彼の素っ気ない態度は「性格」or「脈ナシ」? 男性に聞いた「見分けるコツ」
好きな女性と距離が近いと戸惑う
「好きな女性と近づきたい願望はあるけれどガツガツいけない。近くにいると緊張して身を反らしてしまう」(34歳男性・公務員)
この男性は、「何とも思っていない女性からのボディタッチは平気。でも、好きな人に触れられると気まずさを感じる」とのこと。
男子数が多い高校・大学の出身で女性にこなれた態度を取れないらしく、好きな女性には避けるような態度を取ってしまうそうです。
目が合いそうになったらそらす
「目が合うのは恥ずかしい。そばにいれば無意識のうちに見ているけれど、目が合いそうになったらそらしてしまう」(26歳男性・会社員)
女性は脈アリかどうかを「目が合う」で判断する傾向がありますが、不器用男性とはあまり目が合わないかもしれません。
男性とは話すけれど女性とはあまり話さないタイプや、そもそも無口なタイプの気持ちは視線だけで判断しないほうがいいでしょう。
些細なお願いも全力で応える
「好きな女性に何かお願いされたら全力で応える。自分の不得意領域でも『できない。わからない』とは絶対に言わない」(34歳男性・公務員)
これは不器用男性が自分からアプローチできないことに起因するようです。相手のお願いに全力で応えるのが愛情表現になると考えるので、基本的に『ノー』はあり得ないそうで。
もし、何を頼んでも受け入れてくれる男性がいたら、あなたに恋しているのかもしれません。
興味がないことにも応じる
「自分の中には、好きな子の言うことを聞くという一択しかないので、まったく興味がない用事に付き合ってと言われてもついていく。二人きりになれるなら勝手にデートだと思い込んだりもする」(33歳男性・エンジニア)
この男性も前項の男性と似た感覚を持っていて、「好きな女性が言うことには全力で応えたい」と言います。気の利いたことを言えないから行動で示すしかない、とのこと。
逆に、男性に何かお願いして明確な理由もなくお断りされた場合、脈ナシの可能性があります。本音がわからない男性がいるなら頼みごとをしてみるといいでしょう。
特に、男性があまり興味を示さないことを頼めば脈アリ・ナシがわかりやすいはずです。
話しかけないけれど近くにいる
「本気で好きな女性には何を話せばいいのかわからない。でも、ずっと見ていたいし、そばにいたいので用もなく近くをウロウロしてしまう」(26歳男性・会社員)
たとえば職場が同じとか、同じ飲み会に参加するといったシチュエーションの場合、直接は話さないけれど気づけば視界の端にいるという感覚だそうです。
その距離感で脈アリを判断するのは難しいのですが、この男性いわく「話しかけられたらいつでも答える(自分からは恥ずかしいから話しかけられないけれど)」とのこと。
やっぱりどうしても受け身のスタンスになるようです。
女性がいない側にバッグを持つ
「好きな子と一緒に歩くとき、女の子がいる側にバッグを持たない。できるだけ近い距離を感じたいから」(33歳男性・エンジニア)
トートバッグや斜めがけバッグを持つ場合、女性が自分の右側を歩くなら、いつもバッグを右側に持つとしても左側に持ち替えるそうです。これは、片思い中だけでなく恋人として付き合うときもやるらしく、「自分から手をつなぐことができないから、空いているよというアピールのつもり」と言います。
不器用男性はとにかく観察する
不器用男性は話を聞けば聞くほど「わかりづらい」と感じます。普通に接していたら気づかないような愛情表現をさりげなくするので、脈アリ・ナシを判断するならとにかく観察することが大事。
「避けられてる?」「興味ないのかな?」と感じる態度が、実は照れ隠しという場合もあるので、気になる言動があったらじっくり見極めるといいでしょう。
自分からお願い事をしたり、話しかけたりしても気持ちを確かめられるはずです。
<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかでさまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。
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