小劇場の舞台セットにあるのは、場面と台詞がランダムに出てくる巨大なスロット。写真の場合、「ふたり一緒に」という場面&「またカレー?」という台詞で、即興芝居をする。これを何十パターンも連続して行える瞬発力と引き出しの多さはさすが。
休憩中は、互いの芝居の感想を語り合う姿も。
最終OKが出て、何十パターンもやり切った同士が、笑顔で握手!
そんなCM撮影を終えたお二人にインタビューをしました。
――即興芝居の感想は?
小関:どう芝居したらお題が面白く見えるか、正解を見つけながら直感で演じるのは楽しかったです。
中川:僕は、どんなお題でも「来るなら来い!」という意気込みで演じましたが、同じお題が続くと、パターン違いの芝居を見せなきゃならないので、プレッシャーもありました。僕らが進んでる方向がはたして正解なのか、わからなくなったりもして(笑)。
小関:感情表現には無限に選択肢があって、チョイスしたものがぴたっとハマると面白いという、芝居の醍醐味が伝わるCMだよね。
中川:CMを通じて、演じる面白さが伝わるといいね。
――『A3!』の魅力は?
中川:キャラクターが劇団に入って、芝居に目覚め、初舞台を踏んで…という成長過程に、プレイヤーは監督という立場から感情移入できると思いました。僕も小関くんも小さい頃からやってきたので、応援してくださる方の中には「ずいぶん大きくなって」と見守ってくださってる方もいます。そうした目線に近いかもしれませんね。
小関:響く台詞も多いんですよ。「体調管理も役者の仕事」とか。
中川:マネージャーさんに言われるやつ(笑)。
小関:だよね(笑)。「落ち込むんじゃなくて糧にしよう」という場面もよかったな。たとえネガティブな感想を耳にしても、凹んでる場合じゃないぞって励まされたし、やる気も湧いた!
中川:劇団の監督として役者を育ててるつもりが、気づいたら自分のほうが育てられ、成長してる!
小関:ほんとうだ! ストリートアクトはやってみたいけど、実際にやったら緊張するだろうな。
中川:寮生活で、朝から晩までみんなで台詞合わせるのは楽しそう。
小関:大志くんと同部屋になったら、何でも手際よくできるとこを見て、ヤキモチ焼いちゃう(笑)。
中川:ずっと寝てるけどね(笑)。小関くんこそ、台本だけじゃなく、ストイックにいろんな本を読んだり、掃除も小まめにやったり、隙がないイメージがあって、焦る…。
小関:その通りかどうか、答えはふわっとさせとくね(笑)。
なかがわ・たいし 1998年6月14日生まれ、東京都出身。『家政婦のミタ』の長男役で注目を集める。現在主演中のドラマ『覚悟はいいかそこの女子。』は、10月に映画版が公開される。
こせき・ゆうた 1995年6月8日生まれ、東京都出身。子役時代、『天才てれびくんMAX』に出演。現在、ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』に出演中。公開待機作に『春待つ僕ら』。
※『anan』2018年8月8日号より。写真・土佐麻理子
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