イク時だけアレを言ってほしい…ビンビン興奮する「エッチ中の喘ぎ声」

文・三松真由美 — 2021.9.2
ananwebの公式Instagramには、エッチに関するさまざまな悩みが寄せられています。エッチの不満、悩みを恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニストの三松先生が簡単解決!

彼のエッチボイスがでかすぎて萎えてしまいます。ボイスレスのエッチがしたいよう…。

セックス エッチ 喘ぎ声

【レスなひとびと 番外編】vol. 23


恋の悩み、エッチの悩み、カラダの悩み。乙女たちのお悩みは無限大。大丈夫です。悩みがないひとなんてゼロ人です。

ananwebの Instagramに寄せられるお悩みを見ると、「あ! 私と一緒の悩み!」というものがかならず見つかるはずです。今回もベッド上の悩みにフォーカスしてみましょう。

「相手の喘ぎ声がデカすぎて、めっちゃ萎えます。しかも、隣に聞こえそうなくらいデカいです。そういう時に限って、自分だけ気持ち良くなって早くして終わるので、私は不完全燃焼です。それが続いて、レスになりつつあります」

ふむふむ。男性側の声がデカイというカップル。

女性がベッドで「アンアン、あーんあん」と悶える声はエロチックで男性側はヤル気が増します。俺のガンバリが彼女の喘ぎ声に連動すると思えば、わかりやすい指針になります! 逆にお人形さんのように黙っていられると「気持ちよくないんか?」「俺が下手なのか」「ちっこすぎるんか」といらぬ心配が出てきて、エッチに没頭できないオトコ心。

「もっと、声出せよ」
「感じるって言って」

と声出し強要するメンズもたくさんいますよ。よって、女性のための喘ぎ方をアドバイスするコラムもあったりします。女性はタイミングよく、恥ずかしそうに喘ぎましょうというのが私の意見です。女性はベッドでボイスレスになってはいけません。

さて、男性の喘ぎ声はどうだ。どのレベルなら女性ウケするのか。私のお友達女子達に聞くと、

「彼のおっぱい舐めるとアーンって女っぽい声出すのが気持ち悪くて嫌だ」
「トロリとした目つきでウッとかウウンーとか変態モードになるのが怖い」

と言うかたもいます。これはもう性格というか性癖なので、矯正はむずかしいかもしれません。

「最中に名前を呼んでほしい」
「気持ちいいよとつぶやいてほしい」
「イクときだけ、大好きって言ってくれればいい」

彼氏に求めるベッドボイス日本編は、このレベルが最適のようですね。海外は「yes! come on!」って激しく叫ぶのが王道ですから。あくまでもニッポンは奥ゆかしく。

相談者さんの彼氏みたいに野獣ボイスでハッスルするタイプは、「声大きいよ」と言っても、なかなか直せない。快楽とともに湧き上がる衝動と連動してますんで、そこにドン引きしたら気の毒です。

対処法としては、

  • お口にタオルをくわえてもらう
  • キャンディを2、3個舐めながらいたしてもらう
  • ボールギャグなどのお道具を使う
  • あなたの指を最中にずっと口にくわえていてとお願いする

これまでに体験したことないSM的なエッチに燃えてしまい、さらに野獣になる可能性もありますが、声を忍ばせる方がドキドキしてエッチな気分が高まるわん! と伝えてみましょう。

そして、隣のお部屋を気にせずできる場所に月1回は出向きましょう。ラブホテル、深い山奥の炭小屋、ジャングルの木の上、砂漠のど真ん中、サバンナの…あ、ライオンに襲われそうと思いながらエッチするとさらに燃えるようです。この際、声のでかさなど気にせず、あなたもアニマルになったほうが万事丸く収まる気もします。

「ボイスレスな男より、アニマルエッチしてくれる彼のほうがたくましいじゃないか。と考え方を変えてみよう」


三松 真由美 
恋人・夫婦仲相談所所長・コラムニスト。バブル期直後にHanakoママと呼ばれる主婦の大規模ネットワークを構築。その後主婦マーケティング会社を経営。主婦モニター4万名を抱え、マーケティング・商品開発・主婦向けサイト運営に携わる。現在は夫婦仲、恋仲に悩む未婚既婚女性会員1万3千名を集め、「ニッポンの夫婦仲・結婚」を真剣に考えるコミュニティを展開。「セックスレス」「理想の結婚」「ED」のテーマを幅広く考察し、恋愛・夫婦仲コメンテーターとして活躍中。講演・テレビ出演多数。20代若者サークルも運営し、若い世代の恋とセックス観にも造詣が深い。コミック『「君とはもうできない」と言われまして』(kadokawa)好評発売中。

恋人・夫婦仲相談所のオフィシャルサイト令和バージョン!!
http://fufunaka.com/

三松真由美 note 恋と結婚とエッチのテーマ更新中
https://note.com/suzune_16

恋人・夫婦仲相談所公式インスタ
@fufunaka11


©WIN-Initiative/Neleman/Gettyimages