ここでは「たるみヒップ」と「デリケートゾーン」の悩みについてその解決テクを高瀬先生に教えていただきました。
スキニーパンツをはけない…“たるみ”ヒップ
「ヒップの丸みには筋肉がマスト」
扁平な傾向にある日本人のヒップ。「カラダを横から見ると、お尻と太ももの境が不明」な人は多いはず。「お尻のたるみは筋肉量の不足が原因。一日中座ってばかりだとどんどんたるみます。補整下着でヒップアップする、という人もいますが、それはごまかしているだけ。脱いだときとのギャップが激しく、逆効果かも」(高瀬先生)
解決テク
お肌のハリに効くクリームを塗り込む。
女性ホルモンのエストロゲンは、メリハリボディを作るのに役立つという説が。エストロゲンに似た働きをする「プエラリアミリフィカ」配合のクリームで、肌のハリ感アップを。
筋肉を刺激して肌のたるみも解消!
お尻と太もも裏を使う動作はヒップアップに有効。階段の上り下りやスクワット、運動が苦手ならせめてたくさん歩くなど、とにかく座りっぱなしの生活を改善すること。
USE IT!
メリハリボディ作りをサポートする、濃縮プエラリアミリフィカエキスを配合。バストやヒップの保湿に。DHCB モアクリーム 120g¥4,200(DHC TEL:0120・333・906)
マシンで筋肉を収縮させて、筋肉増量&脂肪燃焼をサポート。特別な日の前に。エムスカルプト 臀部 1回¥80,000(ウォブクリニック中目黒TEL:0120・411・281)
今さら人に聞けない チクチクデリケートゾーン
「セルフ毛抜きはトラブルのもと」
デリケートゾーンのムダ毛については「彼に見られて恥ずかしかった」という声がある一方、「処理方法がわからない」という人も。「抜くと皮膚に刺激を与えて炎症を起こし、色素沈着するのでNG。剃るか除毛クリームで処理して、きちんと保湿しましょう。クリニックでVIOレーザー脱毛を受けるのもおすすめです」
解決テク
STEP1 専用シェーバーで優しく処理。
デリケートゾーンは、凹凸が多い、肌が炎症を起こしやすい、毛が太いなどムダ毛処理に関するハードルがたくさん。剃るときは専用に設計されたシェーバーを使うとスムーズに。
STEP2 ケア後はすぐに、低刺激コスメで保湿。
ムダ毛処理をしたあとは、必ずローションやクリームで保湿ケアを。デリケートゾーンは肌が炎症を起こしやすいので、できれば刺激になりにくい処方の専用アイテムを用意して。
[gunosy]
→お尻がペタンコに…おこもりで習慣にしたい美尻エクササイズもチェック!![/gunosy]
USE IT!
お風呂で使えるシェーバー。2種類の刃と2種類のアタッチメントで仕上がりを調整。VIOフェリエ ES-WV60オープン価格(パナソニック https://panasonic.jp/body)
カラダと同じ弱酸性で、デリケートな肌を優しく保湿。バリア機能を助けて、外的刺激から肌を守る。メノケアモイストゼリー 55g¥1,000(ジェクス TEL:06・6942・4416)
高瀬聡子先生 皮膚科医。ウォブクリニック中目黒院長。インナーケアにも詳しい。著書『いちばんわかるスキンケアの教科書 健康な肌のための新常識』(講談社)は、美肌のバイブルとして必携!
※『anan』2020年6月24日号より。イラスト・oyumi 取材、文・風間裕美子
(by anan編集部)