内ももバーニング
骨盤後傾している人は、膝が外に開き、内ももが弱っている可能性大。内ももの筋肉は太い血管が集まる股関節に繋がっていて、血行促進に直結する大事な部位。大きく動かして、全身ポカポカに!
【ワイドスクワット:3秒キープ×10回】
足を大きく左右に開き、骨盤を前傾させながら深くしゃがむスクワット。両膝の角度が直角になるまで腰を落とすと、バーニング効果倍増! 内ももの伸びを感じながら行おう。
1、肩幅の2倍に足を開く。両肘は肩の高さに。
足を肩幅の2倍に開いて立つ。つま先を斜め45度外に開き、膝の向きも揃える。両腕は肩の高さで重ねておく。
2、膝が90度になるよう曲げる。3秒キープ。
両膝を曲げ、膝の角度が90度になるまで腰を落とす。上体が前後に傾かないよう、垂直に下ろすこと。
【逆スクワット:10回】
ワイドスクワットを行う際は骨盤が前傾になるのに対し、逆スクワットでは骨盤が後傾に。骨盤を前後に動かすことで、同じ内ももの運動でも違った刺激が入る。セットで行おう。
1、手のひらが床につくまでしゃがむ。
肩幅よりやや広めに足を開いて立ち、つま先を外に向ける。両膝を完全に曲げてお尻を落とし、腕を伸ばして床に。
2、そのままゆっくりと立ち上がる。3秒かけて。
内ももの筋肉を意識しながら、3秒かけてゆっくりと立ち上がる。このとき、背中が丸まらないよう注意しよう。
脇まわりバーニング
猫背で肩が前に出ることで、前にも横にも180度動くはずの腕が動かなくなってしまうという悪影響が。肋骨を開くように脇まわりを大きく伸ばし、肩甲骨の可動域を広げよう。
【肘かかえアームアップ:3秒キープ×10回】
猫背によって開いて上がった肩甲骨を、元の位置に戻すエクササイズ。腕を前後に動かすことで、肩まわりの血液の流れがよくなり、肩こり解消効果も。
1、床に座り、背中を前傾。肘は肩の高さでキープ。
あぐらをかいて床に座り、背すじを伸ばして上体をやや前に倒す。肘を曲げて腕を重ね、肩の高さまで上げる。
2、そのままの姿勢で、腕を頭上まで上げる。3秒キープ。
上半身の角度を変えずに、両腕を頭の上まで上げる。脇の前側がストレッチされているのを感じよう。
【肋骨ストレッチ:3秒キープ×左右5回ずつ】
前後の動きをしたアームアップに対して、肋骨ストレッチは左右の動き。肋骨を開くように気持ちよく伸ばすことで、脇まわりがポカポカに。ブラ下のハミ肉もすっきり!
1、正座を横にくずして座り、頭の上で肘を掴む。
正座からお尻を片側にずらして床につける。両腕を頭上に伸ばし、肘を曲げ、お尻を落とした側の肘を逆の手で掴む。
2、上半身をつま先側に倒す。3秒キープ。
掴んだ手を引きながら上体をつま先側に倒し、肋骨を開くイメージで脇をストレッチ。左右を入れ替え、逆も同様に。
佐久間健一さん ボディメイクトレーナー。ボディメイクスタジオ「CharmBody」代表。著書に『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』(サンマーク出版)などがある。
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※『anan』2018年12月19日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・白男川清美 ヘア&メイク・浜田あゆみ(メランジ) モデル・大塚まゆか 取材、文・黒澤祐美
(by anan編集部)
※お肉×ビール、それから私…! 愛が高まる「冬のおうちごはん」レシピ
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