幼少期からの夢を諦めかけた時に、美容系インフルエンサーとして開花。
「幼少期から芸能界に憧れがあって。常に可愛くなりたい、という思いが人一倍強く、小学生の頃から通販番組や雑誌を見て、おもちゃではなく化粧品をおねだりしていたほど。今思うと、この経験が現在につながっているのかもしれません。大学入学のために上京し、その後、芸能事務所に入り26歳まで舞台女優として活動していたのですが、思うようにいかず…。芸能事務所を辞めて、いったんリセットしようと、たまたま始めたのがTikTokでした」
最初から美容系の動画を投稿していたのですか?
「最初は手探りだったのですが、その中で美容系のネタがバズり、本格的に取り組むように。ありがたいことに紹介した商品が翌日店頭から消えたこともあるんです。動画作成でのこだわりは、私がトキめくものや本気で使いたいものを正直にレビューすること。そして自然光での撮影。そのため雨が続くと辛くて。先日も太陽を求めて日帰りで札幌まで行きました(笑)。今後も自分らしい発信を続け、いつかはコスメを作ってみたいな、と思っています!」
ポーチの中、見せてください!
「夏は紫外線予報の〈メイクを守るUV スティック〉、デオナチュレの〈ちょい冷え続くソフトストーンW〉、ビオレUV〈アクアリッチアクアプロテクトローション〉もマスト」
Yamichan’s Beauty Rules
1、0kcalシロップは複数持ち歩き。
「仕事で集中したい時に欠かせないのが甘いカフェラテ+クッキー。ただ、ダイエットも意識しないと…、と思い甘さは0kcalのシロップで補うようにしています。外出先でも困らないようポーチに複数個入れて、常に持ち歩いています(笑)」
2、推しの名入りリップでモチベーションアップ!
「漫画『キングダム』の桓騎将軍が好きすぎて、刻印ができるNARSのリップに“桓騎のやみちゃん”と入れました。推しと自分の名前を目にするたび、幸せな気分に! ちなみにこの色は、オーデイシャスリップスティックの9461です!」
3、デリケートゾーンは、専用アイテムでケア。
「フェムテックにも興味大! 旅先にも持って行くほど愛用中なのが、ピュビケア オーガニックのソープ。使い始めてから、おりものなどの不調が解消された上、専用アイテムで丁寧にケアすることで、自分自身をより大切にできる気がします」
やみちゃん 1992年生まれ、愛媛県出身。「TikTok CREATOR AWARD 2021」でファッション・ビューティ部門最優秀賞受賞。この日のメイクは「顔の左右差を補正するため、右側の口角にアイブロウペンシルでシェーディングを入れ、右下まぶたの目尻にはオレンジのアイカラーをぼかし余白を削っています」。
※『anan』2022年6月22日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・松原 彩