股関節には、恥骨あたりについている、歩行などの動作を行う際に股関節を安定させる働きを担う、内転筋群がある。ここが硬くなると骨盤が傾き、腰痛になりやすい。O脚を悪化させる原因にもなる。
カラダの硬さをCHECK!
床に座り、両足の裏を合わせ、股関節の角度で診断。柔らかい人は両脚を伸ばす。「柔軟性不足」「適度な柔軟性」ならこの部位のストレッチをスタート。

柔軟性不足…両足の裏を合わせたとき膝と床の間に握りこぶし3つ分以上あく。
適度な柔軟性…両足の裏を合わせると、膝と床の間が握りこぶし2つ分程度あく。
過度な柔軟性…床に座り、180度開脚ができる(足裏をつける必要はなし)。
「柔軟性不足」「適度な柔軟性」の人はこれらのストレッチを
【片脚土下座のポーズ】

四つん這いになり、椅子の座面に片脚の膝下を乗せる。両腕は真っすぐに維持したまま腰を落とし、自分の体重で股関節の筋肉にゆっくり負荷をかけて。反対側も。
【L字のポーズ】

あぐらをかくようにして座り、一方の脚を横に伸ばして大きく開く。反対の脚は曲げたまま。背すじを伸ばした状態で上体をゆっくり前方に倒す。反対側も。
【カエルのポーズ】

床にうつ伏せになり、左膝を曲げてクッションに乗せる。ふとももと膝が乗り、足先は床に。右手の甲はアゴの下に置き、左手のひらで左側のお尻を押す。反対側も。
中野ジェームズ修一 フィジカルトレーナー。トップアスリートから運動初心者まで数多くのクライアントを持ち、25年以上にわたりメンタルとフィジカル両面の指導を行う。『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)など著書多数。
※『anan』2017年6月7日号より。写真・小川朋央 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・高松由佳 モデル・麻絵(バークインスタイル) 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)
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