それぞれの努⼒が実を結んだパフォーマンスが炸裂! 事務所の伝統を引き継ぐACEesのライブをレポート

5⼈組アイドルACEesが5都市21公演で23万2000⼈動員するアリーナツアー「ACEes Arena Tour 2026 “V”」を開催中。伝統継承を⼤切にしたパフォーマンスで有明アリーナに集結した1万5000⼈を沸かせた7⽉12⽇(⽇)昼公演の模様を詳細レポートします。

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    公演前の会⾒では、浮所⾶貴さんが「デビューはずっと⽬標にしています。いつか僕らがデビューした時にこの芸能界を荒しに⾏こう、ひっくり返しに⾏こうと思っているので皆さんの⼒を貸してほしいです」と熱く語り、「僕たちACEes5⼈で次の時代を創るぞ!」と胸を張っていた5⼈。2025年2⽉16⽇の結成から約1年半。5⼈が登場して、初めてのライブよりも確実に⼀⼈ひとりが磨き上げた完成度の⾼いパフォーマンスで魅せたのは、彼らにとって⼤切なオリジナル曲「PROLOGUE」だ。

    今回のツアーは作間⿓⽃さんが中⼼に演出を考えたもの。5⼈がタイトルに掲げたのは、“V”。オープニング映像では、VENTURE=冒険、企て、VERSUS=対峙、共演、VIRAL=拡散、中毒性、VANGUARD=先駆者、先陣、VORTEX=渦、熱狂とVをテーマにしたブロックが展開。彼らのポテンシャルの⾼さで先輩たちから受け継いだ名曲をACEesならではの華のあるステージで繰り広げた。

    5人それぞれが挑んだ、新たなパフォーマンスで会場を魅了!

    観る者を熱狂させたのは、メンバーそれぞれが半年という期間で新たなスキルを習得したパフォーマンス。佐藤⿓我さんが習得したのはサックス演奏。「最初は⾳が出なくて、レッスンにマジで⾏きたくなくて。⼀⼈でカラオケに⾏って練習したり、結構時間がかかりました」と会⾒で佐藤さんが話していたが、管楽器を半年で奏でるようになるのは⾄難の業。演奏曲はtimeleszの「カラクリだらけのテンダネス」で、直前、作間さん深⽥⻯⽣さんと激しくダンスをしてから、パッション全開の演奏に盛⼤な拍⼿が。

    浮所さんと作間さんが事務所の伝統でもあるエンターテインメントを披露したいとふたりで挑んだのは、シルクフライング。帝国劇場の舞台で堂本光⼀さんらが披露してきた難易度の⾼いフライングで「‐シルクブリッジ‐」を披露。なんとハーネス装置を付けずに「命綱なしで本当の⼰の⼒で上がっていって、体に(布を)巻きつけて舞っている」と作間さんが会⾒で説明していた通り、8mの⾼さから腕の⼒だけでクルクルとアクロバティックに⾼速回転。恐怖⼼もあり、⼿も震える中、浮所さんが「ファンの⼈たちを驚かせたい」という思いで体中、あざだらけになったというエアリアル。ふたりで同じタイミングで息を合わせながら上からスピード感たっぷりに落ちるなど、ドキッとするようなスリリングなパフォーマンスもあり、会場を驚かせた。

    深⽥さんは最初に筋トレをして体作りをしてから特訓したという太⿎演奏を披露。堂本光⼀さんの太⿎演奏の姿に憧れがあって、今回のセットリストに組み込んだという。これまで舞台で太⿎演奏に挑んだことがある深⽥さんが⼀⼈で⼤太⿎の他、3連の太⿎を叩く姿は気迫たっぷりで圧倒されっぱなしに。

    深⽥さんの太⿎が鳴り響く中、那須雄登さんとのダンスブレイクコラボも。ヒップホップダンスを得意とする那須さんが半年で習得したのは、ブレイキン。⿊のニット帽をかぶり、頭で回転するワザなどを披露し、初めてブレイクダンスに挑んだとは思えないパフォーマンスを。地⽅に⾏った時は、リモートでダンスの先⽣に繋いでレッスンしたと話すほど、ストイックに練習したという努⼒家。本番はキツくてもキツさを乗り越えると「ブレイキンで⽣を感じている。俺、⽣きているんだなって。めっちゃステージ上で感じる」と語っていたが躍動感あふれる⽣のパフォーマンスで会場を魅了。那須さんの新たな特技にブレイキンが仲間⼊りした。

