団らんのひとときや花のオブジェ。脱マンネリで、感謝を伝える。
「花なら種類を変えたり、花モチーフのオブジェにすると目新しい贈りものに」(オモムロニ。さん)
「旅行や食事など、モノではなく思い出に残る時間を贈るのも一案です」(真野さん)
面と向かって「ありがとう」とはなかなか言えないのが家族。いつもとはちょっと違う贈りもので、日頃の感謝を伝えよう。
母の日にぴったりの、花をモチーフにしたアイテム。
母の日には花束。そう決めている人も多いようだけれど、
「たまには目先を変えて、生花ではなく花をモチーフにしたアイテムはどうでしょう」
と、オモムロニ。さん。
「たとえば乾燥させた花を閉じ込めたアクリルキューブのオブジェやキャンドル、花を精細にかたどったブローチなど。あるいはお湯に入れると花びらが開くハーブティーを、ガラスのティーポットなどとともに贈るのも素敵です」
来年の母の日に、ぜひ。
家族で共有できる、“おいしい時間”をお取り寄せ。
「母の日以上に何をあげたらいいか悩む声が多いですね」と、真野さんが言うのが父の日のギフト。
「普段は忙しくて話す時間も少ない父親に、今年はおいしいものを取り寄せて、家族一緒に食べるという“イベント”を贈るのはどうでしょう。たとえば上質なハムのセットやブランド肉の詰め合わせなど、母親にも喜んでもらえるものを選ぶのがポイントです」
あるいは、夫婦で使える食事券や旅行券などもおすすめ。
「日常の中にちょっとだけ彩りを添えられる、そんな経験ができるものをプレゼントしましょう」
氷室豚のセット。しゃぶしゃぶ&ステーキ詰合せ(14日熟成&30日熟成)¥10,000(クリマ TEL:0270・32・0637)
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真野知子さん ギフトコンシェルジュとしてさまざまなシーンでの贈りものを選定。本誌連載「Food news」を月1回担当するほか、TV、ラジオなどで情報を発信。
オモムロニ。さん 雑貨コーディネーター。雑誌などで雑貨やギフトのセレクトを手がけ、連載も多数。著書に『DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア』(文藝春秋)。
※『anan』2020年6月3日号より。イラスト・itabamoe 取材、文・新田草子
(by anan編集部)