春は紫外線にも注意! 30代から始める「ヘアケアのポイント」を徹底解説

ビューティ
2023.04.22

文/寒川あゆみ

年齢に関係なく、毛先のパサつきやダメージといった髪の悩みをもつ人は多いでしょう。筆者も年齢を重ねるにつれて髪の乾燥が気になり始めたり、ツヤやハリ・コシがなくなってきたと感じています。そこで今回は、エステティシャンの筆者が「30代からのヘアケアのポイント」をご紹介します。

髪の悩みを招く原因

髪の悩みを招く原因

髪に関するお悩みで多いのは、次のようなことではないでしょうか。
・毛先のパサつき、枝毛、切れ毛
・髪のゴワつき、うねり
・髪のツヤがなくなってきた
・ハリ、コシがなくなってきた
・白髪が増えてきた

髪のトラブルを招く原因として、以下のようなことが考えられます。
・空気の乾燥が影響している
・紫外線を浴びている
・タオルドライで髪を摩擦している
・ドライヤーを正しく使用していない
・高温のヘアアイロンを使用している
・シャンプー後の保湿ケアをしていない
・頻繁にヘアカラーを繰り返している

これからのシーズンは紫外線にも気をつけて

これからのシーズンは紫外線にも気をつけて

紫外線は常に降り注いでいますが、中でも春から夏にかけては紫外線量が増え、強力になるといわれています。

肌だけではなく、紫外線を浴びることで髪も日焼けをします。それにより、髪の色褪せやパサつき・ゴワつき、枝毛・切れ毛などを招くことに。また、頭皮にもダメージが加わり、抜け毛やハリ・コシの減少、薄毛、白髪の原因にもなります。

30代から取り入れたい3つのヘアケアポイント

筆者の髪質は元々、悩みがほとんどないくらい健康でした。そのためヘアカラーを繰り返したり、ヘアアイロンを使い続けてもアウトバスケアは不要だったほど。しかし、30代になってからは強い乾燥や、ハリ・コシが減ったと感じるようになりました。

ここからは、30代以降の方におすすめしたいヘアケアのポイントをご紹介します。

1.髪の保湿ケアをする

空気の乾燥や紫外線、摩擦、ヘアカラーや熱ダメージによって髪は乾燥し、パサつきなどのトラブルを感じるようになります。こうした髪のダメージを防ぐためにも、日々の保湿ケアが大切です。

・髪のダメージを補修するヘアマスクやヘアトリートメントを使う(インバスケア)
・タオルドライの後はヘアオイルなどをなじませてからドライヤーで乾かす(アウトバスケア)

保湿ケアは、どちらかだけでもOKです。しかし、シャンプー時のトリートメントだけではもの足りないという場合は、ドライヤーの前にヘアオイルを付けてから乾かすと良いでしょう。特に長年ヘアカラーを繰り返していたり、日常的にヘアアイロンを使用している方は、週に数回はケアを行いましょう。

2.頭皮環境を整える

髪のハリ・コシ、薄毛、白髪などが気になる場合は、頭皮環境を整えるためのケアも行いましょう。

・頭皮の汗や皮脂汚れを吸着するクレイ成分などが配合されたトリートメントを使う(インバスケア)
・ヘッドマッサージなどで頭皮のこりをほぐし、血行を促す(インバスケア・アウトバスケア)

健やかな髪を保つために、定期的に頭皮の汚れを落としたり、髪にしっかりと栄養を行き渡らせるためにほぐすことが大切です。

3.外出時は帽子やUVスプレーなどで紫外線対策を

紫外線を浴びることで、髪と頭皮もダメージを受けます。紫外線対策として、外出時には以下のことを意識しましょう。

・髪や頭皮に直接紫外線が当たらないよう、帽子や日傘を使う
・UV効果のあるミストやスプレーで紫外線対策をする

日常的なヘアケアでダメージを防ごう

春は紫外線にも注意! 30代から始める「ヘアケアのポイント」を徹底解説

30代になると、それまでは感じなかった悩みを感じ始めるもの。深刻な悩みになる前に、今から予防ケアを取り入れてみてください。

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寒川あゆみ
大阪 エステサロン private salon Laule’a代表、美容ライター、講師。自身のコンプレックスから美容、エステティックの道へ。サロン業、講師、美容ライターとして美容情報や美容法を発信中。Instagram @laulea.beauty

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