超最悪!…絶対に付き合ってはいけない「激ヤバ地雷男」5選 #111
【おおしまりえの恋愛道場】vol. 111
既婚! 浮気! 遊び! マッチングアプリで“地雷”を見抜く実例解説5選
マッチングアプリではいろいろな人と出会える反面、“地雷”と呼ばれる問題のある男性と出会う確立が一定数あります。例えば独身と偽った既婚者や、遊び目的なのに結婚をチラつかせている人。はたまた彼女がいるのにマッチングアプリに登録する人もいるといいます。
いったいこんな“地雷”男性はどうやって見抜き、そして避ければよいのでしょう。今回は見るべきポイントを5つ、実例とともにご紹介します。
予定の合わせ方が不自然男
婚活中のA子さんが出会った男性は、土日祝日はいつも予定があって会えない男性だったそうです。ちなみに彼の仕事は会社員で、A子さんと会うのはいつも平日の夜。独身者なら不自然と思うものの、彼女が疑わなかった理由は、彼が激務(自己申告)だったことと、会うと結婚や出産などの将来の話が具体的に出ていたからです。しかしそんな関係も3か月をすぎた頃、彼のFacebookを彼女が見つけたことで既婚者であることが発覚し、終わりを告げます。
土日に会えないのは1つ怪しいパターンの代表ですが、他にも、会える日が突発的にしかわからない人や、いつも彼主導でしか予定が組めないなど、スケジューリングが不自然な男性は、少し注意してみても良さそうです。
住んでいる場所がなぜかファミリータウン男
続いてご紹介するのは、なぜか住んでいる家が都内でも有数のファミリータウンだった男性です。ちなみに実家暮らしでもないし、会社がめちゃくちゃそこから近いというわけでもありません。
彼いわく、「のんびり暮らせるかなと思ったから」とのことですが、いざ彼女が彼の家に遊びに行きたいと言ったら、彼はそれを断固拒否。理由はこれまた「自宅はパーソナルスペースだから、人をあげたくない」という理由……。そう。この男性、後に既婚者であることが発覚しています。
住んでいる場所がなぜかファミリー層の住む街であったり、実家暮らしと言いながら違和感を覚えたりするような人。はたまた彼の住む家に行かなくとも、彼の家の近くで会うことを頑なに拒否する男性は、既婚者であったり、何かしら後ろめたい理由があったりするかもしれません。もちろん実例のようにパーソナルスペースを大事にする男性も実際いるとは思いますが、慎重に観察してみても良いかもしれません。
家飲み最高男
続いてご紹介するのは、本当によくいる家飲みをやたら誘ってくる男です。初対面で誘ってくる男性は、結婚願望があると言っていても遊び目的である可能性は高いです。
また結婚願望が強く男性側にあったとしても、すぐに家に行くような女性を、彼らは彼女にはしたくないと考える傾向があります。自分で誘っといて、そういうのがタイプじゃないと言うのも困ったものです。
ちなみこの家飲み最高男を回避するためには、会う場所をこちら主導で決めることが大事です。ほとんどの家飲み最高男は、自分の家のある駅orタクシーで1,000円以内で移動できる場所で飲みたがる傾向があります。理由はもちろん、飲んだ後自分の家に移動しやすい為です。
家飲みのトラップを回避するには、そもそも誘われても逃げ切れる場所で会うことが大事なのです。
現金至上主義男
続いては、後々彼に借金があったことがわかったケースです。C子が付き合っていた男性は、普段金欠な雰囲気はないものの、支払いはなぜか不自然なほど現金。車で出かけた際も、こんな時代にETCカードを持たずに現金で払っていたそうです。
C子にクレジットカードを持たない理由として、「現金が安心できる」と力説していた彼ですが、後々C子が家に上がった際、借金の督促状のようなものを発見したそうです。つまり彼は、お金を借りすぎてカードが作れない男性だったのです。
ちなみにこの現金至上主義男、今回のケースは借金という地雷を見つけるカギですが、既婚者が行動履歴を残さないため、現金払いを徹底するケースも過去には聞いたことがあります。とにかくお金の使い方に不自然さがある場合、それは慎重に見ていったほうが良さそうです。
結婚話はするけど具体性なし男
マッチングアプリの良いところは、結婚願望や子どもの希望などを、あらかじめ開示し、スムーズに話し合える点です。D子が会った彼は、プロフィールには「結婚はすぐにしたい」と書かれており、願望の強さを感じるものだったといいます。そうして何回かデートを重ね、付き合うかどうかという段階まで深く話はするものの、D子は違和感が拭えなかったそうです。
それは彼が話す結婚願望や子どもへの希望の話が、具体的に見えてかなりフワフワしていたからです。例えば「子どもは2人ほしい」と言いつつ「じゃあ一人目は早いほうがいいですね」と言うと「授かりものだし、今仕事もチャンスなんだよなー」とはぐらかす彼。結婚について1年後くらいにはと話したかと思ったら、本当は留学したい気持ちもまだあると言っていたり。とにかく彼の話はブレるのです。
結局後日、D子は婚活ではなく遊び系マッチングアプリの「T」で彼を発見。遊び目的だったことを知り、縁を切ったそうです。
実際“地雷”と遭遇した話をご紹介しつつ、5つのポイントをご紹介しました。人は好きになると相手のことがきちんと見られなくなるものですが、好きになる前の違和感というのは、だいたいが当たっていたりします。
後々傷つかないためにも、「あれ?」と思ったら、少し慎重に彼と向き合ってみましょう。そして幸せになれる相手をきちんと見定め、いい恋愛をしていきましょう。
おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト
10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。
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