人に対して祈れるのは心の広さがある証拠。
最近、友達やお仕事のスタッフさんなどから「お腹を触らせてもらっていいですか?」と声をかけてもらい、触っていただく機会が増えました。その時に、「無事に生まれますように」と、お祈りをしてくれる方がいて、すごくびっくりしたんです。また、先輩であるスパイクの小川(暖奈)さんは、妊婦さんを見かけるたびに「無事に生まれますように」と心の中で願うらしく、その話を聞いた時にもすごいなと思いました。そんな人たちを見ていて、これまで私の周りにも妊婦さんがいなかったわけではないのに、お祈りをするという考えが一切なかったことに気づいたんです。「お腹、すごく大きい~!」とか、「男の子? 女の子?」と性別を尋ねたりすることはあっても、安産を祈った経験はゼロ。そんなふうに安産パワーを送ったり、「この子はいい子になる!」と言ったりできるのは、相手のことを思いやっている証拠ですよね。すごく素敵だし、私もこれからはパワーを送ったり願ったりしたいと思いました。私に対して前向きな言葉をかけてくれた人たちも、だれかに同じことをされた経験があって、それがどんどん広がっていっているのかもしれないですよね。時々、「生まれた後のほうが大変だよ」などと出産エピソードを話してくださる方もいますが、嬉しい半面、心配性の私は怖くなっちゃう(笑)。どうせ声をかけるなら、ポジティブな内容のほうがいいですよね。
妊婦さんを見たら、いきなり話しかけるのは難しいので、安産を祈る念を送るところから始めて、慣れてきた頃に言葉にしてみてはどうでしょうか。手紙の終わりに「ご健勝をお祈りしています」などと書くように、誰かを思って祈ることは、日本の大切な文化なんだと思いました!
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お友達の赤ちゃんとご対面~!
少し前に第二子を出産した、お友達の近藤千尋ちゃんのところへ遊びに行ってきました。生まれたばかりの子を見せてもらったのですが、ものすごくかわいい! 出産時のエピソードを聞いて泣きそうに…。
よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。
※『anan』2020年1月29日号より。写真・中島慶子 文・重信 綾
(by anan編集部)