    今年は午年。全員が年男のACEes。⾺のキュートなかぶりもので出⾛⾺として登場したのは⾺コーナーだ。この⽇の出⾛⾺は1番作間さんこと、ちゃんさく、2番は深⽥さんこと⽣☆⽣。ふたりの対決⽅法は、「愛してるよゲーム」で照れたほうが負け。深⽥さんが「作ちゃんいつも忙しいのにメンバーのために遅くまで(打ち合わせで)残ってくれたりして、本当に愛してるよ」、作間さんからは「深⽥、昨⽇のドラマ初回観たけどさ。めちゃくちゃ良かったよ。愛してるぜ」など、お互いに愛を叫ぶ。ドローのため、接触戦へ突⼊。深⽥さんが「何年も先輩だけど。俺のわがままな夢を聞いてくれたりして。本当に作ちゃんの優しさにいつも助かってます。本当に愛してるよ」と作間さんを後ろからハグして抱きしめると目を⾒開き、照れまくり。もちろん勝者は深⽥さんだ。

    敗者の作間さんは、深⽥さんの特別レッスンとして、メンバーへの愛を告⽩。「⿓我、今⽇のサックス、マジでアガったよ。カッコ良すぎんだろ。愛してるぜ」「那須くん。今かぶってるその“⽣涯現役”の帽⼦。あんまり似合ってないけど。やっぱ⼀番メンバーのことを⾒てるよな。いつもお兄ちゃんしてくれてありがとう。愛してるぜ」「浮所はいつも無意識でやってるのかもしれないけど、こまめな連絡や顔を合わせる時の視線、めっちゃ嬉しいよ。愛してるぜ」と次々と愛のメッセージを放つと、照れまくるメンバーたち。最後に「今⽇来てくれたACEee(ファンネーム)のみんな。いつも幸せそうな顔を⾒せてくれてありがとうな。愛してるぜ」とファンにキュンな⾔葉を!

    続いてのメンバーで歌詞を考えたメンバー紹介ソング「Say it! えいし〜♡」では、曲を披露する前にコール&レスポンス部分を練習する場⾯も。作間さんがACEesが歌うパート、浮所さんがACEeeが叫ぶ部分をレクチャー。何度も繰り返し「ACEes」とグループ名をコールするナンバーで⼀体感を⾼めまくり!

    メンバーの仲良しぶりが伝わってきたMCでは、前⽇に初回放送した深⽥さんと浮所さん出演ドラマ『夏⾊の雲が恋と嵐をまきおこす』の話題に。「『夏雲嵐』がトレンド上位になって。すごい観てくれたんだなと思いました。ありがとうございます」と、喜びの声を深⽥さんがあげ、「本当に嬉しかったのがね、メンバーがグループメールに写真付きで『観てるよ』って送ってくれたこと。那須くんがいちばん最初に送ってきてくれた」とニッコリ。

    那須さんは「もう絶対リアタイしよう、っていう意思のもと帰って。寝る準備を終えて、⻭を磨いて、こうやってスタンバイしてた」とテレビの前にスタンバイしていた時の真剣な顔を再現。作間さんはドラマを観ながらグループメールでシーンについて実況、佐藤さんは「俺はね、TVerでちょっと遅れて」と深夜にベッドの上で観たのだとか。「⿓我くんの感想がめっちゃ⾯⽩くてさ。『深⽥、朝から⼣⽅まで勉強してて偉いね』って。俺がめっちゃ勉強してるみたいになって(笑)」と佐藤さんから褒められたと喜びつつ、「浮所さんからの返信がひとつもなかったですけども。⾒て…ない?」と浮所さんの既読が付かなかったことを⼼配する深⽥さん。「携帯の充電が切れて…。いや、昨⽇のコンサートで出し切りすぎて、シャワー⼊って、寝る準備して、ベッドじゃなくてちゃんとソファで横になって待ってたんです。でも、まばたきをしたら朝でした(笑)。悔しい!」と浮所さんはコンサートを全⼒で頑張ったからこそ、寝落ちしたよう。

