阿部亮平さん2度目のソロ表紙は特集に合わせて、さまざまな“守る”の形を表現。
ananがこの秋新たに作った「自分の護り方」特集は、スマホの中の世界から街中まで、日々不安と隣り合わせ、自分の選択がより大切になったこの時代に、術として身につけておきたい“護り方”の実用をたくさん凝縮しました。このテーマのカバー撮影に向き合ってくださったのは、Snow Manの阿部亮平さんです。その知性で、いつでも思いやりのある振る舞いを見せてくださる姿に、「阿部さんだからこそ」とオファー。今回も時間をかけて真摯に取り組んでくださいました。
撮影は特集に合わせて“守る”をキーワードに3パターンを構成。守る対象を入れ替える形で、それぞれに異なる人物像の阿部さんを演じ分けていただきました。最初は、愛らしさを詰め込んだ〈守りたいあべちゃん〉モード。ほぼノーセットの自然体なヘアメイクに、お揃い柄のモヘアニットとマフラーで、立っているだけで完成した可愛い装いに。モフモフなので、のそのそ…と撮影エリアまで移動していただき、ソファ周りで撮影をはじめると、だらーん、のびーっと、こちらからお願いせずともみるみる繰り出す素晴らしい自然体のポージング。しかもほっこりになりすぎず、まるでパリのアパルトマンの一室のようにオシャレに昇華できてしまう阿部さんの雰囲気作りに、一同圧倒されっぱなしでした。どんどん衣装を着崩していくシーンでは、靴、ソックスまでも可愛く脱いでいきつつ、脱いだあとは隙間時間にこっそり靴もソックスもきちんと揃え直す気配りにも脱帽です。掲載写真でも隅っこでピシッと揃った靴&ソックスセットが垣間見れますので、お見逃しなく。
2つ目は〈自分を守るあべちゃん〉モード。ジュエリー、シャープなメガネ、レザーグローブで装飾を重ね、自分自身を自己愛で守る崇高さを表現しました。ここでは、オールブラックの衣装で色を絞り込んだ中で、テーブル周りから花の持ち方まで、パフォーマンスで磨き上げられた、指先まで行き届いた所作の美しさが光ります。3つ目は表紙にもなっている〈守ってくれるあべちゃん〉モード。艶やかなボウタイシャツに、床につくほどのロングコートを羽織り、武骨なウッド調の部屋と、真っ赤な部屋の2箇所で撮影しました。ドカッとソファに座ったり、コートをなびかせたり、鏡に向かって睨んだり…新鮮にも映る粗野っぽくエネルギッシュな動きと表情、その圧巻のかっこよさに現場は最後にヒートアップ。阿部さんとカメラマンさんが思わず早足で動くほどの熱いセッションにご注目ください!
多面的に阿部さんの魅力を掘り下げた今回。その表現の豊かさで、優しさと意志の強さを兼ね備えた、阿部さんのオーラそのものをギュッと凝縮したようなグラビアに仕上がりました。インタビューでは、持ち前の思慮深さや俯瞰的な視点で、自身のこと、グループのことをどのように守っていくか、その先に何を見ているのかをお話ししてくださっています。すべての取材が終わると、「実は僕なりに気合いを入れてきました(笑)」と、食事制限をして臨んでくださっていたことを帰り際にさらっと明かした阿部さん。最後まで抜かりなく完璧な姿にスタッフ全員で感嘆の声を上げながら、お弁当を2つお渡ししてお見送りしました。たっぷりと読み応えのあるフォトストーリーとインタビューをお楽しみに!(NF)
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