薬味酢醤油たれ
茗荷には血行促進&発汗作用のあるα‐ピネン、大葉には殺菌効果や防腐効果を持つ香り成分のリモネンなどが。そこに代謝を促すカプサイシンを持つししとうをプラス。香りの強い3種の香味野菜に火を入れることで、一体感が。
材料(作りやすい分量)
醤油…大さじ2,2/3強、砂糖…大さじ3,1/3、米酢…大さじ2、紹興酒(なければ日本酒) …大さじ1、ごま油…大さじ1,1/4、ししとう…10本、茗荷…3本、大葉…10枚
作り方
1、ししとうは細かい小口切り、茗荷は縦半分に切り薄切り、大葉は半分に切り千切りにする。
2、ボウルに調味料を入れよく混ぜ合わせ、1を加えてざっと混ぜる。
米ナス薬味酢醤油
ナスを先に焼くことが、短時間でたれをたっぷり吸わせるコツ。ふわふわのナスを口に含むと、じゅわっと滲み出す薬味の風味!
材料(2人分)
米ナス…1個、米油…大さじ2、薬味酢醤油たれ…大さじ3
作り方
1、米ナスを3cm厚のいちょう切りにする。
2、フライパンに米油を熱し1を入れ、両面焼き、火が通ったら一度取り出しフライパンの油をペーパーで拭き取る。
3、フライパンに薬味酢醤油たれを入れて熱し、温まってきたら2のナスをもどして薬味酢醤油たれを絡めて火を止め、皿に盛り付ける。
山本千織さん 料理人。『チオベン』名義のケータリングで知られる。著書に『チオベンの揚げもの煮もの』(KADOKAWA)などが。
※『anan』2020年7月29日号より。写真・高杉 純 スタイリスト・西崎弥沙
(by anan編集部)