憂鬱な時期を、体質別養生で快適に。中医学や養生法に詳しい櫻井大典さんによる「Daily(デイリー)養生」。今回のテーマは「月経不順」です。
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ストレスや食事のバランス、睡眠不足など、少しの刺激で影響を受けやすいのが月経です。リズムが安定しない状況がしばらく続く場合は、一度医師の診察を受けることをおすすめします。その上で、特に異常が見つからないのに周期が短くなったり長くなったりする状態を繰り返すなら、漢方的なアプローチが有効かもしれません。

周期が極端に短くなる頻発月経は、中医学では「月経先期」と呼ばれます。まず原因となるのは、血が熱を帯びている「血熱(けつねつ)」。熱を持ったものは暴れる性質を持つため、出血しやすくなるのです。経血の量が少なく、粘性が高いのも特徴のひとつ。このタイプは水を補って熱を冷ます、卵や豆腐、白ごま、豆乳、いかなどの白い食べ物を。

エネルギーが足りない「気虚(ききょ)」も、血液を体に保持できずに流れ出てしまうため、頻発月経が起きやすくなります。気を補う芋やねぎ、にんにくを食べ、夕食は早めの時間帯に。夜間は体を休めて朝にエネルギーを補給するサイクルが、いつも気に満ちた体でいるための秘訣です。

目の使いすぎも、月経のばらつきに影響。

一方、周期が長くなりやすい「月経後期」の場合にまず疑われるのは、血が足りていない「血虚(けっきょ)」です。月経を起こすだけの血が蓄えられないうえ、体に栄養が行き渡らず、卵巣の働き自体が弱っている可能性があります。血を補うレバーや卵、ほうれん草などをしっかり食べると同時に、血を消耗する目の使いすぎにも注意を。パソコン作業で目を酷使した日の終わりには、目を温めて休めましょう。スマホやTVの見すぎは血の消耗に直結するので、できるだけ減らすことを心がけてくださいね。

さらに月経後期は、生命力を司る「腎(じん)」の衰えのサインでもあります。腎を養うには、以前もお伝えしたとおり適度な運動が必要ですが、それには歩くのが一番。暑くて出歩くのがおっくうなら、段差を上り下りするようなエクササイズでもOKです。あわせて、黒豆や黒ごま、黒きくらげといった黒い食べ物や小豆など、腎を養う力がある食材も増やすとよいでしょう。周期が不規則な方にもおすすめです。

腎のケアは、生きる力全体の底上げにつながります。月経の様子も体の調子もいまひとつ…と感じたら、腎の養生を思い出してください。

さくらい・だいすけ 漢方専門家、国際中医専門員。完全予約制の漢方相談処「成城漢方たまり」で相談を行う。『体をおいしくととのえる! 食べる漢方』(小社刊)ほか、監修書、著書多数。https://yurukampo.jp/

※『anan』2020年8月26日号より。イラスト・原田桃子 文・新田草子

(by anan編集部)

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⼤事な決断に当たっては独断専⾏しないで、相談し、賛同を得ることを⼼がけて。また、問題の芽を早めに摘み取り、適切にコントロールすることが成功の鍵です。そのうえで⾃分の役割を⾃覚して、周りを⽀える広い視野を持ちましょう。慎重な備えと責任ある振る舞いがトラブルを回避し、⼤きな安⼼と調和をもたらします。

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