音楽原作の人気作品が待望のアニメに!
楽曲の制作に大物アーティストが多数参加していることから、ファンのみならずヒップホップ好きの心をも鷲掴みにしてきた『ヒプノシスマイク-Division RapBattle-』、通称“ヒプマイ”。これまでに14枚のシングルと1枚のフルアルバム、配信・特典CDなどの楽曲のほか、コミカライズ、アプリゲーム、舞台化、そして5回のライブ開催…。様々なメディアミックスを繰り広げてきた大人気コンテンツが、ついにアニメ化。これまでCDやコミックスで展開されてきたヒプマイの物語が、今回アニメで見られるとあって、ファンはもちろん、むしろこれまでヒプマイに触れてこなかった人にこそチェックしてほしい作品。魅力的なキャラクターの日常が垣間見られるストーリーに加え、ラップバトルシーンでは毎週新曲が流れるという大盤振る舞い! 次回、第5話放送目前。ここまでの各話のあらすじを振り返りつつ、注目すべきポイントをご案内します!
“ヒプノシスマイク”って?
武力が根絶され、女性たちが覇権を握るようになった“H歴”の時代。人を殺傷するすべての武器が廃棄され、人の精神に干渉する「ヒプノシスマイク」による争いに取って代わった。国の中枢である中王区を牛耳る言の葉党党首、そして内閣総理大臣の東方天乙統女(とうほうてんおとめ)は男性たちの反感を敵チームに向けるため、各ディビジョン代表チームによるディビジョンラップバトルを開催することに。男たちの威信をかけたテリトリーバトルが始まろうとしていた…。
登場人物たち
ブクロを担う三兄弟
イケブクロ・ディビジョン【Buster Bros!!!】
中央・山田一郎(やまだ いちろう)CV.木村 昴
山田家の長男。萬屋ヤマダの経営者。情に厚く、弟想い。面倒見がいいため、誰からも慕われている。碧棺左馬刻とは犬猿の仲。伝説のチーム“ The DirtyDawg”の元メンバー。
右・山田二郎(やまだ じろう)CV.石谷春貴
山田家の次男。高校2年生。イケブクロ・ディビジョンの顔役。兄を神格化し、自身も不良になった。一郎の影響でアニメやラノベに詳しい。三郎とは常に小競り合いをしている。
左・山田三郎(やまだ さぶろう)CV.天崎滉平
山田家の三男。中学3年生。何でもこなす天才肌。不良にはならなかったが一郎を尊敬している。ボードゲームとカードゲームが趣味だが友人が少ないため常に相手を探している。
ヤクザ・警官・元軍人
ヨコハマ・ディビジョン【MAD TRIGGER CREW】
中央・碧棺左馬刻(あおひつぎ さまとき)CV.浅沼晋太郎
ヨコハマ界隈を仕切るヤクザ。喧嘩っ早いが女性には手を出さない。ヤクザになったのは、可愛がっている妹のため。山田一郎とは犬猿の仲。“The Dirty Dawg”の元メンバー。
右・入間銃兎(いるま じゅうと)CV.駒田 航
「しょっぴかれたいのか」が口癖の現役警官。薬物を排除するためにこの仕事を選んだが、ヤクザの左馬刻とは持ちつ持たれつの仲に。面倒見がよく、まとめ役に回ることが多い。
左・毒島(ぶすじま)メイソン理鶯(りおう)CV.神尾晋一郎
父がアメリカ人、母が日本人の元海軍一等軍曹。元軍人らしく隙を見せず、敵に対しては容赦しないが、普段は穏やかで人に尽くすことが好き。料理の腕は「一応」プロ級。
ポップでクリエイティブ!
シブヤ・ディビジョン【Fling Posse】
中央・飴村乱数(あめむら らむだ)CV.白井悠介
ファッションデザイナー。天真爛漫で遠慮がなく、空気を読まない発言が多いが持ち前の可愛らしさで愛されている。神宮寺寂雷とは犬猿の仲。“The Dirty Dawg”の元メンバー。
右・夢野幻太郎(ゆめの げんたろう)CV.斉藤壮馬
作家。書生のような格好をしている。道行く人の半生や、今後の人生を勝手に想像するのが趣味。説得力のある嘘をついて、相手が信じたら「まぁ嘘だけどね」とからかう。
左・有栖川帝統(ありすがわ だいす)CV.野津山幸宏
ギャンブラー。有り金はもちろん、自分の命すら賭けるギャンブル狂。地道や堅実といった言葉が大嫌いで、物事を決める時にはサイコロで判断する。食べ物を与えるとすぐ懐く。
夜の街に寄り添うオトナ
シンジュク・ディビジョン【麻天狼】
中央・神宮寺寂雷(じんぐうじ じゃくらい)CV.速水 奨
天才医師。独特のフローで味方を回復させることができる。座禅と釣りが趣味。変人を好み、飴村乱数に興味を持っていたが、今は犬猿の仲。“The Dirty Dawg”の元メンバー。
右・伊弉冉一二三(いざなみ ひふみ)CV.木島隆一
ホスト。一見チャラいが実は極度の女性恐怖症。それを克服するためにホストになり、努力の末、スーツを着ると女好きへ変貌するように。独歩とは小学生からの付き合い。
左・観音坂独歩(かんのんざか どっぽ)CV.伊東健人
サラリーマン。医療系機材会社の営業で、特徴がないことが特徴。何でもネガティブに考える性格のため、友達は少ない。一二三は唯一の友人で、小学校時代からの幼馴染み。
人を虜にする“ヒプアニ”。大注目ポイントは…
Point1:あの12人が、動くんです!!
これまでイラストとマンガだけで表現されてきたキャラクターたち。そんな彼らが生き生きと動く姿がついにお目見え! ファンにはお馴染みの数々の場面も、もちろん映像に。細部にちりばめられたネタにも注目。
Point2:ラップバトルシーンがかっこいい!
注目は「ヒプノシススピーカー」の起動シーン。ヒプノシスマイクを起動すると、キャラクターならではのスピーカーが出現! その様子が臨場感たっぷりに描かれる。リリックが飛び出すような演出も必見。
Point3:ヒプアニだけのエピソードが展開。
ドラマCDやコミックスで展開されてきたメインストーリーに加えて、ヒプアニだけで見られる新たなストーリーも。12人のさりげない生活シーンや、ディビジョンを越えた関係性が窺えるのもうれしい。
Point4:豪華! 毎話新曲を大披露。
毎話繰り広げられるラップバトルシーンで流れる楽曲は、なんとすべてヒプアニのための書き下ろし。どの曲も粒ぞろいで、チームの個性が表現されている。ストーリーにぴったりマッチするリリックにも要注目。
気になる第5話は10月30日24時から、TOKYO MXほかにて放送!
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima ABEMAにて地上波同時配信ほか各種配信プラットフォームにて配信。©『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima製作委員会 詳しくは公式サイトをチェック。https://hypnosismic-anime.com
※『anan』2020年11月4日号より。写真・内山めぐみ 取材、文・尹 秀姫
(by anan編集部)