Aぇ! group、新体制で迎えた横浜アリーナ公演! ファンへの感謝を胸に、圧倒的な熱量で会場を魅了

現在、全国8都市30公演で約32万⼈を動員するアリーナツアー「Aぇ! group LIVE TOUR 2026 Runway」を開催中。4⼈体制になって初のツアーの⼼境を挨拶でたっぷり語った7⽉4⽇(⼟)18時開演の横浜アリーナ公演の模様をレポートします。

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    2ndアルバム『Runway』を体現するかのような演出で登場

    4⼈体制となって初めてのアリーナツアー。今年2⽉にリリースした2枚⽬のアルバム『Runway』を引っ提げたツアーは、アルバムのタイトルに込められた“これからを⾛り抜け、⾶び⽴っていく”という前向きな想いを軸に構成。今回、末澤誠也さんが構成・演出・⾐装を⼿掛けている。

    公演直前に⾏われた記者会⾒では、正⾨良規さんが「新体制1発⽬。リセットではなく、リスタートです。これまで続けてきたグループのエンターテインメントやファンのみなさんと作ってきた時間を胸に突き進んでいきたい。どんどんパワーアップして⾛り続けるので楽しみにしてください」と⼼機⼀転、⾼みを⽬指してステージに⽴つと宣⾔。草間リチャード敬太さんも活動再開したことをレポーターから尋ねられると、⼩島健さんは「ホッとしています、活動再開できて。僕たちも頑張ります」と笑顔を覗かせていた。

    3⽉7⽇に愛知で幕開けしたツアーも4か⽉⾛り続け、この⽇は横浜アリーナの初⽇。オープニングは、⾶⾏機が滑⾛路から⾶び⽴つ⾳で始まる。4⼈体制でリスタートしたAぇ! groupの壮⼤な旅の幕開けだ。「Hey! 来たぞ、横アリ! 今⽇は俺たちと最⾼の時間にしようぜ」と、末澤さんが声を張り上げると、本ステージの天井⾼くから、まるで⾶⾏機が着陸するかのようにゴンドラに乗って4⼈が降臨!

    1曲⽬は彼らのリアルな想いと重なる「Again」から。悲しみを乗り越えた今、「曲がりくねった 道に出来ていたこの⾜跡が 『僕等だけの滑⾛路』って思えたら 最⾼だろ」と歌うドラマティックなナンバーだ。どんなに悔しくても、どんなに苦しくても、またここから⾛って、いつか⾼く⾶ぼうと誓う決意表明ソングに胸が熱くなる。必死に前を向こうとする4⼈の歌声は、吹っ切れたようにまっすぐで明るい。

    「4⼈で帰ってきたぞ〜、横浜アリーナ。騒ぐ準備、できているのか? この2時間に俺たちの覚悟がすべて詰まっています。横浜アリーナ、ぶっ倒れるまで騒ごうか。最後までよろしく!」。佐野晶哉さんの⾔葉に会場が沸いた。

    正⾨さんの「Aぇ! 担ならもっと声出るんちゃいます?」と、煽る声で「Aぇ☆BEAT」へ。ファンとのコール&レスポンスで成⽴するハイテンションナンバーをトロッコでアリーナを駆け回りながら熱唱。最後に佐野さんが「⼩島くん。今⽇のAぇ! groupのファンのみなさん、いかがですか?」と聞くと「うーん、ダメだねぇ」と渋い声を出して両⼿でバッテンを作ってから、「嘘です、最⾼です!」と笑わせる。

    サングラスをしてファンキーに歌ったのは、「JACKPOT」だ。佐野さんが歌いながらサングラスを下にズラしてウィンクしたり、ワイルドにキメる曲もあれば、「AKAN」のように関⻄弁全開のフレーズで「あかーん」とコミカルに叫ぶ場⾯も。「UP-DOWN TOWN」では、歌詞の通り、じゃんけんをして「あいこ〜!」。すると⼿をつなぐ佐野さんと⼩島さん。しばらく⼿を絡め合う仲良しな姿に「何や、この時間!?」と正⾨さんが⼾惑いまくり!?

