「いいなと思っていたけどやっぱり無理…!」男性が萎える「勘違い女性のアプローチ」

文・沙木貴咲 — 2024.1.20
気になる相手やマッチングアプリで知り合った人にするアプローチが、とんだ地雷になっていることがあります。よかれと思ってすることが逆効果になるなんて絶対に避けたいでしょう。実は男性が萎えている勘違いアプローチとはいったいどんなものなのか、詳しく見ていきます。

わざとらしい褒め言葉

マッチングアプリ 出会い 男性の本音 残念な女性

好きな人は何をしても格好良いでしょうし、マッチングアプリで知り合って「いいな」と感じる人とは積極的に仲良くなろうとするはずです。でも、褒め言葉は意外に難しいアプローチで、言うタイミングや言葉選びを間違うと「わざとらしい」と思われてしまいます。そんなつもりがなくても敬遠される原因になるのです。

「アプリでマッチングした女性に爪がきれいと言われたけれど、別にネイルしているわけでもないし。いまいちピンと来なくて無理やり褒めているのかなと感じた」(30歳男性・広報)

この男性は褒められたことで、「爪くらいしか魅力がないのか」と逆に落ち込んだと言います。男性の骨ばった手や血管が浮き上がる様子を好む女性がいますが、もしそうしたマニアックポイントを褒めるなら、「私は男性のこういう部分を魅力に感じる」とひと言添えるといいかもしれません。

先の予定を決めようとする

「マッチングアプリで知り合った女性が、初デートで次に会う約束を取り付けようとして引いた」(32歳男性・営業)

ネット記事やSNSではよく聞く恋のノウハウですが、実際にやられると引く男性がいるようです。この男性いわく、「初対面で意気投合して、またすぐ会いたいと思える人はめったにいない」とのこと。自分も相手を気に入ったなら別ですが、フィーリングが噛み合わなければフェードアウトの原因になってしまいます。

たとえば、「また会いたい」「一緒に行きたいお店がある」と遠回しに二度目のデートを匂わせるくらいがちょうどいいのかもしれません。がっちりホールドするようなことは言わない方がよさそうです。

連絡に関する期待と謎のルール

たとえばLINEで「最低でも1日に2往復はしたい」とか「メッセージを送ったら30分以内には返信してほしい」など謎ルールを設ける人がいます。女性の言い分はマメに連絡を取って早く仲良くなりたいのかもしれませんが、男性はこうしたお願いに閉口するようです。

「付き合って何か月も経っている関係ならわかるけれど、2、3回会っただけの人に指図されるのは困る。いい感じだったとしても気持ちが萎えてしまう」(27歳男性・エンジニア)

この男性はそもそもLINEがマメではないそうで、「そこまでして連絡し合う意味がわからない」とも言っていました。

関係を深めるためにメッセージをやり取りしたい女性と、LINEを連絡ツールと考える男性は相性がよくないかもしれません。同じノリでメッセージを取り交わせないとお互いにストレスを感じるはずです。たくさんLINEしようと考える前に、相手がどんなコミュニケーションをするタイプなのかをまずは見極めるとよさそうです。

好きな人を楽しませるアプローチを!

好きな人にアプローチするなら、相手を楽しませることを一番に考えるといいでしょう。一緒にいる時間を楽しくすごせたら、男性のほうが「もっと話したい」「もう一度会いたい」と思うようになります。

そのためにも、「私がどれだけ好きかを伝える」より「相手と足並みを揃える」というスタンスを大切に。相手のことを考えた振る舞いが、結局のところ自分の願いを叶えて恋を実らせるはずです。

<筆者情報>
沙木貴咲
ライター/占い師。自らの恋愛経験だけでなく、占い師として数多くの相談を受けるなかで、さまざまな恋と愛の真実を見つめ続けている。結婚・出産・離婚を経て現在は二児の母。


©NDABCREATIVITY/Adobe Stock