ALPHA DRIVE ONEが初のファンコンサートを開催。「みなさんにとって自慢のALPHA DRIVE ONEになりたい」

昨年放送されたグローバルオーディション番組『BOYS II PLANET』で誕生し、今年1月12日に正式デビューを果たしたALPHA DRIVE ONEが、初めてのファンコンサートツアー「2026 ALPHA DRIVE ONE FAN-CON TOUR [STAR ROAD] 」を開催。テーマは“旅”。星を探す旅を続ける彼らを見守りながら、ファンコンサートを楽しむという趣向だった。6月26日〜28日の3日間にわたってぴあアリーナMMで開催された横浜公演の、初日の模様をレポートします。

Index

    熱気に包まれるなか、ファンと対面!

    襟がブラウンでコーデュロイのカバーオールデニムに、胸元には星のバッジが光るウェスタンな雰囲気の衣装で揃えたメンバーたちが登場すると、会場のALLYZ(ファンネーム)たちが誕生したばかりのハンドル型のペンライトを激しく振る。ANXINがギターを弾くような振り付けから、まずは「Never Been 2 Heaven」がスタート。『BOYS II PLANET』のファイナルステージのミッション曲だったこの曲が、今ではALPHA DRIVE ONEの曲になり、こうして初めてのファンコンサートで披露するまでになったことに、メンバーたちも感激していた。弾むリズムに合わせて元気いっぱいにパフォーマンスしながら、合間にほっぺハートを見せたり、愛嬌たっぷり。続く「Cinnamon Shake」ではメンバー全員で花道を歩き、センターステージへ。夏にぴったりのさわやかなメロディに乗って、ファンに近い場所で楽しそうに踊るALPHA DRIVE ONEの熱気に合わせて、会場のコールも大きく響いた。

    挨拶タイムの後には再びライブに戻り、スクリーンに真っ赤な太陽が浮かぶ。そんな太陽を背にメンバー全員がジャケットを脱ぎ捨て、白いTシャツとハーネス姿が露わになると、会場からは悲鳴のような大歓声が上がる中、「Chains」がスタート。黒いベルトで両腕を縛られたSANGWONにはじまり、Tシャツの下から腕を突き出し腹筋を惜しみなく披露するARNOなど、先の2曲とはまったく異なるALPHA DRIVE ONEの魅力を見せつけ、曲が終わった後もその余韻はなかなか冷めることがなかった。

    星を探す旅を映したVCRでは、巨大な光がメンバーたちの目の前に近づいてきて…。おもわず「オーマイガッ」と叫んだ映像の後、赤と白のTシャツに着替えたメンバーたちが「OMG!」をパフォーマンス。「やっぱり『OMG!』のステージは、パフォーマンスしていて楽しいですね」とARNOも大満足していたように、メンバーのパワフルなパフォーマンスと会場のALLYZたちの大きなコールが一体感を醸し出していた。メンバーたちが着替える間に、ステージに残ったJUNSEO・ARNO・SANGWONが“表情だけでALLYZを『OMG!』させる”をテーマに表情対決をすることに。ARNOはジェスチャーでセクシーさを表現したかと思えば、最後はサムズアップとキュートな笑顔でALLYZをノックアウト。SANGWONははにかみ笑顔を見せたのち、タオルの上から顔を出しておちゃめな表情でALLYZを喜ばせる。JUNSEOは振り返りざまにほっぺを指でさしながら愛嬌を見せたのも束の間、あっという間にクールな表情へ様変わりするという見事な表情管理でALLYZの歓声を引き出した。着替えていたメンバーたちがステージに戻ると、トークはバトンタッチ。LEOは振り向きざまにANXINの手のひらに顔を乗せてお茶目なポーズ、ANXINは両手を顔に添えてかわいい猫ポーズ、XINLONGは振り返り銃を構えるポーズをしたのち両手で猫のポーズ、SANGHYEONはダブルピースで笑顔を見せたかと思えば、今度は首筋に手を当ててセクシーに、さらに「僕のトレードマークであるかわいい3点セットを見せます」と言って愛嬌ポーズを3種類披露した。

