“顔の天才”チャウヌ、周囲の反応に「今でも慣れることはない」

エンタメ
2021.05.29
歌手兼俳優として活躍し、注目度抜群の次世代のスター、チャウヌ。誰もが恋する、その圧倒的なビジュアルを生かしながら、出演作ごとに演技力にも磨きをかけている。

いま世界でいちばん美しい男。

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歌手であり演技の世界でも活躍する次世代のスターとして注目度が急上昇中のASTROのチャウヌ。完璧なビジュアルから“顔の天才”と呼ばれ、頭脳の明晰さと優しい性格から“チェチェチャチャ(推しは推しチャウヌはチャウヌ)”という言葉が流行したほど、スペシャルな存在感を放っている。

「そう言ってもらえることはうれしいのですが、今でも慣れることはないですね。恥ずかしいのは相変わらずですし、僕は全然完璧ではないです。くすぐられるのに弱くて、かなりのいたずら好き(笑)。みなさん、僕のことを優しいって言ってくれますよね。(日本語で)でも僕は優しいけど、めちゃ優しくはない(笑)」

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これまで出演したおもなドラマは「ASTROの活動と撮影が重なり大変なスケジュールでしたが、その経験から得たものも大きい」と語る初主演作『私のIDはカンナム美人』。時代劇『新米史官ク・ヘリョン』では「先輩俳優の方々との共演から多くを学び、(撮影が夏だったので)蚊に刺されても我慢できる忍耐力もつきました(笑)」という。そして最新主演作は、ウェブトゥーンをドラマ化した『女神降臨』。漫画から抜け出したようなルックスと繊細な演技力が生かされ、原作の再現率の高さも話題を呼んでいる。

「原作のウェブトゥーンは序盤だけ目を通し、キャラクターを作る過程ではほぼ読まずに監督と脚本家と話し合いながらスホという役を演じることに集中しました。この作品で改めて演技って楽しい! と思ったんですよね。6か月間スホとして過ごして、最後のシーンの撮影を終えて家に帰る道ではいろんな感情が湧いてきました。喜びもあるけど寂しくもあって、演技の仕事には抜け出せなくなる中毒性があるんだと思いましたね。演技には正解があるわけではないので難しいけれど、面白いです」

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ドラマを観たASTROのメンバーの反応も気になるところ。

「ジンジンさんは音楽番組のリハーサルのとき急に“ジュギョン!”とヒロインの名前を叫んだり、ラキは元気が出るような応援のメッセージを送ってくれたり。ムンビンはレッスンで一緒のときに“アクション上手だったね。すごくかっこよかったよ”ってよくほめてくれたりしました」

歌手と俳優の活動を両立させる大変さについては、「それぞれに集中するだけです」と語る。

「もともといろいろなことに挑戦するのが好きで、休むのはあまり好きじゃないタイプなんです。だから精神的に大変なことはひとつもないのに、最近は体力が足りないと感じることもありますね。以前はそんなことはなかったけど、僕ももう(韓国の年齢で)25歳になったので(笑)」

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多彩なシーンで活躍するチャウヌが感じている、韓国エンターテインメントの強みとは?

「韓国には僕がいる! 冗談です(笑)。素敵で才能あふれる俳優、歌手の方々が多いのが韓国エンタメの強みだと思います。みなさんとても頑張っていますし……、この質問に答えるのは難しいですね。僕自身はジャンルにはこだわらず、ドラマ、映画、音楽など幅広く楽しんでいます」

チャウヌ 1997年3月30日生まれ。韓国出身。2016 年に韓国、‘19 年に日本でデビューしたASTROのメンバー。俳優としてはドラマ『最高の一発~時空を超えて~』などを経て、『私のIDはカンナム美人』『女神降臨』に主演。

※『anan』2021年6月2日号より。写真・Daun Kim(STUDIO DAUN) 取材、文・細谷美香 構成・菅野知子 コーディネーター・Shinhae Song(TANO International)

(by anan編集部)

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