文・比嘉桃子
乾燥を防ぎつつ使えるストレスフリーなUVカット下地
最近は紫外線への意識の高まりからか、多くの化粧下地にUVカット機能が搭載されています。選択肢が増えた分、どれを選んでいいのかわからず迷うことも。
そんな時に基準として気にしたいのが、「乾燥しづらい」かどうか。春は気温が安定せずに肌が揺らいだり、花粉の影響を受けたりと、乾燥しやすい季節でもあります。そうした乾燥から肌を守ってくれる化粧下地は、きっと重宝するはずです。
そこで今回は筆者が使用している化粧下地のなかから、UVケアができるだけでなく、乾燥しづらいアイテムを3点ご紹介します。春メイクのお供に、要チェックです!
SISI「トランスフォーマー」
2023年3月1日に発売された、SISIの新商品「トランスフォーマー」。化粧下地にしては少し変わったネーミングなのですが、ひとりひとりの肌に合わせて変化(トランスフォーム)するという意味合いの製品なんです。
ユニークなコンセプトに惹かれて使用してみましたが、使い心地も抜群でした!
よく見ると、下地の中には小さなカプセルのようなものが。このカプセルの中には、赤・青・黄という三原色のパールが入っているとのこと。肌の上でカプセルが弾けると、それぞれの色の光が反射し、肌に合った明るさに変化してくれるんです。
実際に肌にのせると、白っぽかった下地はベージュに変化。自然と血色感のある肌に補正してくれているのがわかります。
さらに、スキンケア製品にも使われるようなうるおい成分を配合。日中の乾燥ケアも万全です。
SPF38・PA+++と日常使いにぴったりのUVカット機能搭載。自分の肌に合う下地の色味がわからないという方は、ぜひ試してみてください。
<商品情報>
商品名:Transformer(トランスフォーマー)
容量:30g
価格:¥3,960(編集部調べ)
エリクシール ルフレ「バランシング おしろいミルク C」
“朝用乳液”としておなじみの「バランシング おしろいミルク C」。化粧水の後に塗るだけで、乳液と下地の両ステップが完了! ナチュラルメイクの日はこれ1本だけでベースメイクを終えてしまってもOKというタイパアイテムです。
筆者はノーファンデで過ごしたい日によく使用しています。
肌なじみの良いベージュカラーで、自然に肌をトーンアップ。ニキビやニキビ跡が気になる日は上からコンシーラーを使うこともありますが、これだけで完了する日も少なくありません。作り込みすぎない、ナチュラルな素肌に仕上げてくれます。
筆者のお気に入りポイントは、みずみずしさ。とても伸びが良く、少量でもスッと肌に溶け込んでくれるんです。「バランシング おしろいミルク C」を使った日は日中の乾燥がほとんど気にならず、ストレスフリーに過ごすことができています。
さらに、クレンジング不要なのも嬉しいポイント。1本でベースメイクを済ませた日は、洗顔料のみで落とせる手軽さに感動しました。
SPF50+・PA++++と紫外線を徹底カット。ぜひこの手軽さを体験してみてください。
<商品情報>
商品名:エリクシール ルフレ バランシング おしろいミルク C
容量:35g
価格:¥1,980(編集部調べ)
ラ ロッシュ ポゼ「UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ」
敏感肌にも使いやすいブランドとして知られている『ラロッシュポゼ』。代表的商品ともいえるのが、「UVイデア XL プロテクショントーンアップ」です。
ホワイト、ローズ、クリアと3色展開されていますが、今回は自然に肌をトーンアップしてくれるローズをピックアップしてみました。
肌になじみやすいピンクベージュのような色合いがお気に入り。ハイカバーというよりは、ナチュラルに肌ムラを補正してくれる印象です。元から肌がきれいかのような素肌感を叶えてくれます。
みずみずしい質感で、日中に乾燥をほとんど感じさせません。1本でメイクを済ませた日は、石けんでのオフも可能です。
PM2.5など大気中に潜む微粒子や花粉の付着からも肌を守ってくれるので、春は特に使用したくなるアイテム。また、低刺激設計のため、揺らぎやすい時期はとくに重宝しています。
SPF50+・PA++++と紫外線対策は万全。長時間外出する際にも使用できる化粧下地です。
<商品情報>
商品名:UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ
容量:30ml
価格:¥3,960(編集部調べ)
春もみずみずしい肌を目指して
紫外線と乾燥は、肌にとって大敵。そのどちらもカバーしてくれる化粧下地は、春メイクにきっと重宝するはずです。
ノーファンデで過ごしたい日でも、UVカット機能のある化粧下地があると安心。ぜひ気になるアイテムは店頭やWEBでチェックしてみてくださいね。