日本を代表する避暑地として、古くは中山道の宿場町から発展した長野・軽井沢エリア。そんな歴史に裏打ちされた風格ある街で楽しむ、新しい軽井沢旅で癒しをチャージ。


いまの軽井沢を届ける食と文化の発信地。

この数年で新店が続々と誕生している軽井沢エリアの、フード&カルチャーの新スポットをご紹介。

PUBLIC食堂

オープンキッチンで生まれる交流が心地よいダイナー。
中軽井沢にある『PUBLIC BAR』がはじめた、アメリカンダイナーのスタイルで提供する『PUBLIC食堂』。名物の「アメリカンブレックファースト(写真上)」や「フレンチトースト(冬季限定・写真下)」はボリュームたっぷりで、これを目当てに朝の時間帯は混雑することも。パンは徳島県神山町の『かまパン』のものを使い、ずっしりとした食感にほのかな酸味を楽しめる。フレンチトーストは、このパンを6種のスパイスとウイスキーに漬け込み香り高く仕上げた一品。また、副菜の野沢菜はマヨペーストのマスタードで和えるなど、地のものも存在感を光らせる。コーヒーは東京・小平の『Tomita coffee roastery』で焙煎したものをアメリカンにして飲みやすく。PUBLIC=地域との交流を大切に、オープンキッチンとコの字形カウンターの店内ではご近所さんや観光客が会話を楽しむ瞬間も。

北佐久郡軽井沢町長倉鳥井原1690‐1 TEL:0267・41・0240 8:30(土・日・祝日7:30)~15:00(14:30LO) 火曜休

軽井沢書店 中軽井沢店

“生涯学習”をテーマにした、全世代が楽しめる選書と空間。
『PUBLIC食堂』をはじめ、デリやワインショップなどが集う複合施設「軽井沢コモングラウンズ」。その中核を担うのが、代官山蔦屋書店などを運営するCCC(株)が手掛ける『軽井沢書店』。一時、書店が街からなくなった軽井沢の地に『軽井沢書店』を開業し、2号店として“生涯学習”をテーマにオープン。子供たちの成長の場として移住した家族や、別荘ライフを堪能する方、旅行者も楽しめるよう、自然科学や建築、アート、食、児童書など選書を凝らしている。広々とした店内は、木の素材感を活かした内装とアーチ状の造りが有機的で、周囲の自然と見事に調和している。店内には、栃木・黒磯の『SHOZO COFFEE』の長野県初進出となる『SHOZO COFFEE KARUIZAWA』を併設しており、お気に入りの場所を見つけてコーヒーを片手に読書を楽しんだりと、ぜいたくな読書タイムを約束してくれそう。

北佐久郡軽井沢町長倉鳥井原1690‐1 TEL:0267・46・8590 9:00~18:00 火曜休※季節変動あり

RK DONUTS

地元の食材をふんだんに使った、体に優しいドーナツ。
軽井沢を中心に、安心安全な食材にこだわる『RK』ブランドのドーナツ店が提供するのは、シンプルで飽きのこない優しい味わいのドーナツ。RKとはRUSTIC KITCHENの略で直訳すると「飾り気のない素朴な台所」。その名の通り、ログハウスのような素朴で温かみあるお店は実はオーナーの倉庫をリノベしたもの。ドーナツは地元の食材をできるだけ使い、カスタードはお店で炊くなど既製品を使わないこだわりようで、材料の調理からドーナツの成型まで製造の工程の多くを店舗で行うようにしている。長野のソウルフード「牛乳パン」を彷彿させるような、名物の「牛乳ホイップ」は、長野県産の牛乳を使った濃厚だけど優しいミルクの味わいが印象的。きび糖をまぶしたドーナツは素朴な甘さで毎日食べたくなる。