    ⾃分たちの曲が主題歌としてドラマで流れるのを聴いて感動したと話すメンバーたち。作間さんも「⾃分が初めてテレビ出た時の感覚を思い出した。嬉しかった」と感慨深げに。那須さんは「ドラマの放送がライブ期間中っていうのもいいね。皆とリアルタイムで盛り上がれるから嬉しい」とメンバー愛を感じさせるやりとり満載のMCだった。

    事務所の伝統を受け継ぐ──。エモーショナルなブロックも

    事務所の伝統を継承したいという彼らがセットリストに⼊れたのは、20段はありそうな⼤階段で披露した「LETʼS GO TO EARTH」。巨⼤スクリーンとグルリと回転する舞台装置が融合した圧巻のステージ演出で華麗に歌う5⼈。帝国劇場のあの⼤階段を彷彿させる演出は、これまでの事務所の歴史を知っているファンの⽅の記憶がよみがえってほしいという願いもあるそうでエモーショナル。そんな伝統の曲から始まるVEIN[⾎脈/DNA]をテーマにしたステージでは、作間さんが「A MY GIRL FRIEND」(timelesz)、浮所さんが「Love Situation」(嵐)、那須さんが「BYAKUYA」(NEWS)、佐藤さんが「⽣きろ」(NEWS)、深⽥さんが「光のシグナル」(Kis-My-Ft2)を披露。それぞれにとって思い出深い⼀曲をソロで歌い上げ、これまでの5⼈の歴史が垣間⾒られる選曲に、⽬頭が熱くなるファンも。

    また、浮所さんと那須さんが過去にふたりでのコンサートのステージで披露したオリジナルのユニット曲「magnet」では、バディ感たっぷり。背中合わせで歌う姿に会場が沸いた。バディ感といえば、後半に那須さんと深⽥さんがふたりで歌った関⻄ジュニアの「Brother」も! 同い年でありながら普段、お兄ちゃんのように深⽥さんを可愛がる那須さんとの関係性も垣間⾒え、リアルな兄弟のよう!? そのほかにも作間さん、深⽥さん、佐藤さんによる少年隊の「まいったネ 今夜」や浮所さん、作間さん、佐藤さんによるKing&Prince の「Prince Princess」なども披露され、意外な選曲と組み合わせに、会場は⼤いに盛り上がった。

    そして、ラストスパート。浮所さん、作間さん、佐藤さんのダンスINTERから始まり、嵐の「 P・A・R・A・D・O・X」をメインステージでACEesのオリジナル振付で披露。上から花⽕がステージに降り注ぐと下からもクロスするスパークラーの⽕花が噴き出し、パフォーマンスの勢いも最⼤限に加速。激しさが増していく。全⾝全霊のダンスはまさにVORTEX=渦、熱狂というテーマのブロックにふさわしい熱さだった。

    「僕たちがデビューした時、芸能界を荒らしに⾏きましょう、⼀緒に。」

    最後の挨拶は、那須さんから。「楽しかったですか? 楽しめましたか?」と会場に尋ねてから、「俺たちもすごく楽しい時間を過ごせました。もう有明最終⽇ということで、本当にあっという間なんですけど。先週ぐらいに深⽥と浮所のドラマの撮影現場へ⾏ったんですね。そしたら、ふたりがいないところで、スタッフさんやキャストさん、みんなが⼝揃えて『ふたりは本当によく頑張ってるよ』とか、『本当に前向きな⼦たちだよ』っておっしゃっていて、すごく嬉しかったし、メンバーとして誇らしくて。同時に⾃分も個⼈のお仕事いただいた時、グループに還元できるようなメンバーでいたいなと改めて思いました」と背筋を伸ばす想いになった出来事を語る。