    「逆に、僕たちを『OMG!』にさせるものがあります」とXINLONG。「僕たちが見ているだけでドキドキして、世界で一番情熱的で、ものすごく愛を感じるもの」と語ると、会場のペンライトが赤く染まる。「これは普通の赤ではなくて、ALLYZのみなさんだけが持てる素敵な色です」とSANGHYEON。「どこにいてもこのペンライトを見ると心があたたかくなるし力をもらえるので、いつでも一緒にいてほしいです」と笑顔を見せた。ANXINが「ALLYZのみなさんはどんな姿でも、どんな色でも愛おしいです。他の色も見たいです」と言うと、メンバーのリクエストに応えてペンライトの色が緑や青、紫と色とりどりの光を見せる。そんな会場のペンライトを見て、着替えを終えてステージに戻ったSANGWONが「ここに来るまでの道が暗かったんですけど、ALLYZのみなさんの光のおかげで安全に戻ってこられました」とうれしそう。JUNSEOは「ペンライトで見たいものがあるんですけど、やってくれますよね?」とウェーブを要請。すると、会場が海になったように大きな波を生み出した。その光景を見て「本当に美しい」とメンバーたちも満足げだった。

    「これで準備は万端です、あとはみなさんの歓声を聞いたら次の曲に行けそうです」とLEO。そしてARNOがメイクサムノイズを叫ぶと、ALLYZたちも大きな歓声をあげて、「Raw Flame」のパフォーマンスへ。強烈なビートとサウンドに唸るようなデスボイスが低く響く中、カリスマを感じさせるパフォーマンスで会場を圧倒させ、続く「FREAK ALARM」では力強いドラムにファンクなメロディがアクセントの楽曲に合わせて、歌い踊ることを心底楽しんでいるメンバーたちの姿が印象的。ARNOがソロで務めた美しくもダイナミックなダンスブレイクも追加され、汗をかきながら最後まで情熱的なステージを見せた。

    “星を探す”ゲームで、メンバーたちが一致団結

    LEO

    JUNSEO

    ARNO

    SANGWON

    XINLONG

    ANXIN

    SANGHYEON

    1/1

    ここであらためて、“星を探す”という目的を思い出したメンバーたち。まずは地図が必要ということで、「星座の位置が書かれた地図があるんですけど、地図のかけらがあちこちに散らばっているそうです。そこで、地図をゲットするための冒険をはじめたいと思います!」というLEOの言葉でスタートしたのは、「Chasing Stars」というゲーム。メンバー7人が3組に分かれて、それぞれ異なるゲームにチャレンジ。ミッションに成功すれば地図をゲットできるが、失敗した場合は罰ゲームを受けることに。チーム分けの結果、AチームがARNO・SANGWON・LEO、BチームがSANGHYEON・XINLONG、CチームがJUNSEO・ANXINとなってそれぞれゲームに挑戦した。

    Aチームが挑戦したゲームは「星を取る」。鉄棒の上にある星型の紙を、手を使わずに口だけで取るというもので、制限時間30秒以内に星を全部取れればOK。鉄棒は2台しかないので、LEOは「僕は審判をやります」と辞退し、ミッションにはARNOとSANGWONがチャレンジすることに。鉄棒にぶら下がり、懸垂の要領で腕の力だけで体を持ち上げ、その姿勢のまま鉄棒についた星型の紙を口で器用に集めるふたり。なんと一度も力尽きることなく懸垂の姿勢をキープし続け、14秒を残して成功する余裕を見せた。

    Bチームのゲームは「星を助ける」。ふたりで風船をお腹に挟んで割り、中に入った星を獲得するというもので、制限時間30秒以内に星を10個集められたら成功。ゲームがはじまる前、「自信はありますか?」と問われたXINLONGがステージの上にあるセットの大岩を持ち上げて自信のほどを見せつけたが、風船はなかなか割れず…。結果、風船を2つ割ったところでタイムアップとなり、ミッションは失敗に。

    Cチームのゲームは「星を掴む」。星のマークがついたけん玉を乗せるというもので、制限時間30秒以内に3回けん玉を乗せられたら成功。制限時間を待つことなくJUNSEOが3回、ANXINも1回成功させて、Cチームも軽やかにミッションをクリアした。

