リアルよりも凄い? ウェブならではのアート体験。
「Google Arts & Culture」。これは世界中の美術館やアート・写真・世界遺産を、バーチャルで鑑賞できる無料のウェブツール。閲覧可能な施設は2000以上。しかも、肉眼では見られないほど拡大して作品を鑑賞できたり、ゴッホの寝室からインドのタージ・マハルまで、時空を超えて空間に入り込むこともできるなど、使い方は無限大! 今回は、PCやスマホなどから簡単にアートを楽しめる方法をご紹介。自宅にいながら、世界中の美術館&作品を満喫してみて。
【1】例えば…今すぐに世界の美術館をタダで散策できる!
[コレクション]を選択すると、そこには2000以上の美術館や博物館が! その中から好きな施設を選択すれば、ストリートビューで館内をバーチャルに歩き回ることができる(一部まだ機能がない施設もあり)。画面下の画像をクリックすればワープも可。作品にズームすることもできる。
【2】例えば…国籍を超えて同時代に活躍したアーティストを検索!
[アーティスト]を選択すると有名画家が一覧で登場。特に注目は「時系列」検索。有史前から現在まで、膨大なアーカイブの中から好きな年代を選択すると、同時代に活躍したアーティストがズラリ。例えば「1700年」をセレクトすれば、北斎とゴヤが同時代の作家ということも一目瞭然!
【3】例えば…今さら聞けないアートのあれこれを学ぶ!
ツールバーから[芸術運動]を選択すれば、様々な時代に起こったアートのムーブメント一覧が。そこからひとつを選ぶと、詳しい解説とともに、深く関係したアーティストの名前や作品も登場する。その作品群は時系列や色彩別での検索もOK。難解な芸術運動もこれでばっちり理解できそう。
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お気に入りの名画を飾ろう!
スマホアプリ限定のユニークな機能も多数。そのひとつ「アートプロジェクター」を使えば、AR で自宅に名画を浮かび上がらせることもできる。今すぐに試してみよう!
Google Arts & Culture iOS / Androidストアから無料でダウンロード可能
※『anan』2020年4月29日号より。文・山田貴美子
(by anan編集部)