写真・黒川ひろみ Getty Images 料理作製、スタイリング・田村つぼみ 文・牧田ちえみ 構成・片岡延江
オートファジーを上げる食材で「細胞」を磨く。
そこでこのページでは、ふたつのキーマンを再活性化させる食材を使った簡単レシピを紹介。なかでも、ポリフェノールであるエラグ酸から腸内細菌によって作られる「ウロリチン」や、赤ワインに含まれるレスベラトロールは細胞をリフレッシュ。
「エラグ酸の多いザクロやベリーは、彩りと見た目もかわいいのでサラダにしたり、レスベラトロールは黒いぶどうの皮にも含まれているので、ぶどうジュースをドレッシングに使うのもおすすめです」(田村つぼみさん)
田村つぼみさん
料理家、フードコーディネーター。短大卒業後、料理教室にて講師を務めた後、浜内千波さんのもとで修業。現在、書籍や女性誌を中心に活躍中。カフェのプロデュースや商品開発なども。
細胞力アップの味方になる成分
ウロリチン
細胞を再活性化させるエイジング素材として注目。
カテキン
緑茶、抹茶、大豆などに含まれる機能性成分。
グルコサミン
体内で自然生成される量は年齢とともに少しずつ減少。
レスベラトロール
植物が自らを守るため作るポリフェノールのひとつ。
スペルミジン
細胞の生まれ変わりに不可欠なポリアミンの一種。
カラダを元から磨く、簡単「細胞力アップ」レシピ。
- ホタテ・・・4個
- ザクロ・・・40g
- ブルーベリー・・・20g
- くるみ・・・10g
- ルッコラ・・・40g
- ぶどうジュース・・・大さじ1
- オリーブオイル・・・大さじ1
- バルサミコ酢・・・小さじ2
- 塩小さじ・・・1/3
- こしょう・・・少々
- ホタテは半分に、ルッコラは4cm幅に切る。くるみは砕く。
- Aを大きめのボウルで混ぜ合わせ、1とザクロ、ブルーベリーを入れ、混ぜ合わせて器に盛り付ける。
- エビ(殻付きのもの)・・・200g(約6尾)
- ニンニク・・・1かけ
- 生姜・・・1かけ
- アーモンド・・・8粒
- 塩・・・小さじ1/3強
- ターメリック・・・小さじ1/2
- 白ワイン・・・大さじ1
- ローズマリー・・・2枝分
- オリーブオイル・・・大さじ2
- ターメリック・・・適量
- アーモンド・・・適量
- エビの背にハサミで切り込みを入れ、水でしっかり洗って水気を拭き取る。
- ニンニク、生姜をみじん切りにし、アーモンドは細かく砕き、Aと1を入れて揉み込む。(ハーブはお好みで)
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、2を揉み込んだ具材ごと入れて揚げ焼きにする。器に盛り付け、ターメリックや砕いたアーモンドを散らす。
- うなぎ・・・100g
- 山芋・・・100g
- 乾燥わかめ・・・大さじ1/2
- 抹茶・・・小さじ1/2
- ポン酢・・・大さじ1
- 山椒・・・適量
- 山芋は皮を剥いて1cm角に切る。うなぎも同様に切る。わかめは戻す。
- ボウルに抹茶とポン酢を入れて混ぜ溶かし、1を和え、器に盛り付け、山椒をふる。
- クリームチーズ・・・40g
- 塩、こしょう、レモン汁・・・各少々
- ザクロ・・・20g
- ブルーベリー・・・30g
- ディル・・・適量
- フランスパン・・・適量
- クリームチーズを室温に戻して塩、こしょう、レモン汁を混ぜ合わせる。
- トーストしたフランスパンに1を塗り、ザクロ、ブルーベリー、ディルを散らす。
- 木綿豆腐・・・1丁(300g)
- エリンギ・・・100g
- シイタケ・・・3個
- ごま油・・・大さじ2
- ポン酢・・・大さじ2
- 花椒・・・適量
- ネギ・・・適宜
- 豆腐をキッチンペーパーに包み、電子レンジで3分加熱して水分を飛ばし、6等分に切る。エリンギとシイタケは食べやすく切る。
- フライパンにごま油を熱し、豆腐を入れて焼き色がついたらひっくり返し、空いた所にキノコを入れて炒める(火はやや強めで、蓋をして蒸し焼きにするとハネ防止にもなります!)。
- 全体に焼き色がしっかりとついたらポン酢を全体に回しかけ、水分がなくなったら器に盛り付ける。花椒をふり、お好みで、斜め薄切りにしたネギを添える。
- オクラ・・・3本
- 山芋・・・100g
- 納豆・・・1パック
- くるみ・・・30g
- 桜エビ・・・大さじ1
- ご飯・・・300g
- 鰹節・・・5g
- 醤油・・・小さじ2
- ごま油・・・小さじ1
- オクラは耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジで40秒加熱し小口切りにする。山芋は皮を剥いてすりおろす。くるみはやや粗めに砕く。
- 1と納豆(たれや辛子がついていれば、一緒に混ぜてOK)、桜エビを混ぜ合わせる。
- ご飯と鰹節を混ぜて器に盛り付け、2の具材を上にのせる。醤油とごま油を混ぜて上からかける。
スムージーやホットワイン、スープでも
- イチゴ、またはブルーベリー(冷凍でもOK)・・150g
- ヨーグルト・・・150ml
- 豆乳(無調整でも調製でもOK)・・・150ml
- コンデンスミルク、蜂蜜・・・各適宜
- 赤ワイン・・300ml
- オレンジ・・・1/2個
- リンゴ・・・1/4個
- シナモン、ターメリック・・・各少々
- シナモンスティック・・・適宜
- しめじ・・100g
- シイタケ・・・3個
- 生姜・・・1かけ
- 水・・・400ml
- 赤ワイン・・・大さじ2
- ターメリック・・・小さじ1/2
- カレールウ・・・1かけ
- 塩・・・適宜
- 粉チーズ・・・大さじ2
- キノコ類は石づきを除いて粗みじんに切る。生姜はみじん切りに。(キノコはなんでもOK)
- 鍋に1と水、赤ワイン、ターメリックを入れてひと煮立ちさせ、2分ほど煮込む。火を止めてカレールウを入れて溶かし、再び加熱して1分ほど煮込む。お好みで塩で味を調え、器に盛り付け粉チーズをたっぷりとかける。
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