おすすめは緑茶割り “コーディアルシロップ”の楽しみ方

2019.9.19
ギフトコンシェルジュ・真野知子さんの「おいしいギフト」。今回ご紹介するのは、『さじ洋菓子店』の季節のコーディアルシロップです。
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フランス映画『地下鉄のザジ』が名前の由来という『さじ洋菓子店』が手掛ける、この季節限定の2つのコーディアルシロップが登場している。手のひらに収まるほどの小さなボトルが纏った雰囲気にも惹かれて手に取った。淡いピンクは桃とローズマリー。材料となるのは福島県産の白桃とローズマリー。2時間ほどかけて、ゆっくりと煮出し、そこから加熱処理や瓶詰めまですべて手作業で作られる。味や香り、発色の良さなど、ベストなバランスで仕上がるよう手早く作業を進めても1日に製造できるのは120本ほど。グラス3杯分程度の量ながら、その楽しみ方はいろいろ。

ソーダやアイスティー、好みのハーブティーなどで割るのも楽しい。そんな中でも一番新鮮に感じたのは緑茶割り。氷を入れたグラスにシロップを静かに注ぎ、5倍量の冷たい緑茶で割るとグラスの中で淡いピンクと緑茶の層が美しいグラデーションを見せてくれる。ひとくち含むと、緑茶の味わいの中に、ほのかに漂う桃の香りと甘味。大人の飲み方としてはウォッカとソーダで合わせるのも店主のおすすめだ。鮮やかな赤は、海外のオーガニックレッドローズを使ったもの。透き通った赤の美しさや香り高さも魅力的。自分好みの組み合わせを見つけて楽しんでみて。

コーディアルシロップ、右から、桃とローズマリー(50ml)、バラ(50ml)各¥380(税込み)。

さじ洋菓子店 福島在住の久保木慈乃さんが作る焼き菓子や瓶詰が人気。商品は東京『SHOZO COFFEE STORE 北青山店』『mano cafe』、福岡『Duatelier』、福島『白屋』、宮城『sakura noma』などで販売。詳細はインスタグラム(@sazie_yougashiten)で。

まの・ともこ ギフトコンシェルジュ。手土産など日常的なギフトからハレの日まで多彩なシーンに合わせたギフトをセレクト。

※『anan』2019年9月25日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・中根美和子 文・真野知子

(by anan編集部)

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