    360度回転するセンターステージのリフターで歌った「哀結び」では、哀愁たっぷり、切なく胸を締め付ける表情で楽曲の世界観を表現。上からはらはらと花びらが舞い散る美しい演出で、忘れたいのに忘れられない愛おしい⼈への想いを歌う4⼈は、⼤⼈の雰囲気たっぷり。

    「やったろかい!」では、正⾨さんが「横アリ、愛してるぜ」とキメ台詞を⾔うと、末澤さんも「横アリ、愛してるぜ」と“愛してる合戦”状態に。そして、トロッコに乗って縦横無尽に会場を周回しながら、全員でタオルをグルグル回した「PHOTOGENIC」で⼀体感を⾼めてから、MCへ。

    息ぴったりのかけ合いで、笑いの絶えないMCコーナー

    MCでは、「声出すぎですよ!」とファンの声が出ていることを喜ぶメンバーたち。「いや〜、すごいわ。横アリビックリした。めっちゃ綺麗かったで。みんなすごいよ」と褒める⼩島さん。佐野さんが「健ちゃんがみんな綺麗かったって!」と⾔うと、「ペンライトね。くれぐれも。もちろんみなさんもキレイですけど」とペンライトの光景がキレイだったと照れ笑い。

    そして、今回のセットリストに⼊っている「Chameleon」の間奏のダンスソロパートについてのトークに。正⾨さんが「(正⾨って)⾔ってくれた⼈?」と会場に尋ねると、⼩島さんが「いや、ハテナってなるよな。8割ぐらいハテナよ」と笑い、「俺が新規で初めて誰かのライブを観に⾏って、ファンだけが知ってます、みたいなノリやられたら結構嫌かもしれない」と佐野さん。

    なんの話かというと、「Chameleon」の間奏のソロダンスパートの際、正⾨さんが「佐野ちゃん」「健ちゃん」「誠也くん」と名前を呼んで回しているものの、その後の移動などのタイミング的に誰も正⾨さんの名前を呼んでくれないため、以前の公演の際、ファンに「正⾨」と呼んでもらってダンスをすることに決まったそう。これを定着させたいということで⼩島さんが「次からのライブでもさ、マストでやるようにしたらいいんじゃない?」と提案し、ライブ後の夜に正⾨さんが「僕のターンで正⾨って呼んでほしい」と⾔うためのインスタライブを開催。「正⾨」コールを正式要請していた。インスタライブには、佐野さん、⼩島さんも参加して盛り上げる場⾯もあった。

    そして、末澤さんが「Aぇ! groupのファンの中でも、⾝内により熱量が⾼いファンがいるんだよね。来てるらしいですよ」と⾔い出し、観に来ていたWEST.⼩瀧望さんや嶋﨑⽃亜さんらが紹介される。グッズのペンライトとタオルを⽚⼿にマイクを持って話す⼩瀧さんに沸くメンバー。舞台稽古の合間を縫ってライブに参戦し、リフレッシュできたと笑顔を覗かせる⼩瀧さん。しゃぶしゃぶをまた⼀緒にやろうと4⼈と約束をしていた。

    MC明けには5⽉の⼤阪城ホールで初披露された最新シングル「でこぼこライフ」を。キャッチ―なメロディと「これでいいのさ」というポジティブなワードが印象的な楽曲はコミカルな振り付けが特徴で、“シェー”ポーズでキメる姿も。ラストは⼩島さんが佐野さんにしがみついてお茶⽬な表情!

    4⼈がおしゃれな⾐装に⾝を包み、ファッションモデルになってモード誌の表紙を飾っているかのような写真がスクリーンに映し出されると「Fashion Killa♡」へ。派⼿柄ジャケットにヒョウ柄のインナーデニムの⼩島さん。ベージュジャケットがお似合いな正⾨さん。腕にヒラヒラのフリンジが付いたトップスを着た佐野さん。デニム⾐装がクールな末澤さん。4⼈がモデルとなってランウェイを歩く姿を彷彿させるキメポーズでスタイリッシュな姿を⾒せた。

    終盤は、彼らの真⾻頂のバンドで魅せるブロックへ。「咆哮」はAぇ! groupの圧倒的な熱量の⾼さを証明するロックナンバー。⽕薬や⽕花で会場の熱気を爆発させた迫⼒のステージに。てっぺんを⽬指す攻めナンバーを、魂を震わせながら歌う末澤さんのボーカルとパッション全開に演奏するメンバーたちの姿に会場もヒートアップ。「横浜、やべーぞ!」。⼩島さんが叫べば、正⾨さんも「ヤバイってよ」とニヤリ。

