【2024 MAMA AWARDS】K-POPの祭典が今年も開幕! #DAY①レポート

エンタメ
2024.11.30

毎年冬に開催されるK-POP 授賞式「MAMA」、今年は11 月 21 日に米・ロサンゼルスのドルビー・シアターで、11 月 22 日と 23 日、日本・大阪の京セラドーム大阪で 3 日間に渡って開催され、約 200の国と地域で配信された。日本で開催された京セラドーム大阪公演の初日にはBOYNEXTDOORやENHYPEN、TOMORROW X TOGETHER、IVE、ラッパーのイ・ヨンジにPLAVE、日本からはME:Iが参加。さらに直前に「APT.」が大ヒット中のROSE(BLACKPINK)とブルーノ・マーズの参加が決定し、話題を振りまいた。そんな「2024 MAMA AWARDS」初日の模様をレポートします。

いよいよ始まった「2024 MAMA AWARDS」はTOMORROW X TOGETHERのYEONJUN のソロ曲「GGUM」からスタート。ネイビーのレザースーツをまとい、大勢のダンサーを従えての堂々たるパフォーマンスは今のK-POP界でもトップクラスの踊り手として名高いYEONJUN の魅力が詰まったステージを見せた。

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RANとMIUがスクリーンに映る自分とダンスするパフォーマンスから始まったME:Iは白いミニドレスに黒いレザージャケット姿で登場。「&ME」にはじまり、ダンスシークエンスを経てデビュー曲「Click」の韓国語版をメドレーで展開し、元気のいいステージを見せた。そんな彼女たちは「FAVORITE NEW ASIAN ARTIST」を受賞。「言葉にならないくらい感動しているのですけど、これからも私たちらしく、過去と今を大事にしながら、未来のアイドルとしてたくさんの方の未来を明るく彩れるようなアーティストでいられたら」とMOMONAが言うと、メンバー全員で深々とお辞儀。COCOROは韓国語でスタッフとメンバー、メンバーの家族に感謝を伝えつつ、「何より愛するYOU:MEのみなさん、みなさんのおかげでこの賞をいただけたと思います。これからもがんばります」と笑顔でステージを後にした。

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BOYNEXTDOORは末っ子のウナクがお兄ちゃんたちによってナイスガイに仕立てあげられる映像からはじまり、パリッとスーツを着こなしたウナクがステージに登場して「Nice Guy」がスタート。ミョン・ジェヒョンとテサンは真っ赤なオープンカーに乗って客席から登場して会場を沸かせ、イハンとソンホはシャンパングラスを片手にステージへ。舞台上に作られたバーカウンターを舞台に、最後には花束を持つウナクがカメラにキスする場面まで、まるでミュージカルのようなパフォーマンスを見せた。セルフSpeed Upが特徴的な「Earth, Wind & Fire」では、BOYNEXTDOORらしいユニークでかわいらしいパフォーマンスで観客を楽しませた。昨年は「BEST NEW MALE ARTIST」受賞した彼らだが、今年は「Favorite Dance Performance Group」を受賞。賞をもらえると思っていなかったという彼らは「先ほどのTREASURE先輩のステージではしゃいじゃって、汗をかいていて…」とミョン・ジェヒョンが焦りながら挨拶する一幕も。そして「僕たち6人は音楽をステージをとても愛している人たちです。これからも長く素敵なステージをお見せできるよう、常に成長し続けます」とミョン・ジェヒョン。ウナクは母と妹がMAMAを観に来ていると明かし、「僕を生んでくれて、育ててくれた両親に感謝します」と深くお辞儀した。

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この日のステージでひときわ目を引いたのは、TOMORROW X TOGETHER のBEOMGYUとHUENINGKAI、ENHYPENのJAY、ZEROBASEONEのキム・テレとハン・ユジンによるスペシャルバンド「TOENZE」のコラボステージ。BEOMGYUがベース、HUENINGKAIがドラム、JAYとキム・テレがギター、ハン・ユジンがキーボードを実際に演奏しながら歌ったのはPanicの「Left-hander」。このステージのため豪華5人が集い、即席バンドとは思えないほど息の合ったステージを見せ、それぞれのグループのメンバーたちも楽しそうにステージを見守っていた。

