もっとメルボルンが好きになる5つのTO DO
1、煌びやか、ロック、ボヘミアン……。通りごとの個性を楽しむ。
トラムが行き来するような大きいストリートだけでなく、レーンウェイ(裏通り)、屋根付きのアーケードなど様々な通りがひしめくメルボルン。名店が並ぶ格式高いアーケードから、グラフィティが炸裂するロックな小径、昼夜問わず美味しい香りが漂うグルメストリート……。大小の個性あふれる通りの数々が、メルボルンの魅力を形作っているといえそう。軒を並べるショップやレストランも共通するテイストがあることも多いので、歩いたり、トラムから眺めたりしながら、自分好みの通りを探してみては。
Block Arcade(ブロックアーケード)
1892年にオープンの歴史的なアーケード。路面に敷き詰めたブロックとビクトリア朝の装飾が美しい。古くから残るブティックやティールームに交じって、フレグランスやスパイスショップなど新しい店も。
Centre Place(センタープレイス)
フリンダースストリート駅近く、フリンダースストリートとブランドショップが並ぶコリンズストリートを結ぶ小径。通りの左右にはぎっしり飲食店が並ぶ。
Hosier Lane(ホージアレーン)
メルボルンのおへそ・フリンダースストリートから程近い場所にあるレーン。通りの左右壁面にはこれでもかとグラフィティアートが炸裂。
Fitzroy(フィッツロイ)
CBDの北、ブランズウィックストリートを中心としたエリアで、メルボルンのボヘミアン文化発祥の地。ギャラリー、雑貨、古着店、飲食店が軒を連ね、歩いているだけで刺激をもらえる。
2、川、公園、街路樹…。街の中の自然と触れ合う。
市の中心を東西に流れるヤラ川、中心部CBDを囲うように位置する多くの公園…。メルボルンの地図を見ると、この街が自然の中で息づいていることがよくわかる。路地やマーケットの人いきれに疲れたら、トラムに乗って少しだけ中心地を離れてみよう。お気に入りの公園がきっと見つかるはず。ananのおすすめはカールトンガーデンズ。緑あふれる散策路の他、博物館や美術館に足を運んだり、to goのカプチーノ片手にベンチで読書という時間も楽しい。
Carlton Gardens(カールトンガーデンズ)
中心部の北に位置する。1880年、万博が開催された時に建てられたロイヤルエキシビションビルとともに世界遺産に登録されている。敷地内にメルボルン博物館も。●1‐111 Carlton Street, Carlton
Yarra River(ヤラリバー)
川沿いにはカフェやレストランが多く並び憩いのエリアに。フリンダースストリート駅近くに乗り場があるヤラ・リバークルーズで川風に吹かれるのも気持ちいい。
3、競技は多彩、一年中盛り上がってます! ファンに交じってスポーツ観戦。
メルボルンは知る人ぞ知るスポーツ都市。有名なテニスの全豪オープン以外にも、ラグビー、F1、競馬など競技は様々だが、最も特徴的なのは写真のオーストラリアンフットボール(AFL)。オーストラリア独自の競技で9月後半に行われるリーグの決勝戦前日は国民の祝日に指定されているほど。ルールは意外に簡単なので、パブで老若男女がエキサイトしつつも楽しんでいる中に交じって声を上げるのも楽しそう!
AFLの日系選手ミッチー・オーウェンズ(セントキルダ・セインツ)。観戦の機会があれば注目を!
4、歴史的建造物に泊まって、古都の魅力に包まれる。
歴史的な建造物に泊まるのも古都ならではの楽しみ。インターコンチネンタルホテル&スパは19世紀の建築物を改装したホテル。ビクトリア朝の外観が美しい。多くの受賞歴を誇るスパも併設、旅の疲れを極上のトリートメントで癒したい。
内部エントランス。館内はモダンなデザインだ。InterContinental Hotel and Botanic Spa ●495 Collins Street, CBD
5、時差はたったの1時間!※ メルボルンへは直行便で。
時差の少ないメルボルンは体にも優しいディスティネーション。その優しさを最大限に享受するのにおすすめなのは直行便。現在、カンタス航空は羽田―メルボルンの直行便を週に4便運航。11月26日からは成田―メルボルンで毎日運航予定なので、よりメルボルンが近くなりそう。※サマータイム(10月第1日曜日~翌年4月の第1日曜日)期間は2時間になります。
カンタス航空では全クラスで1600種類以上の映画、音楽、TV番組が楽しめる。10時間のフライトも苦にならないかも?!
※『anan』2023年9月13日号より。写真・黒川ひろみ 取材協力・ビクトリア州政府観光局 1AUS$は93.87円です(2023年8月23日現在)
(by anan編集部)