    感謝の想いあふれる、⼀⼈ひとりからのメッセージ

    最後の曲を前にピンスポットライトを浴びながら1⼈ずつ挨拶が。それぞれ新体制になってからどんな想いで今⽇まで⾛り続けてきたのか、⾃分の⾔葉で話してくれた。

    ⻘⾊のペンライト⼀⾊に会場が染まると正⾨さんが「楽しかったですか?」と尋ね、「イエーイ」とファンから返事が返ってくると「良かったです。本当にみなさんにそう思っていただくためだけに僕らアイドル頑張ってます。コンサートは本当に楽しんでいただいてナンボです。こういう空間を今ここで作れていることが本当に奇跡のようなことだなと思っています」と、喜びを噛みしめる。

    「3⽉からライブ始まりましてね、 そこから4か⽉間。アルバム『Runway』が出た時とはもうすでにメッセージが⾃分の中で変わり始めているところもあるというか。全てにおいて新鮮な気持ちではあるんですけども、迷いながらも、もがき、どこが前かもわからず、とりあえず進もうみたいな、そんな時期もあったんですが、何とか今ここで楽しい時間を過ごして、みなさんからパワーをもらって笑うことができてます。本当に幸せです。いつもありがとうございます」と、この数か⽉を振り返り、⽬をキラキラと潤ませる。

    続けて、「今回も歌う曲が全員に対してのエールになるように、みんなが前を向いて、⼀歩踏み出そうと進めるように、“ありがとう”を忘れずに、これからもグループで精進して参りますので、今後ともどうか応援のほど、よろしくお願いします」と、両⼿を上げた。

    会場が緑⼀⾊に染まると佐野さんが「楽しかったですか? 幸せな時間を使ったか?」と会場に聞いて、「ありがとう。ありがとう」とマイクを使わず、地声で2回⼼からのお礼を。「ほんまにライブっていいですね。僕らのことを好きな⼈たちがたくさん集まって、2時間宝物のような特別な時間を過ごしてもらえる。幸せなグループやなって思いながら今⽇も過ごしてます。ありがとう、みんな。ありがとうって⾔葉だけで泣けるのは、戦っていたから。俺たちのこの8年間の歴史とか、アルバム『Runway』や『Again』という曲ができたきっかけとか、いろんなことを知ってるみんなが『ありがとう』って⾔葉を投げかけてくれるから俺たちも前を向けたし、3⽉にこのツアー始まって、もう横浜も含めて残り2か所。ライブが始まってから初⽇は正直、めっちゃ怖かったし、そういった状況の新体制のAぇ! groupに前を向かせてくれたのは他でもなく、ここにいるあなた、あなた、あなた⼀⼈ひとりです。ホンマにありがとう」と、不安だった⽇々を⽀えてくれたのは、ファンのみなさんだったと伝えると会場が拍⼿に包まれた。

    今年5⽉にこれまでリリースした楽曲のサブスク解禁をスタートさせたことから、「サブスクはサブスク。CDは CDとはよく⾔うたのに。4枚⽬のシングル『Runway』を出させてくれて、ありがとう。サブスクはサブスク!」と佐野さんが叫ぶと「CDはCD!」とコール&レスポンス。会場が声を揃えて叫ぶ姿に「すごいね。本当に」と嬉しそう。

    「最後の挨拶やインスタライブなど、いろんなところで⾔ってたけどさ、サブスクで “Aぇ! group”って調べたら、曲聴けんねん。俺たちのCDを形に残したい、俺たちの特典を⾒たい、俺たちの喜んでる姿を⾒たいと頑張ってくださってるみんなのおかげです。ありがとう。みんなに⽀えられっぱなしのグループなので、これから先、お返しできるように、この4⼈で頑張っていくので、Aぇ! groupを末永くよろしくお願いします」と佐野さんからファンへの感謝の⾔葉があふれまくり。

