あなたの膣の締まり具合は? 感度が増す“膣トレ”6選

2020.8.16
深い快感を生み出すカラダは、美と同様に、一日にしてならず。感度が増す6つの膣トレをご紹介します!

締めるだけでなく、緩めることで心身を解放。

セックスで快感が得られないと悩む女性は案外多いと、日本女性ヘルスケア協会長の鈴木まりさん。

「その理由は、パートナーとの相性の問題もありますが、子宮を支える“骨盤底筋群”の筋力が低下し、膣の締まりが悪くなっていることが大きな原因かもしれません。だからこの筋肉を効率よく鍛えられる膣トレを行えば、膣圧が上がり、快感力は高められます」

また膣は、締めるだけでなく、緩めることも大事だそう。

「そもそも緩んだ状態を知らないと、締める感覚が掴めないと思います。また快感を得る以前に、性交痛に悩んでいる人も多く、痛みを感じるのは、緊張などで無意識に力が入ってしまったり、膣の分泌液が出づらいから。緩めることで心とカラダの緊張が和らぎ、筋肉がほぐれて柔軟性がアップするので、体位がとりやすくなり、フィット感が増します。また、膣トレは太ももやお尻などの下半身の筋肉も鍛えられるので、骨盤の歪みが解消され、姿勢にも良い影響が。美しいプロポーションは自分に自信を持てて、セックスを積極的に楽しめるようになります」

膣トレで愛されボディを手に入れて、セックスの質を上げよう。

緩めて、締めて、感度の高いカラダを作る6つの膣トレ

1、ゆれるワニのポーズ

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緩めるポーズで、心身をリラックス。
うつ伏せになり、軽く足を開く。両手をおでこの下で重ね、全身の力を抜き、お尻だけ左右にゆっくりとゆらゆらゆらす。1~2分間続けると、心身ともにほぐれ自律神経も整う。

2、締め小股

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太ももを密着させ、締める感覚を掴む。
仰向けになり、右脚を左脚の上に乗せ、クロスさせる。内ももと太もも外側の筋肉に力を入れ、左右の太ももを密着させ、肛門と膣を締めた状態で、1分間キープ。逆も同様に。

3、立ち花菱

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肛門を意識して、膣圧を上げる訓練。
仰向けになり、軽く足を広げる。ひざの下に両足がくるようにひざを立てる。手のひらを床に向けて、腕は体側に。

お尻が引き締まり、ヒップアップも!
肛門を締めて、お尻の筋肉で腰を持ち上げる。恥骨、お腹、胸を天井に突き上げるイメージで。そのまま1分間キープする。

4、百閉(ひゃくへい)

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膣を締める、緩める感覚を覚える。
肩幅に足を広げ、ひざ立ちになる。両手を腰に置き、息を吸いながらお尻を緩め、腰を後ろに反らせて胸を開く。

腰使いが上手くなり、実践にも活かせる。
息を吐きながらお尻を締めて、骨盤を後傾させながら、肩甲骨を開くように背中を丸める。呼吸に合わせ10回繰り返す。

5、歩くカニのポーズ

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子宮まわりの血流をアップ!
仰向けになり、両ひざを立てる。両手は下腹部に置く。腹筋に力を入れ、肛門、膣を締めて、両ひざを揃えて胸へ近づける。

股関節の可動域が劇的に広がる!
そのまま両ひざ、股関節を開いて、仰向けで平泳ぎするように外側へ回し、またひざを胸に近づける。これを1分間繰り返す。

6、後ろ櫓(やぐら)

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背中の筋肉をほぐして、しなやかさをゲット。
つま先を正面に向けた状態で、肩幅に両足を開いて立つ。後ろで両手を組み、肩甲骨を寄せながら、腕を上げる。

悩殺ポーズを身に付け、視覚的にも興奮を誘う。
目線を天井に向ける。腕を上がるところまで上げながら、ひざを曲げて重心を下げ、お尻を反らして1分間キープ。

すずき・まり 日本女性ヘルスケア協会長。女性の性の悩みに寄り添う。『膣ヨガ』(宝島社)、『膣活! カーマスートラ ヨガ』(KADOKAWA)など、著書多数。

※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。イラスト・別府麻衣 取材、文・鈴木恵美

(by anan編集部)