「正直、彼女と結婚したいとは思えません…」男性に聞いた「恋人止まりの女性の特徴」

文・沙木貴咲 — 2023.8.15
何年も付き合った彼に結婚の話をしたらゴールインするどころかフラれた……という話は少なくありません。これは男性が「付き合うにはいいけれど結婚となると違う」と考えることで起こる悲劇です。では、男性は結婚まで視野に入れた時に何を決め手としているのでしょうか? 本音を探ります。

SNSに依存しない

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「インスタグラムやツイッターをガチでやっている女性は警戒してしまう。自分との関係をネタにされないか心配だし、フォロワーの『いいね』で承認欲求を満たしているイメージもあるので」(33歳男性・エンジニア)

今どき誰もがSNSをやっているものですが、インフルエンサーとしてビジネスアカウントでも運営しない限りは、SNSにのめり込む女性は敬遠されやすいようです。
理由としては、他者評価に頼っていて自分がないとか、情報に振り回されがちな印象があるからとのこと。

この男性いわく、「自分を持っていないタイプ、リアルな友だちがいないタイプに見えてしまう」だそうです。
SNSで活発に発信することは悪くないのですが、SNSが好きな人は結婚したい恋人の前では話題を少し控えるといいかもしれません。

最優先事項が「恋愛」じゃない

恋愛・仕事・趣味・友達付き合いなどいろいろな方面に目が向く女性は、彼女だけでなく妻候補としても見られやすいでしょう。

「彼氏を一番に考えてくれることはありがたいけれど、恋愛にしか関心がない女性は一緒にいると苦しくなる。束縛されるように感じる」(36歳男性・自営業)

つねに彼と一緒にいたいとか、連絡してきても内容が「今なにしているの?」「どこにいるの?」ばかりだと彼もウンザリしてしまいます。
仕事や趣味など、恋愛以外でのめり込めるものを持つ女性に男性は深い魅力を感じるようです。

男性慣れしている、処女性は求めない

「結婚を考えると女性に処女性は求めない。ウブなタイプより男性慣れしている人のほうが将来を考えやすい」(36歳男性・自営業)

日本人男性は女性に若さや処女性を求める傾向があるようですが、結婚まで視野に入れると必ずしもそうではなさそうです。男心をある程度知っていて器用に立ち回れる女性の方が安心するとのこと。

結婚は恋愛と違ってお互いの実家との付き合いがあり、適度なしたたかさが必要な場面がしばしばあります。結婚まで期待するなら、カマトトぶるより気丈夫な面を見せるといいでしょう。

自分の意見を言える女性が好き

夫婦関係では恋人関係以上にシビアな議論が繰り広げられることになります。家計のやりくり、マイホームの購入、子どもの教育、親の介護など適当にやりすごせない出来事が次々に出てくるので、そもそも話し合いができない恋人は結婚まで進展しづらいでしょう。

「他人に意見を求めてもいいけれど、まずは自分の考えを言ってほしい。周りに流される女性とは長く付き合えない」(33歳男性・エンジニア)

この男性が言うとおりに、自分はどうしたいのかを言える女性が彼女を経て妻になってほしいと求められるはずです。
夫婦は人生をともに歩んでいくパートナーですから、なんでも相手任せにしたり、何を聞いても「わからない。知らない」と答えたりする人は、やっぱり物足りなく思われるでしょう。

人として魅力的かどうか

彼女として付き合うだけなら、外見の良さとありきたりな恋のテクニックでどうにかなるかもしれません。でも、結婚まで進むには「人としての器」をどうしても見られることになります。

見た目や小手先のハッタリではなく、素の自分がどれだけ充実しているかが結婚を決めるカギになるでしょう。

<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかでさまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。


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