    紫⾊のペンライトが灯ると⼩島さんの番だ。「ライブ楽しかったですか? 楽しかったですか? 本当にありがとうございます。『横浜、やべぇぞ』という⾔葉が出てきちゃいました。俺、もう⼤阪を裏切っている(笑)。⼤阪が⼀番ヤバいなと思ってたけど、やっぱ横浜ヤバいな。ライバルが現れたなっていう感じなんですけど、本当に今⽇の盛り上がりはすごかったですね。やってる⽅もすごい気持ち良かったですし、毎公演違うライブができてるんですけど、今⽇も今⽇しかできないライブがみんなとできました」と、しみじみ。

    「本当にもう残すところ、この公演が終わると8公演となるんです。 今回30公演あったんですけど、⼀番最初に愛知からツアーが始まった時、『とりあえずやっていって、それを正解にしていく』っていうことを、この挨拶の時間に⾔わせていただきました。『⾃分たちが選んだこの道を新体制でやっていくという決断をした』『この道を⾃分たちとみなさんで正解にしていく』という話をしてから、 3か⽉ぐらい。もう22公演⽬をやらせていただいてて、この1か⽉空いたから余計かな。久々にみんなとライブできたからかもしれないですけど、『ああ、続けていて正解やったな』と今⽇思いました。ありがとうございます」と⼤きな決断をして覚悟を決めた⼼境を語った。

    「4thシングルだったり、映画『おそ松さん』だったり、いろんな経験をして、それが全部やっぱり繋がってると実感できたライブでした。みなさんとこの空間を作れて幸せです。Aぇ! groupはこんなところでは⽌まりません。ハーフミリオン超えました。すごい。拍⼿です。ありがとう。でもね、もっと上にいけると思います。Aぇ! groupこんなところで⽌まってるんやったら、俺は多分、続けるという決断をしてないんですよ。もっと上をみんなと⾒たいから。『でこぼこライフ』のハーフミリオン記録もめちゃくちゃすごいんですけど。僕のYouTube20万⼈もホンマにすごいんですけど、ごめんなさい。僕、強欲なんですよ。もっと上いけると思ってんすよ。みんなどう思いますか? ほんじゃあ、⾏こう。これからもAぇ! groupをよろしくお願いします」と、さらなる⾶躍を誓い、ラストはAぇポーズを決める。

    最後は末澤さん。「楽しかったですか? 俺も楽しかった。約1か⽉ぶりのライブですか? 疲れました。もう出し尽くしたということですね。ホンマなんかね、次の⽇のこと考えずにやってしまう癖があるので、何かある程度はね、計算してやらなあかんのかもしれないんですけど、プロとして。できへんから仕⽅ないやということで、1公演1公演、全⼒で、全⾝全霊でステージに⽴させてもらってます。それはみんなの応援のおかげです」と、改めてお礼の⾔葉を。

    「メンバーみんな⾔ってましたけど、本当に、みんなの愛をしっかり僕ら感じることができてますし、受け取ってますし、僕らメンバーだけじゃなくて、Aぇ! groupのスタッフ、チームみんなしっかり気持ちは受け取ってるので、俺たちからもみんなにお返ししていけるように。⼩島も⾔ってましたけど、こんなところで納得はしてないので。“こういう場所に⽴ちたい”と公⾔してきたことは全部叶ってきてます。ということは、これから俺らが⾔う⽬標とか夢も全部叶うであろうと、俺は信じて頑張りたいです。まずはドーム⽴ちましょう。みんなで最⾼の景⾊を⾒られるようにこれからも頑張りたいと思います。これからもAぇ! groupをよろしくお願いします」と、⾔霊パワーでドームに⽴ちたいと⼒強く宣⾔した末澤さんは、最後に深く⻑い⼀礼を。

    そして、最後の曲は、「rAy」。⼀⼈ずつスポットライトを浴びながらソロパートを繋ぎ、ツアータイトル「Runway」が記された紙吹雪が舞い上がる中、感動的なフィナーレへ。どんな⽇もどんな時も光が差すから⼤丈夫、と歌う曲で、⼒強くまっすぐに前を⾒据える4⼈。CDデビュー2周年を迎えた彼らは、さらなるテイクオフを夢⾒て、滑⾛していく。

    この⽇は、デビュー発表を⾏なった京セラドームでのファンミーティング以来の、マスコミ向け囲み取材を実施。短い時間ながらも、関⻄出⾝ならではのトーク⼒で笑いを誘いました。

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    写真・阿部岳⼈ 取材、⽂・福⽥恵⼦

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