ変換しやすくなります!」
負の感情を呼び起こすものは全て断捨離しよう
「SNSで華やかな生活を送る人を見て、うらやましいとか嫌な気持ちになったり…。そういう負の感情を生むものは全て断捨離しましょう。情報でも人でも持ち物でも、負の感情を呼び起こすものは目の前からなくすべきです。自分にとっていい影響を与えてくれる人や物と時間を共にすることが“ポジ筋”を鍛えるんです。同僚とか関係性を絶てない場合は、電話帳から消去するなど工夫しましょう」
嫌なことがあったときは、「もうこれは終わり!」と手をたたこう
「生活していると、どうしても嫌なことに出くわすもの。嫌な気持ちは“即切り”に限ります。なので嫌なことを切るスイッチを持ちましょう。僕は嫌なことがあったらパンと手をたたき、自分の心に編集点をつけています。編集点というのは動画編集の用語で、要は『ここでカット、ここから次のシーンに移る』という目印。『嫌な時間、終わり』って編集点をつければ、すぐポジティブに戻れます」
ショック アイ 1976年生まれ、神奈川県出身。湘南乃風メンバー。ゲッターズ飯田さんに「とにかく運が強い、歩くパワースポット」と鑑定されたのをきっかけに、人を強運に導く活動を始める。湘南乃風の全国ツアーが開催中。『SHOCK EYEの強運思考』(ダイヤモンド社)発売中。
ラブ・ミー・ドゥ 占い師、風水師、占星術師。風水、四柱推命、手相、占星術など東洋、西洋の占術に精通し、メディア出演や著書多数。芸能人のブレイクや政界の重大ニュース、自然災害の予見、プロサッカーの試合結果など数々の的中エピソードを持つ。
シウマ 1978年生まれ、沖縄県出身。琉球風水志。沖縄に伝わる琉球風水に精通。姓名判断をもとに編み出した独自の占術「数意学」により、携帯ナンバーや暗証番号による開運術を提唱。『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演中。
※『anan』2021年6月16日号より。写真・大内香織 取材、文・金山 靖
(by anan編集部)