    続けて「事務所の先輩⽅とお仕事した⽅は、本当に⼝揃えて『すごいいい⼈だった』とか、『すごく頑張り屋さんだね』っておっしゃるんですね。それが事務所のいいところだと思っています。ここにいるファンの皆も、もしかしたら誰々のバックについてたから今 ACEesが気になって、先輩きっかけでここにいる⽅もいると思います。もちろん僕たち個⼈やグループのコンテンツを⾒て好きになってくれた⽅もいると思いますし。事務所の縦の繋がりがあるなって思いますね。俺たちはそこを⼤事にしていきたいし、“ACEesってこんなグループです”ってどんどん皆に発信して、皆に好きになってもらいたいです。好きって気持ちは無限⼤だと思うんですよ。だから、皆にもっと好きってなってほしいんですよね。強欲なんですけど、本当にそう思っています。これからも末⻑く、俺たちと⼀緒にいろんな思い出を作ってもらえたら嬉しいです」と、今回のVのテーマになっていた事務所の“⾎脈”にからめて、ファンにラブコール。

    グリーンのペンライトに会場が染まると深⽥さんの番だ。「楽しかったですか? 僕も本当に最⾼に楽しかったです。那須くんの挨拶でも⾔ってましたけど、ドラマの現場にメンバーが差し⼊れをしてくれて。昨⽇の放送⽇もみんなでリアタイしてくれて、わざわざ写真を撮って感想まで送ってくれて、本当にいいメンバーだなってめちゃくちゃ思います。本当に温かいし、優しいし、めちゃくちゃ熱いっていう…なんて最⾼な4⼈に囲まれているんだろうと本当に⽇々感じています。そして、ACEeeも本当にみんな温かくて。1年ちょっととは思えない絆が⽣まれているなって」と、しみじみ。そして、「去年のあの時期を乗り越えた僕たちなら、もう今後どんなキツイことがあっても⼤丈夫だと思っています。みんながいてくれるからです、そう思えるのは。あと、こんなにも頼もしいメンバーとACEeeの皆がいるから、僕はもうどんなことがあっても⼤丈夫だという根拠のない⾃信に満ちあふれています。これからもずっと僕たちのそばにいてください」とファンとメンバーへ絶⼤な信頼を寄せながら、熱い愛の告⽩を。

    佐藤さんは「皆さん楽しかったですか? ありがとうございます。今⽇ね、ビジュの持ちがいいんですよ。思いませんでした? なぜかというとですね、今⽇メイクさんが付いてくれてるんですよ。 嬉しい!」と、普段のライブは⾃前メイクだが、今回はメイクさんに付いてもらえてセットが崩れてないことを喜ぶ。そして、「メイクさんが付かないのは、まだジュニアなわけで。ずっとビジュ良くいたいし、汗ビショビショになっちゃうんで。デビューしたいです、めちゃくちゃ」とメイクが理由でデビューを懇願して会場を笑わせる。

    そして、「さっき『BAD BOYS』で『騒げ!』って⾔った後、フラついたんですよ。酸⽋になってぶっ倒れそうって思ったんですけど、頭の中に“Show Must Go On”って浮かんで。ここで俺がぶっ倒れたらみんな⼼配するし、メンバーも驚くだろうし。でも、“Show Must Go On”って⾔葉を思い出したら、“よし、気持ち切り替えて頑張ろう”って思えるのは、すごいですよね。この事務所の⾎って、やっぱすごいなって思います。とっさに酸⽋になっているのに“Show Must Go On”。しかも、ジェシーくんの声で頭の中に流れていて。うわぁ、俺はこの事務所だなと思って。⼀⼈で嬉しくなりました」。まさかのピンチをジェシーさんの声バージョンのShow Must Go On精神で乗り越えていたことに会場もビックリ。

    「今回は、『LET'S GO TO EARTH』から始まる(⾎脈をテーマにした)ブロックがあって。この事務所の⾎を継ぎたいと思ってるし、早いかもしれないけど、本当に次世代にドンドンバトンタッチして、この事務所を受け継いでほしいなと思うし。⽇本になくなってはならないものだなと思うので、次は僕たちが事務所の柱になれるように、精⼀杯頑張るので、皆さん応援のほどよろしくお願いします」という新世代を背負う覚悟に拍⼿が巻き起こる。