    唯一、ミッションをクリアできなかったBチームだったが、「でも、大丈夫です。失敗したチームは罰ゲームをして地図をゲットすればいいんですよね」とSANGHYEON。さらに、「僕たちはワンチームだから、罰ゲームも全員でやらなきゃ」というXINLONGの言葉で、結局は全員が罰ゲームとしてダンスチャレンジをすることに。まずはSANGHYEONが「がんばれチャレンジ」を、XINLONGがSHINeeの「Replay」を披露すると、「キラキラしたダンスが見たくない?」ということで指名されたJUNSEOが少女時代の「GENIE」を披露。「次はかっこいいダンスを見たいよね」と指名されたSANGWONがNCT 127の「Kick It」を見せると、ARNOはSEVENTEENの「Super」で会場を沸かせた。ANXINはTWICEの「ONE SPARK」を、一度振りをストップしてしまったものの、再チャレンジして最後までやり遂げる意欲を見せた。トリを飾ることになったLEOは、ジャケットを脱いで体をほぐしながらステージ中央へ。会場からLEOコールが飛び出す中、TAEMINの「MOVE」でセクシーを体現してみせた。

    こうしてついに星の位置が描かれた地図をゲットしたメンバーたち。そんな中、ついに最後の曲を披露する時間に…。「僕たちにとって『STAR ROAD』はただの道ではありません」とLEOが言うと、SANGWONも「もっとたくさんのALLYZのみなさんと出会う場所であり、メンバーたちとALLYZのみなさんともっと夢を叶えるために、さらに高い場所に行くための過程でもあります。これからもみなさんと一緒に前に進んでいきたいです」と願いを口にした。「これからも一緒に幸せになりましょう!」というANXINの言葉で、会場も明るい雰囲気を取り戻した。本編最後に披露されたのは、韓国デビューミニアルバムのファーストトラックである「FORMULA」。ALPHA DRIVE ONEのはじまりの曲なだけに会場のコールも大きく響き、さらに迫力満点のダンスブレイクを加えたパフォーマンスは圧巻で、ALPHA DRIVE ONEというグループの完成度の高さを見せつけた。

    アンコールでは、会場のボルテージが最高潮に!

    アンコールは、地図を手に入れたメンバーたちが真っすぐな道を歩いていく映像からスタート。日が落ちて暗くなった中、ランタンの明かりを頼りに地図を眺めるメンバーたち。「ALPHA DRIVE ONE に行くべき道を教えてあげて」というメッセージがスクリーンに浮かび上がると、それを合図に会場のペンライトが色とりどりにきらめいた。光に吸い寄せられるようにメンバーたちが前に進むと、そこに光る星を発見。手を触れると、その光は空へ──。

    そんなVCRの後、真っ暗になった会場に、ツアーTシャツに着替えたメンバーたちが登場。「Good Life」を歌いながらステージを降り、ALLYZとの出会いを近くで楽しんだ。しばらくしてみんながセンターステージに集まると、スクリーンには巨大なミラーボールが回転し、会場は一気にクラブハウスの雰囲気に。「今日は思いっきりジャンプして 叫べ!」とSANGWONがシャウトすると、メンバーも会場のALLYZたちも一体となって跳びはね、大はしゃぎ。気づけばLEOとSANGHYEON、JUNSEOがひと塊になってジャンプしていたり、それを見ながらSANGWONが爆笑していたり、メンバーも楽しそう。それでもまだまだ物足りないメンバーたち。「みなさん体力は大丈夫? もう一回いけますか?」とXINLONGが、「ここにいるみなさん全員がジャンプしているのを見たいんです」とLEOが言うと、続けてSANGWONが「大暴れしましょうか?」と本気を見せて、会場の熱気はいよいよ最高潮に。会場の前方も後方も、上の階のALLYZまで一体となって本気でジャンプ! そんな会場を見て、心からうれしそうな笑顔を見せるメンバーたち。最後にはALD1コールが会場に響き渡り、「僕たち、ステージを壊しちゃった!」とSANGHYEONがステージを叩きながら言うほどの大盛り上がりだった。

    こうして“星を探す旅”は大成功に終わった。「とてもきれいな光で僕たちを照らしてくれました。これからもこうしておたがいの光になって一緒に歩いていきましょう」とSANGWON。ANXINの「みなさん、一緒に歩いていってくれますよね?」という問いかけには、会場から大きなYESの答えが返ってきた。