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BEOMGYU
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ハン・ユジン
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HUENINGKAI
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JAY
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キム・テレ
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女優のイ・ジアとラッパーのイ・ヨンジによるラップパフォーマンス「CTL(Cross the Line)」もこの日の目玉のひとつ。ステージ上でキャップをかぶり、マイクを片手に会場にラップを叩きつけるイ・ジアの堂々たる姿にイ・ヨンジの迫力あるラップが重なり、会場は興奮のるつぼに。そして「恋をしているのならば、どんな形の恋であってもためらわないで」というイ・ヨンジの言葉に続いて歌われたのは「Small girl」。小さい女の子に憧れるヨンジ自身の気持ちを歌ったこの曲を、今度はPLAVEとコラボ。スクリーンに映し出されるPLAVEの姿はいつも以上に大きくて、ヨンジを文字通り「Small girl」にしてみせた。PLAVEは「WAY 4 LUV」のパフォーマンスも。レッドカーペットでウノが「今まで見せたことがないパフォーマンスをお見せする」と英語で挨拶したように、初めてのMAMAで次元を超えたステージを見せた。

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赤いドレスが印象的だったIVEは、ユジンが輝く弓を射るとステージ上のタロットカードの幕が上がり、その中から他のメンバーの姿が現れるという華々しいオープニングでスタート。まずは壮大なメロディと独特な世界観が魅力の「Accendio」でIVEらしい優雅なパフォーマンスを見せると、ドレッシーな扇を片手に舞うダンスブレイクを経て「HEYA」へ。デビューから3年で今年は「ロラパルーザ・シカゴ」にも出演。さらに初のワールドツアーを経て成長した姿を見せた。そんなIVEは今年は「FANS’ CHOICE FEMALE TOP 10」と「FAVORITE GLOBAL PERFORMER FEMALE」を受賞。韓国バラエティ界では有名なナ・ヨンソクPDとイ・ヨンジというどちらも縁が深い2人から「FANS’ CHOICE FEMALE TOP 10」を授賞されたYUJINは「賞の名前のとおり、DIVE(IVEのファンネーム)のみなさんに感謝します」と挨拶した後、日本語で「DIVEのみなさん、ここにいますか?」と日本語で問いかけると、ドームの客席からは大きな返事が返ってきた。その歓声に笑顔を見せると、「本当にありがとうございます!」と再び日本語でコメント。ウォニョンも「DIVEのみんな、愛してるよ」と流暢な日本語で感謝の言葉を口にした。

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MEOVVは「FAVORITE RISING ARTIST」を受賞。トロフィーを手にして、「初めての授賞式で賞をいただいてとても幸せです」とSOOIN。日本人メンバーのANNAが「これからもがんばって素敵なアーティストになります」と日本語で挨拶すると、NARINも「この瞬間のために日本語の勉強をしてきました」と、流暢な日本語でMEOVVをサポートするすべての人に向けて感謝の気持ちを表現した。ELLAは自身がデビューを果たしたTHE BLACK LABELに、GAWONはともにがんばってきたメンバーに向けて感謝の気持ちを英語で語り、グローバルなグループらしい挨拶で初めてのMAMAでの受賞を喜んだ。

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ZEROBASEONEはこの日は「FANS’ CHOICE MALE TOP 10」と「WORLDWIDE KCONERS' CHOICE」を受賞した。「FANS’ CHOICE MALE TOP 10」の受賞に際してゴヌクは「僕たちがなぜこの賞を受賞したかは明日のステージで証明してみせます」とにっこり。ジャン・ハオも中国語で「明日お会いしましょう」と翌日のパフォーマンスを期待させた。ハンビンは「みなさんのおかげでフルアルバムを用意しました。みなさんのためのファンソングもあるので期待してください」と日本語でコメント。「WORLDWIDE KCONERS' CHOICE」ではマシューが英語でファンに感謝の言葉とともにこの賞をファンに捧げ、「これからも成長し続けます」ときっぱり。キム・ジウンは「活動から1年が経つのですが、たくさんのファンのみなさんに愛されて幸せです」と喜びを表現したあと、「僕たちにもっと期待してくれても大丈夫です」と自信を覗かせた。キム・ギュビンは先日デビューから500日を迎えたことを報告し、「500年を超えても続く愛をお届けしたいです」と甘い言葉で締めくくった。

