バレずにやれる!? 二重あご解消「舌」ストレッチ

ビューティ
2017.06.05
着替えずにその場でできる、簡単ストレッチでリフレッシュ。頭痛にも大きく関係する「頭」の筋肉、全身を象徴する器官である「耳」、筋肉のかたまりである「舌」のストレッチ方法をそれぞれご紹介。教えてくれたのは、鍼灸師の柳本真弓さんです。

≪頭≫

後頭筋ほぐし

→デスクワークでこわばりやすい部分。肩こり防止にどうぞ。

ストレッチ

後頭部の尖った部分のすぐ下に両手の4本の指を当ててゆっくりと押し、無理のない範囲で下を向く。背中は丸めず、まっすぐに保つ。首や肩の筋肉も伸びているのを感じながら行う。

側頭筋ほぐし

→頭痛対策に重要。首の外側と併せてストレッチを。
耳のやや上の部分に、反対側の指先をひっかけて、耳と肩を遠ざけるイメージで頭をゆっくりと横に引いて倒す。倒す方向を少しずつ変えると、広い範囲をストレッチできる。

頭皮マッサージ

→頭の筋膜の状態を探りながら、まんべんなく。
髪の間に指を入れ、マッサージ。「睡眠不足だとぶよぶよとむくみ、凝っているとボコボコした感触に。上から下の縦方向だけでなく、前から後ろへと横方向にも指を滑らせてください」

髪引っ張り

→頭皮を筋膜から離れやすくして、頭全体のコリを解消。

ストレッチ

両手を頭に差し込み、髪の毛を握って垂直に引っ張る。頭皮が張り付くような感覚があれば、そこが凝っているしるし。離れにくいところを中心に引っ張り、頭を覆う筋肉と筋膜をほぐす。

≪耳≫

耳ほぐし

→全体を引っ張って揉んで、ツボを刺激。血流もUP!

ストレッチ

指で、挟む場所を変えながら全体を引っ張り、さらに揉みほぐす。縦横に畳んだり開いたりしてもよい。

≪舌≫

舌突き出し

→舌をぐいっと突き出すだけ。小顔効果にも期待大!

ストレッチ

上を向いて舌を思い切り出し、舌の裏側を中心に伸ばす。「舌の筋肉が活性化して、飲み込みや発音がしやすくなります。口もとの筋肉が引き締まるので、小顔にも」

舌引っこめ

→口の中で舌を前後左右に。二重あごもすっきりと。

ストレッチ

舌を浮かせて後ろに引き、左右にも動かす。「舌は丸めず、まっすぐのまま。これも発音や飲み込みがしやすくなり、あごとのど元の引き締めにも役立ちます」

柳本真弓さん 鍼灸師。同志社大学卒業後、東洋医学を学ぶ。目白鍼灸院院長。医療リンパドレナージュにも精通。著書に『「手」をもむ、触る、押すだけで、たちまち健康になる!』(小社刊)など。

オーサ・イェークストロムさん 幼少時に日本のアニメを知り漫画家になると決意。2011年にスウェーデンより来日。近刊は『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議3』(KADOKAWA)。

※『anan』2017年6月7日号より。イラスト・オーサ・イェークストロム 取材、文・新田草子

(by anan編集部)


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