ドラマティックな陰影メイク効果で背筋まで伸びるような感覚に。
「シェーディングを入れるだけで、顔の雰囲気ってかなり変わるんですね。僕は眉が離れていてぼんやり見えがちなんですが、眉の内側を足したりノーズシャドウを入れたりすることで立体的に見えて嬉しかった~! 自分が律されるような感覚になったので、帰ったらスムージーでも飲もうかな(笑)」
ステージには飾り気のないスタイルで登場することが多く、メイクもほぼしていなかったそう。
「最近は自分の周りを含めて男性でもメイクする人が増えているけれど、僕自身は自分くらいの顔でメイクしたとて何も変わらんやろって思っていたんです。でも実際にやってみたら、顔だけじゃなくて気持ちも変わった。なので、容姿に自信がない人も美容のセオリーに則ったメイクをすることで、自分のことが少し好きになれたり、ポジティブな一歩が踏み出せるようになるんちゃうかなって思います。次の機会があるなら? こう見えて実はブルベなので、肌を明るく見せるメイクに挑戦してみたいですね」
Makeup Point
A 2色を混ぜてあご下、フェイスライン、頬骨の下、アイホールから鼻筋にオン。さらに、上まぶたのキワに下のカラーをライン状にのせて目元の強調を。アイシャドウ(上から、セメント、マホガニー)各¥3,850(ボビイ ブラウン TEL:0570・003・770)
B 鼻根から鼻先、そして頬骨の上とほうれい線に塗って立体感をアップ。ザ グロウスティック 011G¥4,180(アディクション ビューティ TEL:0120・586・683)
C 細筆にとり、眉の隙間を埋めるように描き足して。ブロウポマード 01¥3,080(アナスタシア ミアレ TEL:06・6376・5599)
Okazakitaiiku’s Beauty Rules
1、横向き睡眠でたるみを防止。
「仰向けで寝るよりも横向きの方がたるみ予防になると聞き、できるだけ仰向けにならないように気をつけています。といっても、もとから横向き派だから何気なくやっていることなんですけどね。睡眠環境はわりとこだわっていて、特注品とかではないものの、低め&硬めの枕を愛用中」
2、肌のお手入れは保湿を重視。
「皮がめくれるくらいの乾燥肌で保湿が必須。いま使っているのはラ ロッシュ ポゼとさいきで、肌の赤みに効果があるさいきはMyマザーが薦めてくれたんです。使ううちに小鼻の赤みが治ってきて僕自身が効果を身にしみて感じたので、男性でもスキンケアはやった方がいいと思います」
3、頭皮の乾燥対策にヘッドスパを実践。
「頭皮も乾燥しやすいので、冬場はフケが気になって…。コラージュフルフルネクストの乾燥肌用シャンプーで洗いつつ、パナソニックのヘッドマッサージャーで毎日頭皮マッサージをしています。そう考えると、僕にとって美容はコンプレックスや悩み改善のために取り入れることが多いかも」
おかざきたいいく 1989年7月3日生まれ、京都府出身。音楽活動のほか俳優としても活躍し、ドラマ『DCU』(TBS系日曜21時~)に出演中。ライブBlu-ray&DVD『めっちゃめちゃおもしろライブ』を3月2日にリリース。
ブルゾン¥46,200(アーネイ/ジョワイユ TEL:03・4361・4464) ノーカラーシャツ¥28,600(ヴェイン/サカス ピーアール TEL:03・6447・2762) 中に着たシャツ¥41,800(エズミ/Ri Design TEL:03・6447・1264) 右耳のイヤーカフ¥6,600(フォーク バイ エヌ/HEMT PR TEL:03・6721・0882) 左耳のイヤーカフ¥9,900(ハーゴ/ロジェ TEL:03・6380・4836) 人差し指のリング¥36,300(プリュイ/プリュイ トウキョウ TEL:03・6450・5777) 小指のリング¥19,800(バフ TEL:0154・38・2600)
※『anan』2022年2月16日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・藤長祥平 ヘア&メイク・坂西 透 取材、文・真島絵麻里