岩崎琉斗「3人と音楽がしたいという想いでは負けない」
芸能の道に進みたいと思ったのは、小学6年生の時でした。うちは母子家庭でお母さんが家を空けることが多くて、兄は部活で忙しいし、よく一人で音楽番組を見ていたんです。そこに出ている人たちがキラキラ輝いていて、憧れを持ちました。自分もそうなるにはどうしたらいいか、子供ながらに考えて、ボイトレで検索して見つけたところに電話をかけ、一人で説明会に行って、そこでもらった封筒を親に渡して通いたいとお願いしました。
18歳であるオーディション番組に出たんですけど、当時の僕は今思うと、自分がどう映るかを必要以上に気にして、キャラを作っていました。それでメンタル的にきつくなってしまって…。そのオーディション後、ありがたいことにいろいろとお声を掛けてはいただいたけど、僕は心からこの人とやりたいと思わないとまったく動けないタイプ。どこかに所属してもいつか辞めてしまう自分が想像できてしまい…。
いい縁に恵まれるまで、音楽が好きという想いだけを抱えて生きてきて、5年が経った今年の4月、timeleszがオーディションをやることが発表に。そこに懸ける3人の想いを聞いて、この人たちと音楽をやりたいと直感したんです。ただ、応募するまでの1か月間、すごく迷いました。ファンのみなさんの想いだったり、もし受かったとしたら、10代の頃から相当なプレッシャーの中で戦ってきた3人の中で、自分の色を出せるのかとか、毎日のように考えていましたね。最終的にはこの3人と一緒に音楽ができたら楽しいだろうなと思って応募させていただきました。一緒にやりたいという想いの強さと根性は、誰にも負けるつもりはないです。
寝る間を惜しんで練習したり、先のことを考えて寝られなくなったり、こんなにも自分を追い込めるのは人生で初めてです。僕は音で聴く前に歌詞を読んでアーティストさんの想いを想像したいタイプなんですけど、4次の課題曲「人生遊戯」のギリギリな状況を描いた歌詞が、今の自分の状況に重なってきて…。メンバーの3人も、チームのみんなも自分のことだけでも大変なはずなのに、心配してくれるんですよ。もう僕はどんなにボロボロな姿を撮られても構いません。その覚悟はできています。メンバーになれたら、グループのためになるのなら、どれだけでも体を張ります! 自分の名前を売るのではなく、グループに繋がる活動ができたらなあと思っています。
PROFILE プロフィール
岩崎琉斗(いわさき・りゅうと)
2000年10月6日生まれ、愛知県出身。焼肉店店員。伸びやかな歌声が魅力的。トレードマークはロン毛。「歯医者さんで流れるようなオルゴールっぽいインスト音楽に癒されます」
PROFILE プロフィール
timelesz(タイムレス)
2011年11月16日、Sexy Zoneとしてシングル『Sexy Zone』でデビュー。’24年4月より、「timelesz」に改名し、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人で活動する。現在、新メンバー募集オーディションを開催中(特設サイト)。
INFORMATION インフォメーション
『timelesz project ‐AUDITION‐』
timeleszの3人が、アイドル人生を共に歩む仲間を探す「timelesz project」にNetflixが密着し、世界独占配信中の番組。現在は4次審査の様子を配信中。timelesz公式YouTubeチャンネルでは、配信では見られなかったオーディションの裏側をお届けする『timelesz Behind The AUDITION』を公開しているほか、Instagram(@timelesz_project)やTikTok(@timelesz_overthetop)でも限定コンテンツが続々。