約800万人とつながる日本トップクラスのユーチューバー・はじめしゃちょー。静岡を拠点にしながら、日本中、そして世界中の人々に発信を続ける感覚とは?
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実験動画はじめ、ゲーム実況や体をはった企画、コント仕立てのものまで、バラエティに富んだ斬新な動画をほぼ毎日投稿しているはじめしゃちょーさん。小中高生を中心に、幅広い世代に圧倒的な人気を誇るユーチューバーだ。最近、巨大なグミをひたすら食べるという動画が、海外で“バズり”、1億再生回数を超えたことが話題になったばかり。そんなはじめしゃちょーさんに、動画配信によって世界とつながっている感覚はあるのかをたずねると、「あります」と即答!

「最近、日本語でも英語でもない、知らない言語のコメントが増えているんですよ。でも僕、もう7年間ぐらいユーチューバーをやっているので、感覚が狂っているのか、世界とつながっているのが当たり前だと思っているんですよね。むしろ常に見られていてプライベートの感覚がないぐらい(笑)」

YouTubeに動画をあげ始めたのは、大学1年生の時。きっかけは、いくつかあるという。

「大学でバスケットボールのサークルに入ったら、そこが遊んでばかりのサークルで。バスケしたいのになんでバーベキューとか肝試しをしてるんだろう、と疑問を持ちました。さらに、大学のある静岡で一人暮らしを始めて自由を手に入れたのに、本当に何もせず何も残さずにこのまま社会に出ていいのだろうかと考えたことや、3年間付き合った彼女と遠距離が原因で別れてしまい、その子を見返すために有名になってやる! という野望が生まれたことも、YouTubeを始めたきっかけ。それで、コーラにメントスを入れて飲んだり、1か月分のバイト代すべて使ってコンビニのパンを買い占めたりと、他の人がやらないようなインパクトある動画の投稿を始めました。当時は、まだ“ユーチューバー”という言葉もなかった頃ですね」

「新しいことで有名になりたかった」というはじめしゃちょーさんにとって、YouTubeでは、何をやっても真新しかった。

「最初は、どれもたったの13回再生(笑)。それでも応援してくれる人がいるのが嬉しかったですね。大学3年の頃、英語教師を目指していた僕は半年間大学を休学してイギリスに留学したんです。その間に日本でYouTubeが急激に流行りだして。だけど僕は勉強に忙しくてその波に乗れず、週に1回の動画投稿がギリギリで…。あの時は本当に歯がゆかったですね。ただその間にネタだけは死ぬほど考えてたから、留学を終えて帰国してからさらに半年間休学して、そこで溜めていたネタをすべて撮って投稿したんです。例えば、家の中でピッチングマシンを試してみたり、綿菓子を作るマシンを借りて筋斗雲を作ったり。そうしたら、チャンネル登録者数がどんどん増えていきました」

動画の評判がよかったことで、目指す肩書を英語教師からユーチューバーに変えたが、最初はさすがに怖かったという。

「どうやってお金を稼いでいいかわからなかったし、ぶっちゃけコンビニでバイトしていたほうが稼げたなって思いながら撮ってました。それでも毎日投稿していたら、気づけば敵なし状態で。そこから少し経ってお金がもらえるって知った時は、ニヤニヤしました(笑)。そもそも仕事中にゲームやっても怒られないなんて、ユーチューバーという職業はありがたいです!」

動画を作る時に参考にしているものは?

テロップはテレビがお手本。
「ぶっちゃけ似ているネタも多くて、引っ張られちゃうのも嫌なんで、他の人の動画は見ずに、できるだけ自分の世界だけで作ろうと思っています。ちなみにテレビのテロップの出し方はすごい勉強になるので、いつも参考にしています」

一日のスケジュールは?

10時~22時まで働いてます!
「9時半に起床して10時には活動開始。僕、ギリギリまで寝ちゃうタイプなんです。途中遊びながら(笑)、もろもろの作業が終わるのがだいたい22時ぐらいで。そこからはゲームしたり遊んでいるうちに朝になり寝る、という感じですね」

はじめしゃちょーさん 1993年2月14日生まれ。現在、798万人を超える日本トップクラスのチャンネル登録者数を持つユーチューバー。毎年の恒例企画“1年縛りプレイ”で、昨年の“肉禁止”に続き、今年はスーツ着用で活動中。

※『anan』2019年7月10日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) ヘア&メイク・KAZUOMI(メーキャップルーム) 取材、文・若山あや

(by anan編集部)

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