咲き誇る花々にインスパイアされた春の花びらメイクを先取り!
「鏡で見た瞬間、アイメイクのオレンジ色がインパクトがあって、パッと目に飛び込んできました。でもニュアンスカラーの衣装と合わせて全身を見ると、メイクも含めて春の風のようにさわやかで美しくて。普段は古着や’50年代テイストの洋服を着ているから新鮮で、撮影中はすごくテンションが上がりました。これで表参道で買い物したり、カフェに行ったら似合いそう。あ、でも母に会ったら、“どうした、かつ(兵頭さんの愛称)!?”ってびっくりされそうですけど(笑)」
人懐っこい笑顔でそう語る兵頭さんは、もともとトラブルレスの肌の持ち主。スキンケアに目覚めたのは、去年出演したドラマ『下剋上球児』がきっかけだった。
「撮影時、初めて肌あれしてしまって。部分的にカバーしてもらっていましたが、球児役の俳優は基本ノーメイクだったんですよ。でも、屋外での撮影がメインなので肌にとっては過酷で、日焼けも肌あれも止まらなくて…。それまでは日焼け止めすらつけたことがなかったんですが、パックをしたり美容液をつけたりとスキンケアをするようになりました。今後はノーメイクで作品に出られるくらいの美肌を目指したいですね」
Makeup Point
A、光をちりばめたようなゴールデンブラウンのアイシャドウ。
M・A・C スモール アイシャドウ ソバ¥3,300(M・A・C TEL:0120・950113)
B、鮮やかなオレンジのペンシルタイプのアイライナー。リキッドアイライナーのようになめらかな描き心地で、狙ったラインが自由自在に引ける。
オサジ ニュアンス レゾナンス アイライナー 02¥3,190(OSAJI TEL:0120・977・948)
C、華やかな春のメイクを引き立てるトープカラー。ひとはけでシアーに、重ね塗りして見たままの発色が楽しめる。
RMK ネイルラッカー EX‐15¥2,200 限定販売(RMK Division TEL:0120・988・271)
EYE:Aをブラシでアイホールと下まぶたに軽くのせ、ほのかに陰影感をプラス。Bのアイライナーは鮮やかな発色なので狭い範囲に使うのがコツ。上下のまぶたのキワに引き、グラフィカルなラインにならないよう付属のチップでぼかしてなじませて。
NAIL:Cのネイルは1度塗りに。シアーなトープカラーをニュアンス程度に指先にのせることで、透明感のある手元に。「ネイルは初めてだけど所作まで美しくなれそうです」(兵頭さん)
My Beauty Rules
1、水は1日2Lを目標に飲む。
「ニキビができてしまった時に、乾燥も一因と教えてもらったんです。水を飲んで内側から潤すのがいいと聞いて、1日2Lを目標に飲んでいます。以前は起きた瞬間からつっぱって乾燥していた肌でしたが、水を飲むようになってニキビも乾燥肌も改善しました」
2、野菜をたくさん食べる。
「体に気を遣っていることもあるんですけど、野菜が好きになって。得意料理は、玉ねぎやピーマンなどいろんな野菜をみじん切りにしてじっくり炒め、野菜の水分だけで作る無水カレー。大量に作って保存していますが、仕事で忙しい時にも重宝しています」
3、オフの前日はサウナへ。
「去年3月からサウナにハマってます。友人に誘われて行ったら、1回で見事にととのって! いろいろ行きましたが、目の前に海があるサウナは最高でしたね。サウナ後は毎回ぐっすり眠れるので、オフの前日に行くことが多いですが、早起きできて気分も最高です」
ひょうどう・かつみ 1998年4月15日生まれ、福岡県出身。俳優。3/1全国公開の主演映画『18歳のおとなたち』など、待機作が多数控えている。ファースト写真集『かつ』(ワニブックス)が発売中。
ジャケット¥58,300 ベージュのシャツ¥66,000 パンツ42,900(以上アー・ペー・セー/アー・ペー・セー カスタマーサービス TEL:0120・500・990) イヤーカフ、上¥14,080 下¥18,700 ネックレス、パール¥28,380 チェーン¥23,980 リング¥19,580(以上ノウハウ/ノウハウ ジュエリー TEL:03・6892・0178) その他はスタイリスト私物
※『anan』2024年2月7日号より。写真・Nae.Jay スタイリスト・鴇田晋也 ヘア&メイク・KATO(TRON) 取材、文・岡井美絹子