注目は進化した小栗旬の・・・! 『銀魂2』がいよいよ公開

エンタメ
2018.07.14
数あるマンガ実写映画の中でも、これほどまでに愛され、そして評価された映画があっただろうか…いやない、と言いたくなるほど大好評だった、1作目の『銀魂』。脚本を書き、そしてメガホンを握ったのは、福田雄一氏。『銀魂』の原作者である空知英秋氏が、福田監督の作ったB級特撮ドラマ『勇者ヨシヒコ』シリーズを観て、「この人だったら『銀魂』、できるかも」と、福田さんにバトンを渡したことから、映画化が始まったのだとか。
銀魂

だがしかし。時代劇でありSFであり、加えてギャグも満載。マンガとしてとても完成度が高い『銀魂』。しかも映画製作が決まったであろう時期には、すでにコミックスが60巻近く出ているという超長編。果たしてこれ、映像化できるの…? お話のどこを描くの…? と誰もが不安に思ったはず。しかし、さすが福田監督。映画が始まった途端、心に浮かんでいたモヤモヤは一気に消失! 原作の世界観をそのままに、役者たちが楽しそうに躍動する姿が本当に魅力的。「くっだらな~い」と笑わせられたかと思ったら、最後はホロッとまでさせてくれる、極上の2時間強。原作ファンからも大絶賛を浴び、結果なんと、興行収入38.4億円超え!!

その完成度の高さに、実写映画の一つの完成形を見た…そんな思いを抱いた人も多かったのでは。 物語の舞台は、宇宙人・天人によって鎖国を解かれた江戸末期。かつて攘夷志士として天人と戦った坂田銀時は、刀を木刀に持ち替え、志村新八と神楽の3人で、呑気に便利屋を営む日々。そんな彼の元に、かつての同志が消息不明になり、高杉晋助が倒幕を企んでいるという知らせが。万事屋の新八と神楽は事件の調査に乗り出すが、二人の身に危機が!! かつての剣豪、銀時は刀を持って駆けつけるのだが…。

2作目が、特に続編というわけではないけれど、1作目を観ておくことで、『銀魂』の世界観や、人間関係を把握できること間違いなし。2作目がグッと面白くなること請け合いです。

満を持しての2作目は、2つのエピソードのハイブリッド。

gin2

今回は、ファンの間でも人気が高い、真選組が活躍する〈真選組動乱篇〉と、隠れ人気キャラの将軍が登場する〈将軍接待篇〉の2つのエピソードをフィーチャー。笑いもカッコよさも、前作同様…いや、それ以上にパワーアップ。待ち望んでいたファン全員が、去年以上に泣き笑うこと間違いなし。ちなみに戦隊&制服好き女子をキュンキュンさせた真選組の制服は、デザインを一新。また銀時のヘアは、1作目のときは小栗さんは地毛で演じたそうだが、今回は“ナチュラル”“風に吹かれた感じ”“ちょっと爆発気味”という3種類のかつらをオーダメイド。小栗さんも、「これでいつでも『銀魂』の撮影ができますよ」と大喜び。衣装やヘアメイクも、パワーアップした。

仕事がなく、金欠の銀ちゃん率いる万事屋が、バイト中に天下の将軍に遭遇。だがその御身には危険な陰謀が迫っており…。また同じ頃、真選組では内紛が勃発。それをきっかけに、江戸の町は上を下への大騒ぎに。ギャグはもちろん、クライマックスに向かっての迫力あるアクションシーンも圧巻。

新キャラとして、真選組の伊東鴨太郎に三浦春馬さん、また鬼兵隊の河上万斉に窪田正孝さんという実力派人気俳優が参戦。また、前作に出演した佐藤二朗さんが再び別の役で登場するのも見どころ。よりスペクタクルになった『銀魂2』、必見です。

『銀魂2 掟は破るためにこそある』 '17年、邦画実写映画No.1の人気を誇った作品の第2弾。もちろん監督は1作目に引き続き福田雄一氏。原作マンガの、“真選組動乱篇”と“将軍接待篇”をミックスしたストーリー。8月17日より全国ロードショー。

※『anan』2018年7月18日号より。©空知英秋/集英社 ©2017 映画「銀魂」製作委員会

(by anan編集部)


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