なんとなくいつも喉の調子が悪く、なかなか改善しない肩こりや頭痛が気になったら、「上咽頭炎(じょういんとうえん)」の可能性を疑ってみたほうがいいかもしれません。
頭痛も肩こりも鼻のせい!? アレルギーにも影響する上咽頭炎とは。
頭痛も肩こりも鼻のせい!? アレルギーにも影響する上咽頭炎とは。

上咽頭とは、鼻とのどの間にある粘膜の部分。ウイルスや細菌の影響で、風邪や体調不良時に炎症が起こりやすくなります。いわゆる“のどの風邪”の状態で、のどの痛みや痰がからんんだような不快感を伴うものです。

風邪からの回復とともに、上咽頭の炎症も改善すればよいのですが、人によっては慢性化してしまうことも。目に見えない鼻の奥の炎症には気が付きにくいため、知らず知らずのうちにさまざまな影響を与えてしまうようです。

隠れたところで炎症が続けば、体内では常に免疫が働いている状態です。慢性的に起こる炎症を対処しようとするうちに、免疫機能も疲れてしまい、その働きも低下してしまうのだとか。そうして上咽頭炎が慢性化すると、頭痛が続き、肩こりや耳鳴り、めまいといった不調を招いてしまうようです。

さらには、目の奥に鈍痛を感じることもあるようです。目の奥が重いように感じるのは、単なる目の疲れではなく、上咽頭炎の影響かもしれません。

また、免疫力が低下することで、アレルギーがある人は悪化しやすく、人によっては副鼻腔炎や後鼻漏(鼻の奥からのどに鼻水が流れる)につながることもあるのだとか。はっきりとはわかっていませんが、自律神経のツボがあるともいわれており、上咽頭炎があると自律神経が乱れやすいともされています。

さまざまな症状を招く上咽頭炎は、耳鼻咽喉科での治療が可能です。上咽頭炎の治療は「Bスポット療法」とも呼ばれますが、一般的ではないため、病院によっては確認しましょう。

自分でケアをしたい人には、鼻うがいがおすすめ。普通の水ではツーンとした痛みを伴います。体温程度のぬるま湯を用意し、塩を入れて、生理食塩水を作って行うとよいでしょう。また、馬油を点鼻するという方法もあります。

普段から喉が弱い、マッサージに行っても肩こりが改善しない、目の奥が痛いといった症状がある人は、一度、近くの耳鼻咽喉科に相談してみては?

(by anan編集部)

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