    「⿓我のメイクさんの話もありましたけど、今⽇カメラ多いですよね」と取材陣のカメラを⾒つめて話し出したのは作間さんだ。「毎回ライブをやると、昔から僕たちのことを⾒てくれている関係者の⼈や、10何年とか⼀緒に年をとってくれているファンの⽅がいて。ライブ会場に⾜を運ぶのが、なかなか腰が重いっていう⽅もいらっしゃると思います。『LET'S GO TO EARTH』を届ける時にこれまでの歴史を⾒てきた⽅々は、どう感じるかなとか皆さんのことを考えたら、ジワッときてしまって。これを共有できるのすごいありがたいなと」。そう楽曲を受け継いだ熱い想いを語ってから、「今⽇ここに初めて来たっていう⽅も、すでにACEesを⽬撃しているので、皆さんももうチームACEesです。これから、まだまだたくさん歴史を積んでいって、分厚い教科書ができるような歴史をたくさん刻んでいきたいので、本当にまた5年、10年後、『うわっ、この曲マジでエグ!』って思ってもらえるような、いい景⾊を皆さんと⼀緒に⾒ていきたいなと強く改めて思いました。なので、⼀⽇⼀⽇を無駄にせず、まずはデビューします。まずは⾏こうぜ。いい景⾊⾒ようぜ」と熱いビジョンを思い描く、作間さんらしい⾔葉が炸裂。

    ラストはパッション全開に⾔葉を紡いだ浮所さん。「気づけばコンサートも終盤、⼀⼈ひとり挨拶をする時間が来てしまいましたね。そして、気づけば、今⽇は有明最終⽇。早いもんですね、本当に。何事もですが、始まりがあれば、終わりも必ず来るので。僕のこの⾔葉がモチベーションになってくれればいいと思うんですけど、終わりがあるんだったら、全⼒でやり切ろうって思うんです。何もかも。僕はそう思って⽇々を全⼒で⽣きています。今⽇のコンサートが最後の⼈とかもいると思うし、悲しいなって思うけど、コンサートが終わった後に幸せだったなとか、明⽇からも仕事、家族、育児、学校を頑張ろうって思えたら。次に会えるまでまた頑張ろうっていうモチベーションを与えられたらいいなと思います」。そう浮所さんが何事にも全⼒な理由を明かしてから、『うちの事務所のアイドルってそうだと思うし、素敵だなと本当に思います。僕はこの事務所のスタイルだったり、伝統を引き継ぐことができるのは、この事務所の⼈間だけだと思っています。なので、我々ジュニアが、ACEesが引き継ごうと思います!」と堂々と事務所の⾎脈を受け継ぐことを宣⾔。

    「皆さんきっとこの事務所のアイドル、この事務所が好きなんだと思いますけど。その名前にこだわっていきたいです。いつかは分かりませんが、僕たちがデビューした時、世の中に出た時、芸能界を荒らしに⾏きましょう、⼀緒に。もう全部ひっくり返してやりましょう、マジで。このACEesとACEeeの皆がいたらできると思います。だから、僕らも全⼒で⽣き抜くんで、皆さんのお⼒をお借りして、チームACEesで次世代のスターになりましょう」と選挙演説のように熱い⾔葉をまくしたて、拍⼿が起こる。「この拍⼿と声援をこれからのパワーに変えて、とにかく明るい未来を想像して、まっすぐ⼀緒に⾛っていきたいと思います。皆さんを絶対に後悔させないので、これからも僕たちについてきてほしいです」と前を⾒つめる姿は、圧倒されるほど⼒強い眼差し。

    そして挨拶の後は「僕たちACEesは、これからもいろんな曲をいただいて、そのパフォーマンスをもって皆さんといろんな感情をシェアしたいです」という浮所さんの⾔葉でラスト曲の「真夜中のZOO」へ。ACEes初のドラマ主題歌で「夏⾊の雲が恋と嵐をまきおこす」でも流れるこの楽曲は、シンガーソングライターの⽯崎ひゅーいさんが書き下ろした夏の⻘空が思い浮かぶような爽やかな⻘春ソングだ。様々な動物になぞらえてピュアな想いが表現されたロマンスソングをまっすぐに歌う声は、切なく胸が締め付けられるものに。事務所の⾎脈を受け継ぎ、次は⾃分たちが先陣となって熱狂の渦を⽣み出そうと懸命に⾛り続ける5⼈。汗と涙の結晶が輝きに加わったACEesが夢を叶える⽇が待ち遠しい。

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    写真・くさかべまき 取材、⽂・福⽥恵⼦

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