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ENHYPENは、現在開催中のドームツアー『ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ IN JAPAN』でも印象的だった満月をバックにまずはJUNGWONのソロパフォーマンスからスタート。コンテンポラリーダンスのようにしなやかに、それでいて力強さを感じさせるダンスから「XO(Only If You Say Yes)」で笑顔を見せつつパフォーマンス。続く「Brought The Heat Back」では一転してカラフルなレーザーが交差し、まるでクラブハウスのような雰囲気に。メンバーが1人ひとり姿を消していくまるでマジックのようなパフォーマンスの後、ステージには小さな棺が残され…。真っ赤に染まったステージの上、その棺を手に取ろうとしたNI-KIとダンサーのBada Leeによるバトルのようなダンスパフォーマンスが展開。NI-KIの勝利の後、白い棺からは心臓を薔薇に貫かれたSUNGHOONが薔薇を抜き取り、真っ赤な血で白いシャツと首元を染めながらメンバーと合流するというミステリアスなイントロで「Daydream」がはじまる。ウィスパーボイスと妖艶なダンス、リフレインされるサビのメロディはまさに白昼夢のよう。楽曲だけでなくインサートされたパフォーマンスでも独自の世界を表現したENHYPENは今年、「FANS’ CHOICE MALE TOP 10」を受賞。

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「FAVORITE MALE GROUP」を受賞したTREASUREはチェ・ヒョンソクがマイクを握り、「今年でMAMAは4回目ですが、MAMAに来るたびに賞をいただけるのはTREASURE MAKERのおかげ」と感謝の気持ちを表現。大阪が地元のアサヒは「こんなに素敵なメンバーと素敵なアーティストたちと素敵なファンの方々と一緒に過ごせて感無量です。また新しい姿で近々お目にかかれると思います」とカムバックを予感させた。ステージではチェ・ヒョンソク、ヨシ、ハルトによるIntroのラップでスタート。「俺たちはただ通り過ぎる通り雨なんかじゃない」というリリックのように、まさに嵐のようなラップを叩きつけて会場をわかせると、メンバー全員がステージで合流して「KING KONG」へ。作り込んだ世界観や演出が目立つMAMAの中でも身一つで魅せるTREASUREのステージはライブが巧みな彼らならでは。ラップと歌、ダンスで会場を盛り上げる。「みんな手を上げて! 」というチェ・ヒョンソクの言葉で始まった「RUN」は客席に飛び出し、ファンの前で一緒に楽しそうに歌う姿が印象的。そんな彼らの熱に煽られ、この日の参加者たちも椅子から立ち上がり、ジャンプして盛り上がっていた。

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TOMORROW X TOGETHERは「FANS’ CHOICE MALE TOP 10」と「Ponta Pass GLOBAL FAVORITE ARTIST」を受賞。「Ponta Pass GLOBAL FAVORITE ARTIST」受賞に際してテヒョンはかっこいいソロステージを見せたヨンジュンを称え、さらに活動を休止しているスビンに向けて「スビンさん、観てる? トロフィー持って帰るね」と笑顔を見せるとヨンジュンも「早くよくなれ!」と笑いながらコメント。この後、「FANS’ CHOICE MALE TOP 10」で再び登壇すると「スビンさんは今、MAMAを観ているそうです」とボムギュ。最後にはメンバー全員で「スビン、愛してるよ!」と不在のリーダーへの愛を爆発させた。ステージ下の移動に使う狭い通路から花道を駆け、4人がメインステージに集まって始まった「Deja Vu」はエモーショナルなボーカルと気合みなぎるパフォーマンスが胸を打つ。曲が終わり、ビジューをグラデーションにあしらったジャケットを脱ぐと、白いシャツの肩につけられたレースのケープが踊るたびにひらめいてまるで天使の羽のよう。ハープの音色とステージにゆらめく白い布で彩られたイントロが終わると、「Over The Moon」がスタート。ファルセットの高音と軽やかに刻んだステップで明るく終わるかと思いきや、ステージに上がる直前にメンバーを取り囲んでいた白い仮面が再び現れ…。そんな謎めいた物語も興味を惹かれるステージだった。

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この日、もっとも注目を集めたROSE(BLACKPINK)とブルーノ・マーズは「GLOBAL SENSATION」を受賞。ROSEは飲み会で遊んだゲームがきっかけで「APT.」ができたことを明かし、「たくさんの方に愛されてとても感謝しています」と感慨深げ。そして一緒に登壇したブルーノ・マーズにも「サンキュー、ブルーノ」と伝えると、ブルーノは韓国語で一言「カムサハムニダ(ありがとうございます)」と挨拶。ステージ上で軽くハグを交わし、ワールドスターの貫禄を感じさせた。そんな2人による「APT.」のステージはドームではなくライブハウスのような会場で行われた様子。ステージ上で楽しそうに歌う2人の姿をこの目で見てみたいと思ったファンも多かったはず。この日は最後にBTSのJIMINが「Visa Fans' of the year」を受賞し、「2024 MAMA Awards」の初日は終了した。

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2日目の様子はこちらから!

【2024 MAMA AWARDS】大賞2冠のSEVENTEENが涙のスピーチ! #DAY②レポート

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