食事会の“最後の1個”、あなたはどうする? いい女のジャッジは…

エンタメ
2018.03.30
出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、食事での気まずいシーンを解決する女になりきり。

遠慮すること=気遣いとは限りません!

横澤夏子

数人で食事をしているとき、餃子や唐揚げなどが最後に1つだけ残っていると、みんな遠慮しがちですよね。でも、そのままにしておくと、お皿が片付かなくてテーブルが狭くなるし、店員さんも下げられずに困ってしまう。そんな気まずい場面で、「私、食べちゃうね!」と明るく言える人ってチャーミングだし、一緒に食事をしていて気が楽でいいなと思うんです。お腹がいっぱいなのに無理して義務感で食べているのがわかるのも辛いし、だからといって「私はいいから食べなよ!」と押しつけるのも違う。「1個だけ残るって日本人ぽいよね~」と場をいじるのも、なんの解決にもならないですし。

でも、上手に最後の1つが食べられる人は、遠慮がないわけじゃないんだと思うんです。なぜなら、それは観察力があり、気遣いができる証拠だから。きっと彼女は、料理が運ばれてきた瞬間に人数とお皿にのった食べ物の数を割り算。1つ残る場合は、食べたい人がいるかどうか様子を見て、自分が食べるかをジャッジします。「○○ちゃん、これ1個しか食べてないから…!」と、上手に人にすすめることも得意なはず。

そんな周りを見ることができる女性に近づく第一歩として、まず、料理が運ばれてきた時にお皿にのっている数を数えることから始めてみるのはどうでしょうか。すると、唐揚げと春巻きなど2種のメニューが1個ずつ残る場合、「唐揚げを食べるから春巻きどうぞ」とすすめることもできるようになるはず。また、店員さんが来たタイミングを逃さないことも大事。“お皿を下げるため”を理由に最後の1個をもらうのは、すごく自然でスマートですよね。私も食べることに集中せず、周りを見てようと思います!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。

※『anan』2018年4月4日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)


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