前田公輝さん×ダークヒーローメイク
「実は僕、美容が大好きでこういうお仕事にずっと憧れてたんです。今日の撮影が決まった時は“ついに来た!”ってガッツポーズ。スタジオ入りする前に眉毛サロンに立ち寄った甲斐もあって、我ながら傑作が誕生したと思います。下まぶたを盛ると毒々しくなるのも新発見。ファッションも好きなので、ダークカラーのアイメイクとレザーのジャケットのフュージョンにも痺れました。最高に楽しかったです」
メイクで変身する楽しさは役者という仕事の根本に通ずるところがあると分析する、前田さん。
「“俺というキャンバスをどんなふうにデザインしてくれるんだろう?”って想像するとワクワクするんですよね」
さらに、日々スキンケアに全力投球なのは、役者という仕事の幅を広げるためでもあるそう。
「肌のコンディションがフレッシュな方が実年齢より若い役を演じられそうでいいかなって(笑)」
Makeup Point
A マットなトープベージュ。インフィニット シングル アイズ 04 ¥2,750 10/7発売(RMK Division TEL:0120・988・271)
B モードなディープグリーン。ザ アイシャドウ マット 029M Avocado¥2,200(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)
C チャコールグレーのペンシルアイライナー。ビーガンフォーミュラ。ミネラリスト ラスティング アイライナーグラファイト¥2,750(ベアミネラル TEL:0120・24・2243)
D ミルキーでメルティなモーヴ。フレッシュなツヤめき。アライジングスピリットリップグロー 08¥4,290(THREE TEL:0120・898・003)
Aを指でアイホールになじませてラフに陰影をつける。下まぶたのキワ全体にAを入れる。その上にBを重ねる。Bは目頭から目尻に向かってスッと抜くイメージで引いて、フレーム感とモード感を演出。Cを下まぶたのキワ全体に引いたら、黒目の内側から目頭にくの字に重ねる。Dをカジュアルに唇全体に塗って輪郭をチップでポンポンぼかす。
Gouki's Beauty Rules
1、美顔器を駆使して毎日セルフエステ。
「お風呂上がり、リュミエリーナの“レプロナイザー”で髪を乾かすついでにデコルテから顔の方へ徐々に位置をずらしながら温風と冷風を交互に当ててリフトアップ。その後、パナソニックの“スチーマー ナノケア”のミストを浴びてたっぷり保湿する、がルーティン」
2、アイマッサージで目ヂカラ爆上げ。
「ドクターエアの“3Dアイマジック”で目の周りをケアするのを習慣にしたら、目の大きさが明らかに変わったんです。装着して15分そのままでいるだけなので疲れていても続けられるところもいい。1st写真集より、2nd写真集の時の方が目ヂカラがアップ」
3、気合注入の日は忍ばせメイク。
「オーディションの時や初対面の方に会う日だけバレない程度に顔つきを補正します。といっても、BBクリームで肌を整えたり、目頭から鼻筋の脇のところにノーズシャドウをうっすら入れて立体感を出すくらいですけど、やるのとやらないのとでは印象が激変」
まえだ・ごうき 1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界デビューし、俳優として活躍。砂川智を演じるNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』や公開中の映画『HiGH&LOW THE WORST X』など人気作への出演が相次ぐ。
ジャケット¥280,000(シンゴクズノ) チェーンネックレス¥4,400 スネークチェーンネックレス¥3,300 左手小指のリング¥5,500 イヤーカフ 各¥2,750(以上エルエイチエムイー) 右手人差し指のリング¥24,200 右手小指のリング¥14,300(共にライオンハート) すべてシアンPR TEL:03・6662・5525 パンツ¥27,500(ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03・3470・6760)
※『anan』2022年10月5日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・ダヨシ ヘア&メイク・伏屋陽子 取材、文・石橋里奈