北佐久郡軽井沢町長倉2681‐1 TEL:0267・31・0456 10:30~16:00 火曜休

kaveri

軽井沢の自然でととのう、本格フィンランド式サウナ。
北欧ヴィンテージ家具の専門店『haluta』が手掛ける複合施設「still」。その敷地内に2023年11月にオープンしたのは、同じく北欧の空気を纏ったフィンランド式本格サウナの「kaveri」。全3棟のサウナ室全てが屋外に用意されたアウトドアサウナで、浅間山麓の地下水を汲み上げた水風呂や、川のせせらぎを感じられる外気浴など、軽井沢の自然をダイレクトに感じる“ととのい”を体験できる。3つあるサウナ室のうち、薪ストーブを備えた「kapy」と「valko」は、85°Cとやや低温に設定されていて、ドーム型の「kapy」は熱が全体にじんわりと回る設計に、「valko」は熱をしっかり感じられる構造で、サウナ室によって異なる温まり方を味わえる。星空を望む夜間の外気浴では、運が良ければ野生のムササビを観察できる“ムササビ浴”も…! 相席¥3,850~、貸切¥9,900~(いずれも2時間)。

北佐久郡軽井沢町追分1372‐6 still内 TEL:050・3574・6600 12:00~22:00(予約制) 火・水曜休(夏期は火曜休)

セルクル プリュス

厳選されたワインと食雑貨で、豊かなライフスタイルを提案。
移住先として密かに注目を集めている軽井沢の隣町・御代田町。ライフスタイルショップの『セルクル プリュス』が入るMMoP(モップ)は、写真美術館をはじめ、雑貨やインテリアショップ、カフェやレストランなど8店舗が集う、御代田町の今を発信する拠点の一つとなっている。食雑貨やデリを豊富に揃えた『セルクル プリュス』は、世界各地から集めた400種近くのナチュラルワインをウォークインセラーで管理していて、実際にセラーに入って好みのワインを探すことができる。デリはフレンチシェフこだわりの逸品揃いで、テイクアウトはもちろん、店内でイートインすることも可能。ジャムや香辛料など食卓を彩る厳選された調味料は、あまり馴染みのないものも多いが、値札にはオススメの使い方が丁寧に記されているのでお土産にもピッタリ!

北佐久郡御代田町馬瀬口1794‐1 MMoP内 TEL:0267・31・5161 10:00~18:00 火・水曜休(夏期は火曜休)

Richter Raum

ドイツのアトリエを忠実に再現した、唯一無二のリヒターの空間。
現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターの作品を常設展示する「Richter Raum」。ドイツのケルンにあるリヒターのアトリエを模した空間設計となっていて、採光の良い部屋からは、軽井沢の木々の移り変わりとともにリヒターの作品を鑑賞することができる。目玉のひとつ、高さ5mを誇る4つの壁を十字に組み合わせた立体版のストリップ「ストリップ・スカルプチャー・カルイザワ」は、世界初となるリヒターの屋外彫刻作品で、リヒターからの提案によってこの地に生まれたオリジナル作品。ストリップの特徴であるカラフルな色調が軽井沢の自然に見事に溶け込んでいる。その日の天候でストリップのガラス面の反射の具合も変わるため、見せる表情も日によって異なる。そんな偶然性を楽しんでみるのも面白い。一般¥1,200。

北佐久郡軽井沢町軽井沢1323‐1475 

 要予約。開館日はシーズンによって異なる。

写真・兼下昌典

anan 2431号(2025年1月22日発売)より
Check!

No.2431掲載

冬のご自愛旅へ。

2025年01月22日発売

野沢温泉、白浜、奥飛騨、会津、ポロト、軽井沢…それぞれに温泉、パンダ、絶景、美食…と個性的な“癒し旅”の要素が詰まった旅の目的地をananが厳選。“餃子とビール、ときどきサウナ”のととのい旅やリモートワークをしながらリフレッシュもできる宿など、いまどきな“ご自愛旅”も提案。この冬おすすめの旅スタイルが詰まった一冊です。

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