君島大空「見えている景色は違っても、通ずるものはある」 ゆっきゅんと互いの共通点を語る

エンタメ
2024.10.16
ゆっきゅんの連載「ゆっきゅんのあんたがDIVA」。音楽家の君島大空さんとの対談をお届けします! 第3回となる今回のテーマは「次の旅行先はまさかのフィンランドに決定?」です。
ゆっきゅん

ゆっきゅん(以下、ゆ):「プライベート・スーパースター」のレコーディングは、心が震えたテイクだけを採用して作ったんだよね。ずっと感動し続けていたから、この感無量感が聴く人にも伝わってほしくて。君島くんは「この曲だけがいい!」って言ってた。何の中でかは知らないけど。

君島大空(以下、君):もう冷静ではいられないよね。ゆっきゅんとの思い出がベースにあるから、かけがえのない曲になるのは当然なんだけど、それを超えないといけないって思いがあったんだよ。これはただの思い出ソングじゃなくて、「今まで生きてこられてよかったね」という曲だから。

ゆ:私は今まで“お部屋にいる人の歌”ばかり書いてきたんだけど、この曲は広い世界に飛び立っている曲だからスケールがデカいんです。だから私もいつも以上に気合を入れました。

君:いつも部屋にいる人って、それ俺のことじゃん。

ゆ:実はゆっきゅんと君島くんは共通点が多いんだよね。

君:笑い顔もめちゃ似てるし。

ゆ:口紅の色のチョイスもね。

君:音楽性だと遠く見られちゃうから一緒にいると不思議がられるんですよね。なんで仲がいいんですか? ってよく聞かれる。

ゆ:音楽に対する切実な思いみたいなところも共通するんだよね。大勢じゃなく一人に対して届けようとしているところとか。確認し合ったわけではないんだけど。

君:たしかに。そういえばそういう深い話ってしないもんね。でもお互いになんとなくわかってた。見えている景色は違っても、通ずるものはあるんだよね。

ゆ:また泣かせる気?

君:阿部(はりか)さんが作ってくれたMVがまたいいんだよね。3人で行った函館旅行を思い出す。

ゆ:私、次にまた一緒に行きたいところをもう決めてるんだよね。

君:何? どこ?

ゆ:フィンランド。

君:それ、前の旅行で「北欧の神秘」展を観たからでしょ(笑)。

ゆ:うん、もうそれで。

君:フィンランド行きてぇ~。

ゆ:行きましょう。昨日阿部とも話したから。ヘルシンキ現代美術館に行って、あともう少し足を延ばしてオーロラも見に行きたい。

君:でもどこ行っても面白いよね。

ゆ:それ言うからいつも行く場所が決まらないんだよ。この前の旅行も、沖縄、富良野、八丈島って提案に全員が全部いいねってなってて。3人ならどこでも楽しいのはわかるけど、どっかに決めなきゃどこにも行けないんだからね!

君島大空

きみしま・おおぞら 1995年生まれ。ソングライター、ギタリスト。『午後の反射光』でデビュー。12/4から東名阪にて君島大空合奏ツアー「笑う亀裂」が決定。ゆっきゅんとのデュエット曲「プライベート・スーパースター」では作曲・編曲を務めた。

ゆっきゅん 1995年、岡山県生まれ。2021年からセルフプロデュースで「DIVA Project」をスタート。セカンドフルアルバム『生まれ変わらないあなたを』が発売中。インスタ、Xは@guilty_kyun

※『anan』2024年10月16日号より。写真・幸喜ひかり 文・綿貫大介

(by anan編集部)


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