「彼氏が風俗好きなんです…」怒り沸騰の女性が驚く「男性の言い分」とは

文・三松真由美 — 2023.10.5
ananwebの公式Instagramには、恋愛や夫婦生活に関するさまざまな悩みが寄せられています。今回は、彼が風俗好きという女性のお悩みを、恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松真由美先生が解決!

彼の部屋のインターホン録画履歴に大きな荷物を抱えた女が日替わりで映ってる。これってデリヘルよね?

セックス エッチ 風俗 カップル 恋人

【レスなひとびと 番外編】vol. 49


ananwebの公式Instagramには、可憐な胸キュン相談からヘビーな泥沼エッチ相談までいろいろなお悩みが届いています。

今回の相談者さん、そりゃ悲しい事件ですよね。わかります。でも、乗り越えて大人の視点で彼を見てあげると、「そんなもんかあ」とストンと胸に落ちるかもです!

今回のお悩み

週の半分は、彼が夜中にデリヘル嬢を呼んでいること。
マンションのインターホンの録画履歴に、携帯を開いて大きな荷物を担いだ女性の履歴が、日替わりで残っています。

そりゃ驚くし、ムカつく気持ちはわかります。昭和の時代は会社の接待で風俗が使われるなど「えー! オヤジ、最低ー」的な秘事がジャパン各地に存在しました。
でも今だって風俗街はあるし、ネットでデリバリー嬢さんをスピーディーに呼べるし、決して風俗産業が少なくなっているわけではない。よって彼のインターホン録画履歴を見たり、彼部屋のベッドで嬢さんの髪の毛を発見して怒り沸騰の女性は点在しています。

数々の恋愛・セックス相談に答えてきた私としては

「風俗は浮気とイコールではない」

です。

私の周りの、風俗大好きメンズたちにご意見を聞いてみました。
電話でヒアリングしたかたもいて、まわりの人が会話を聴いていたらどうしようとヒヤヒヤしながらリサーチしました(笑)。

【デリ好きメンズの回答】

デリは、マスターベーションの高級版みたいなものではないかと思います。今日、お金あるから呼んじゃおうか的な。
嬢にガチ恋されたらアレですけど、そうではないと思うので。日替わりでいろいろな女性と遊びたいだけ

彼女、まだエッチに慣れてないからあんまし、派手なプレイができないんす。着衣プレイとかね。
彼女とはできないようなエッチを思う存分やりたい

生理・頭痛など彼女ができないときの翌日って、やり残した感があってムラムラするから、できるひととやって発散してスッキリするだけ

センパイに誘われて断れずに風俗店行ったらはまった。
彼女が言わないような褒め言葉言ってくれるし、なんかうれしい

彼女はおっぱいでかいんすけど、胸小さくて痩せてる女性とエッチしたくてたまに呼びます

友達と話すときにネタになるから。俺の周り、ギラギラ系の地元友達多いから

ほら、こんなものなのです。「本命彼女と別れて嬢と付き合うぞ」なんて思わない。「お金払わずさせてくんないかな」という邪念はあるかもですが。

彼女さんを大切に思えばこそデリを呼ぶというメンズもいるのですから、見守りましょう。癒やし言葉、褒め言葉を言うのは、相談者さんにもできることなので、率先してやってください。
 
さて「彼女にはできない性のアクション」。これは、やったらドン引きされるかもという思いがあるからです。女性側から「今までと違うスッゴイことして」とおねだりすればどうですかね!

ってことで、デリ好き彼氏にはあまり目くじらをたてぬこと。

とは言え一点注意することがあります。それはジャパンで梅毒患者が増えていること。梅毒に限らず性感染症は見知らぬひととの性行為で感染する確率が高いので、デリ好き彼氏には「定期的に専門クリニックで検査してくんなきゃエッチしない」というのが大正解なリアクションです。

参考web
梅毒急増の背景は?【時流◆梅毒はなぜコロナ禍で急増しているのか】
https://www.m3.com/clinical/open/news/1150155

   


三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。
恋人・夫婦仲相談所のオフィシャルサイト令和バージョン!!
http://fufunaka.com/

真由美所長、フェムテックの新会社Gladでinsta開始
https://www.instagram.com/glad.official2021/

『妻で母ですが、女性風俗にハマりました 咲子の場合』(KADOKAWA)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322203002056/


©Vasyl/Adobe Stock