
意中の男性に見られることを意識して着用する、魅力ある下着。自分の気持ちを上げてくれ、いろいろな意味で気合を入れたい時にも身につけるのだとか。これについての坂上さんの意見は?
勝負よりドレスアップくらいでどうでしょう?
興味がまったくないわけじゃないけど、下着からセクシーさって、そんなに感じないタイプです。気になるとしたら、その人のキャラに合っているかどうか、かなぁ。
洋服のセンスとも似ていて、下着にも美意識とか人となりが出ますからね。清楚な感じの女性が、紫のTバックをはいていたら、それで興奮する男性もいるかもしれないけど、僕はちょっと引いてしまいます。基本、Tバック自体、僕はそんなに好きじゃないし…。
色も僕の個人的な趣味としては、黒あたりがベスト。赤や紫なんかの派手な色とか、上下揃いの下着には、過剰な意気込みを感じてしまうので、ご遠慮願いたいです。
だいたい、下着に“勝負”っていう観念があること自体おかしいですよ。じゃあ勝負じゃない下着って、一体どんなの? って話になっちゃいますから。デートでちょっといいレストランに行くとか、下着のドレスアップ、というくらいの感覚がちょうどいいと思いますが、どうでしょう。
それより、なにしろ“下着”なんですから、日頃から清潔第一、でお願いします!
※『anan』2016年2017年1月11日号より。イラスト・3rdeye 文・神保亜紀子
(by anan編集部)