“出会い”の力:相手の中に「かわいい」と思える場所を見つけて。
これは究極の例なのですが、占いのお客様で毎月知らない人からプロポーズを受けた方がいらっしゃいました。秘訣を聞いてみたら、電車に乗った時などに「かわいい」と思える男性を探して、「あ、この人の目はかわいい」とか、心の中で褒めてあげることだそうです。
「出会い」というのは、相手の性格や経歴、どういう家族関係にあってとか、そういう総合的な情報を吟味して好きになっていくことではありません。「あ、この人いいな」と感じたり、相手の中に一か所でも「かわいい」を見つけるだけで、単なる出会いが特別な出会いに変化する可能性が常にあります。
おそらく、食事に行って相手から得られる情報は「単なる確認」でしかないところもあるでしょう。たとえば自分が「長男は嫌」と思っていたとしても、もし相手を好きになったら「この人は長男だけど、私なりにこういう工夫をして、二世帯住宅を避けて…」とか、前に進んでいくための知恵が湧いてくると思います。
“モテる”力:モテる力とは、「自分の好き嫌い」を持つ力。
モテる人って、いますよね。これは恋愛における、究極の理不尽な性質を物語るお話ですが、それは「やさしい人=モテる人ではない」というものです。はい、残酷ですよね。でも、周りを見渡してみるといわゆる「自分勝手な人」ってモテていませんか? 「自分勝手な人」を違う言葉で言い換えれば、「YesとNoをハッキリ言える人」なのです。
やさしい人は、恋愛が始まる前から相手に尽くそうとする気持ちが強い。相手の疲れを癒してあげて、話を聞いてあげて、そして、私も疲れたら相手に支えてもらいたい…という願望もあると思うのです。でも、「モテ」という場面においてはすごく目につきにくい個性になってしまうことも、残念ながら事実。
逆に、モテる人は「自分の意思や好き嫌い」を持っています。だから、すべて相手に合わせて愛想笑いをしたりはしない。その半面、面白いと思ったら心からの笑顔になり「そう言ってくれて嬉しい」など、素直な思いもきちんと伝えます。
“意中の彼を振り向かせる”力:自分なりの1位を見つけ出すこと。
人は、一緒にいる人の変化の気配に敏感です。イメージしていただきたいのですが、普段は比較的目立たない中学生ぐらいの子がいたとします。その子の部活は書道部で、ある大会で3位に入賞しました。そのとたん、その子が輝いて見える、ということが起きます。
人が誰かを好きになり、そして「この人を独占したい!」と思う時って、「この人は何か特別なものを持っている」と信じてしまうのです。「自分が好きになった人を振り向かせたい」。その気持ちを強く持ったら、これから何年かかったとしても、なんらかの形で1位をとる自分を目指してみてください。「私はこの会社のこの部署にいられて、幸せを感じてる1位!」とか、そういう主観的なものでもよいのです。「特別な、1位としての自分」を作り出すことで、振り向かせる力は強くなるのです。だから、マイペースでもいいので、どこかで「これだけは負けられない」と闘争心を燃やす自分を持ってみてください。
“相手に告白してもらう”力:「あなたがいるから輝ける」という感謝の心を。
告白って何のために行うかっていうと、それは相手に対するものというのもそうなんですけど、一番大きいのって「大切な人の前でする、自分自身への誓い」なんです。「君のことが好きだ。ちゃんと俺なりに頑張って、短所にも向き合って、二人で幸せを作っていきたい!」って。
ですから、相手にその告白とか誓いを「させたがる人」は、なかなかしてもらえません。これ本当に不思議なんですけどね、人って強要されたこととか、押し付けられたことは、本能的に空気で察知するのです。「なんでこの人はちゃんと言ってくれないのかしら」「これだけやっているんだから言ってよ」とかですね。
告白をしてもらえる女性って、相手がいるおかげで輝いている人です。だから、そういう人って友達と一緒にいても、「この人がいるおかげで、私はいつもより楽しいテンションでいられる」とか、そういう“個々の感謝”がある人。だから、相手に対する感謝を、小さくても、ちゃんと伝えていきましょう。
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