    感謝と未来への希望がつまったエンディング

    星探しの旅が終わったところで、この日の感想を言っていくことに。

    JUNSEOは「待ちに待ったファンコンサートでALLYZのみなさんと一緒に幸せな思い出を作れて幸せでした」とうれしそう。「ALLYZのみなさんにとっても今日が幸せな日になったら僕は十分です。僕たちの物語はこれからはじまるので、ALLYZのみなさんと一緒にずっと幸せな日を毎日毎日過ごしたいです」と日本語で語った。

    ARNOは「今日一緒に作ったストーリーは僕たちにとって一番素敵な1ページになりました」と満足げ。「ALLYZのおかげで本当に大切な思い出ができました。これからも僕たちと一緒にたくさんの思い出を作りましょう」とはにかんだ。

    LEOは「日本で初のファンコンサートができて本当にうれしかったです」とまずは日本語で挨拶。「日本に来るたびに余韻が長く残りますが、それはみなさんが毎回僕たちに送ってくれるあたたかい愛のおかげだと思います。今僕たちがステージに立つことができて、楽しく幸せに、遊ぶようにステージに立てているのはみなさんのおかげですし、今の気持ちを忘れずこれからもみなさんにとって誇らしい歌手であるようにベストを尽くします」と真っすぐな気持ちを伝えた。

    SANGWONは「今日はとても幸せでした。みなさんにはいつも力をもらっていますが、今日は本当に熱いですね。みなさんは僕の力の源です」としみじみ語りだすと、「会いに来てくれてありがとうございました。今日もらった愛は絶対に忘れません。ALLYZのことが大好きです」と言ってハートを作った。

    ANXINは「カムバックとコンサートの練習をしながらうまくできるか心配していましたが、ALLYZのおかげでとても完璧にできたと思います」とホッとした表情を見せ、そして「これからももっとかっこいい姿をお見せします。ALLYZ大好き!」と大きいハートと投げキッスで締めくくった。

    「僕はステージに立つたびにいつも感じるのですが、ALLYZがいなかったらこんなふうに幸せを感じられなかったと思います」とXINLONG。「今日もALLYZのおかげで幸せでした。これからもみなさんのためにがんばります。もっと大きな幸せを届けるXINLONGになります」と笑顔を見せた。

    SANGHYEONは「日本語は上手じゃないけど…」と言いながらも日本語でメッセージを伝えてくれた。「日本で初めてファンコンサートできて、こんなにたくさんのALLYZのみなさんが会いに来てくれて、本当に幸せです。僕たちのことをたくさん愛してくれて、本当にありがとうございます。ALLYZのみなさんの自慢のALPHA DRIVE ONEになれるように、いつもベストを尽くします。今日もステージに立って、みなさんの前で公演ができるALPHA DRIVE ONEのひとりにしてくれてありがとうございます。いつもALLYZのみなさんと一緒に前に進んでいきたいです」。

    この日最後の曲を目前に「みなさんが寂しがると思って、本当にスペシャルな曲を用意しました」とLEO。「メンバーたちがそれぞれ歌詞を書いたので、より特別だと思います。ぜひ歌詞をよく聴いてみてください」とJUNSEOが語って、メンバーが作詞に携わった未公開曲「WELCOME home」が披露された。オーディションを経てデビューした軌跡を思わせる歌詞は、彼らのストーリーそのもの。そんなスペシャルな曲で初めてのファンコンサートを締めくくった。「いつもそばにいてくださってありがとうございます。これからもずっと、ずっとがんばります。大好き!」というJUNSEOの最後の言葉にも、そんな気持ちが感じられた。紙吹雪が舞う中、メンバー全員で手を繋いでお辞儀しながら、ファンコンサートは終了。スクリーンの扉が閉まりきるまで、会場にはALD1コールが響いていた。

    Profile

    ALPHA DRIVE ONE

    アルファドライブワン グローバルオーディション番組『BOYS II PLANET』から誕生し、今年1月にTHE 1ST MINI ALBUM ‘EUPHORIA’で韓国デビューしたK-POPボーイズグループ。グループ名には「最高を目指す(ALPHA)」「情熱と推進力(DRIVE)」「一つのチーム(ONE)」という意味が込められている。日本ではまだデビュー前ながらも、音楽番組やバラエティ番組に数多く出演し、多くのファンに支持されている。

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    取材、文・尹秀姫

    ⓒWAKEONE, Photo by Kazumi Watanabe/ Kakeru Takeuchi

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