体の疲れとけがれを取る場所。水を溜めず、水が出る場所を常に清浄に保っていこう。
お風呂
上げてくれるのは…【健康運・美容運】
お風呂の気を整えるには、とにかく水気をなくすこと。「風を循環させ、湿気を溜めないことが大事なので、換気扇は一日中回しましょう。また、バスタブに水を溜めたままにするのはできれば避けたいですが、洗濯用に取っておきたい場合は必ずふたをすること。トイレ同様、水をふたで封じ込めておけば、運が漏れにくくなります」(占い師・愛新覚羅ゆうはんさん)。お風呂場で気をつけるべきは髪の毛。「抜けた髪の毛は不浄なもの。見つけたらすぐ捨てるのが不運回避の鍵となります」(愛新覚羅さん)。排水口に石鹸カスの汚れが付着した髪の毛が溜まり、これらが乾くと触りたくない状態に。「排水口に溜まった髪にシャワーをかけて石鹸カスを洗い流せば、取り除きやすくなります。今後は溜まった髪を毎日取るよう習慣づけて」(お掃除オーガナイザー[R]・木村由依さん)。「体を清める水なのに、水を出すシャワーヘッドが汚くては本末転倒。人が映る鏡もピカピカにしておくことが開運の秘訣です」(愛新覚羅さん)
1.シャワーヘッド
体を清める水や湯が出る部分は、常に清潔にしておきたい。
水滴により、カルキや黒カビが発生しやすいシャワーヘッド。定期的に掃除して、綺麗な水が出る状態を維持したい。「洗面器にクエン酸を溶かし入れ、ヘッド部分を10分浸しておきましょう。汚れが柔らかくなるので、ブラシなどで汚れを掻き出します。最後はシャワーの水を出し、クエン酸が残らないようしっかり水洗いを」(木村さん)
2.排水口
雑菌の発生源になる髪の毛を取ってからブラシでこすり洗い。
排水口の掃除はヌメヌメした感触が不快。「シャワーで排水口に水をたっぷり流し込み、受け皿のヌメリをできるだけ取ってから掃除すればいいでしょう。髪の毛や汚れを取り、受け皿の表面だけでなく裏側もブラシでしっかり洗います。綺麗な状態にしたら、その後は触れる程度の汚れのうちに掃除することを心がけて」(木村さん)
3.鏡
邪気を祓いのけてくれる鏡は、顔がクリアに映る状態をキープ。
鏡は邪気を祓うパワーがとても強いけれど、曇っていては逆効果。常に顔がしっかり映るよう、綺麗な状態をキープしたい。「鏡の汚れのもとはカルキ。中性洗剤やクエン酸で柔らかくしてから、スポンジなどで磨くように洗い落としましょう。普段からまめにブラシでこすって洗い流しておけば、頑固な汚れがつきにくくなります」(木村さん)
愛新覚羅ゆうはんさん 占い師、風水師、開運ライフスタイルアドバイザー。清朝の皇帝・愛新覚羅一族の流れをくむ。近著は『いちばんやさしい風水入門』(ナツメ社)。https://aishinkakura-yuhan.com/
木村由依さん お掃除オーガナイザー(R)。「クリスタルミューズ」代表。思考の整理から始め、個人に合った掃除、片付けをトータルでサポート。オンラインサロンも主宰。https://crystal-muse.com/
※『anan』2020年12月30日-2021年1月6日合併号より。写真・黒川ひろみ 取材、文・板倉ミキコ
(by anan編集部)